日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『普通なら行かないラーメン屋シリーズ』

2014-02-24 | ラーメン


営業中。


ふと見た看板、どんな親父が営業しているのか?

いや、自分の先入観を捨てよう。

もしかしたら、お婆ちゃんかも知れない。


もしかしたら、その老夫婦は既に他界されていて、その娘さんが一人で営んでいるかも知れない。

それ位の歴史があってもいい店構えだ。


その娘さんは、昔、女優を目指していたかもしれない、店内には、昔、自分が出演していた演劇のポスターが貼ってあったりして・・・。


フルリと僕がのれんをくぐると、油断していたその女性も突然の来客に驚き、数秒、目が合う。


『あ・・・、あ、いらっしゃいませ!』

と、そんな事はなく、干からびた親父が僕を待っていた。



とんこつラーメン専門店の看板も虚しく、店内には、醤油、味噌、塩と、『やきそば』の文字まで確認してしまった。

見なかった事にするべきだ。

僕は、躊躇せずとんこつラーメンを注文した、430円。

恐ろしい安さだ。



注文した後に気付いた店内の張り紙には、『卵アレルギーの方、申し出て下さい』

注文の際には聞かれなかった。


とくに僕は卵アレルギーではないけれど・・・、出されたラーメンの上にまるで雲の様にフワフワと浮かぶ、以前『溶き卵だったもの』・・・。


うん、不味くはないんだけど・・・。

久しぶりに、『一期一会』と言う言葉を思い出させてくれたよ、ありがとう。

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コメント
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