日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『ボンボン』

2009-05-17 | 映画
俺は、この映画を楽しめない人間は良くないと思います。
なぜかと言いますと、こんなに単純でいい映画はそうないからです。

単純なのに、これほど気持ちを優しくしてくれるのは、そうそう描けるものではないと思う。

あらすじは・・・
【初老のビジュガスは、寂れた道路沿いのガソリンスタンドで20年間働いてきたが、ある日突然スタンドが売却され、あっけなくクビになってしまう。そこで、手彫りのナイフを売って生計を立てようとするのだが…。
世界一ツイてないおじさんがある日、幸せを呼ぶ犬ボンボンと出会った―。パタゴニアの雄大な風景、味わい深いキャラクター…本能と運命、そして友情についての物語。】
って、どっかからかのコピペなんですけど

まぁ世界一ツイてない とか言われると波乱万丈かと思われるんだけど、そんな事もない、ただガソスタをクビになっただけだし、過剰に宣伝するのは良くないね。

登場人物が、とにかくいい奴らばっかし。
いつもサスペンス映画ばっかり観てる俺には、戸惑ってしまうくらい何も起きない。
でも、そんな映画が観たかったら借りたんだ

最近、サスペンスもちっと飽きてきちゃったし、なんとなく感動する、ロードムーヴィーって言うの?
そんなの観たかったんだよね。

そのボンボンに出会ってから、ビジェカスおじさんの人生は著しく変わっていく!
って、程のものでもないんだよ別に。

そんなに大げさに変わらない。
そこがいい!!

ボンボンが「ここ掘れワンワン」みたいに、何憶もの大金掘り起こしました、なんて言ったら全然面白くない。
凄くリアルに好転していくんだ、だから「映画ビギナー」には全然面白く感じれないと思う
なんつって、俺もそんな観てる訳じゃないんだけどね。

最終的には、「ボンボン、良かったな!!」って凄く優しい気持ちになれる。
ビジェカスおじさんにも「良かったっすね!!」って凄く優しい気持ちになれる。

ボンボン [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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