日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『ホステル3』

2012-12-06 | 映画
ホステル3 [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


これは、ダメよ。

借りる前はね、「正式な、ホステル3じゃないと」思ってたんですね。

よく邦題だけ、それにしちゃうパターンあるじゃないですか?

で、観てみたら、そうでもなく、正式に「ホステル3」


それで、期待しました。
見事に裏切られました。

「見たいものを見せてくれません」です、はい。


この「ホステルシリーズ」って、結局「グロさ」が売りだと思うんですね。


基本的な流れは、こう。

若者を拉致→拷問or殺し合い→それをVIP達が鑑賞している→脱出を試みる→そして、ラスト!(誰が生き残るか?)

って事なんですけど・・・、だからね。


拷問の斬新さが一番大事。

欲を言うならVIPが鑑賞している理由とかも面白いほうがいい。

そんで最終的なオチに、納得できるか?って事。


でねー、この映画のいやらしいのは、「必要ないところで観客を騙そうとしている」のよ。

冒頭でね、妖しい男が、ひ弱な男にクスリを飲まされ拐われるんだけど、そこはいいんだけど、それ以降もなーんかそんな箇所があったよ、しつこく。


色々と言いたい事あるんだけど、一番納得出来ないラスト。

ちょっとはしょって結局、殺されたと思ってた主人公は生きててさ、悪役の友達を殺すんだけど・・・

その時の、主人公の彼女の表情が「そうじゃないだろ?」って感じなんだよ。

その主人公を殺そうとしていた男とも、昔付き合ってみたいなのね、それが縺れて、殺戮ショーに発展するんだけど、「元彼が今の婚約者を殺そうとして、その相手を今から殺すときに、そう言う顔するかな???」と思う。


でね、100歩譲ってラストの五分まで、このままでもいいよ。

俺ならね、主人公を「もっとグロい姿」にするな。

爆発に巻き込まれてんのに、軽傷過ぎる!!

もっともっと、グロい、手とか足とか飛んでて、歩けないような状況になってて、実は生きてました!って、主人公が車椅子で登場して、「その婚約者の彼女」が復讐しました!!って感じの方が、面白いよね。


「saw」が成功したのはさ、コアなsawファンが見たいものを理解して、魅せてくれた所だと思うんだ。

グロ過ぎて、もう無理、って人もいただろうけど、製作者は、そういう客は捨てた訳よ。

でもね、この「ホステル3」、妙にオシャレな雰囲気にしたりして、万人受け出来そうなグロホラーにしたからね、もう全部中途半端になった気がするな。

『カージャック』

2012-12-05 | 映画
カージャック [DVD]
クリエーター情報なし
トップ・マーシャル


観終わった後に「惜しい!!」と叫んでしまった・・・。

離婚して、ちょっと経済的にも苦しい母親ロレイン、一人息子のチャドと家に帰る途中に、カージャックに合う。

犯人は、強盗をした後のロイ。

誘拐されている間に、一瞬でも、ロイに笑いかけるロレイン。

なんだか、このまま「誘拐犯と現実から逃げ出して・・・」みたいな展開も予想されますが、そこは母親、しっかりとチャドを守り抜きます。

そして、自分もなんとか脱出。


避難したダイナーに、またロイの姿が!

ここで、また襲われるのかと思いますが、ロイは違う母と娘をい襲う!!

それを目撃したロレイン。

必死に追いかけます。


ここまでの展開は、凄く面白くて、カメラのアングルなんかも飽きさせない感じでいいんだけど・・・。

ここから、ロイがしぶといしぶとい、笑っちゃうくらいしぶとくて、今まで細かい設定とか気にして作ってたんだろうけど、なんだか、最終的に「雑」になる印象。


ロイの拳銃の弾がなくなったはずなんだけど、持っていたり・・・。

まー、そこに現れた警官から奪ったって事なんでしょうが・・・。

ちと、納得が出来ないなぁ・・・

その前に、思い切りロレインに車で轢かれたりしてるんですよ?!(笑)


さすがに足の骨、折れてるだろ?!


そして、ロイが強盗で得た現金を手に入れたロレイン。

映画のラストは「どうにももったいないラスト」を迎える・・・。

『田原総一朗さん&電波少年の土屋P@新宿ロフトプラスワン』

2012-12-03 | 最近の出来事


昔は、テレビっ子だったけど、最近は全然テレビ見てない。

見てない、ってより、見る時間が殆どない。

言い方を悪くすれば、テレビ見てる暇なんかないよ、って感じ。

って言っても、他の遊びしちゃったりしてるんですけどね。


テレビ離れした僕でも、田原さんと土屋さんのトークライブには行くでしょう???

今回は、「出版記念」って感じで田原さんの自伝「塀の上を走れ」のサイン会。




「田原さんって、こういう強い信念のある人なんだな!」と思えて、本当に感激した。
(信念があるのは当たり前だけど、具体的に聞けて良かった)


で、今回は土屋Pに質問したかったので、目をしっかりと見て質問した。


『僕らみたいな素人が考えて面白いと思える企画をテレビに持ち込むには、どういうルートがあるんですか?』と聞いた。

僕は、あんまり人には言ってないんだけど、マジシャンとして一発当てて、その後は、テレビや映画の演出をする裏方になりたいのよね。

土屋Pの回答として『今は、ニコ生とかYouTubeとか、色々と発信する場所があるんだから、わざわざテレビに持ち込まなくてもいいんじゃない?』と言われた。


確かにそうなんだけど、ニコ生とかYouTubeって、テレビ程「規制って意味でのルールがない」から、面白くない。

ルールがないから、なんでも出来るから面白い、って訳でもないと思うんすよね、僕は。

ある程度のルールがあって、「これって、大丈夫かな?ちょっと心配だねぇ・・・」みたいな、イタズラ心が面白い訳でね。


それに制作費。

素人がいくら面白いと思ってても、お金ないと出来ないのよね・・・


あと、「この芸能人に、これをさせたら面白くないですか?」みたいな企画。

それは、その芸能人がやるから面白い訳で、普通の人がやっても面白くないんだよなー・・・。


例えば「松岡修造を不良の溜まり場みたいな所に連れてって、説教しないように何分黙っていられるか?」とか

「具志堅用高とガッツ石松に、12時間コンビニのバイトをさせたら、お金がちゃんと合うのか?」とか

「チェ・ホンマンVSボブサップ!! 猫ひろし投げ対決」とか(猫ひろしを担いで投げて、どっちが遠くに飛ばせるか?)みたいな。

チェ・ホンマンが猫ひろし投げて、「何メーター飛んだぁー!!」とかって、面白くないですか?

ジョークじゃなくて、「サスケ」みたいなマジな企画としてね、ダメかな???



「僕が見たい企画」沢山あるんですよね。



超!不謹慎企画もあるよ。

「乙武さんにちょい足しグルメ!! 乙武さんの下半身が、どうだったらカッコいいか!!」みたいな。

キャタピラみたいの付けたり、人魚みたいにしたりすんのよ。

そんで、乙武さんに「どれがいいか?」決めてもらうの、あの人結構ジョーク通じる人だから、実現すんじゃないかな???

多分、クレームで電話回線パンクすると思うけど(笑)



でも、「面白さ」ってそう言うギリギリの所じゃん???


本当は、土屋さんにもっとツッコんで聞きたかったんだけど、あんまし時間なかったっぽいから自粛してしまった・・・


今、テリーさんの「元気が出るテレビ」とか、土屋さんの「電波少年」みたいな番組ないじゃない?


全く同じコンセプトで、同じような番組作ってもしょうがないんだけどさ・・・

今、一番尖ってる番組って「ロンドンハーツ」でしょ?

あんまりテレビ見てないから分からないんだけど、淳の番組も10年前位がピークで、「ビンタ!」って企画で、素人に『一万円のカードか、ビンタのカードを引かせて、ビンタのカード引いたら素人に思い切りビンタする』みたいな番組あったけど、今、そんなの見ないもん。


で、それをニコ生や、YouTubeでやって、「面白いか?どうか?」って言うと、ちょっとまた違うんだよなぁ・・・


んー・・・