3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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人生初のアフリカ大陸紀行 7 ―メルズーガ大砂丘、サハラ砂漠突入編―

2018-08-29 16:33:55 | 
20180810

ではアフリカ紀行3日目。
ワルザザートで目を覚ます。時差ボケのためか疲れているのに目覚めが良い。

目覚ましのシャワーを浴びて、一服。一服するのにとても心地よい場所を見つけ、お気に入りの場所となったが、早くも今日でワルザザートとはお別れである。

朝食を済ませ、充電機器類をバックパックに詰め込み、9時に出発。チェックアウトは究極的に簡易的であった。
昨日のドライバーさんと再開し、車へ。またここから大移動である。

いよいよここから長い長い車の旅、そしてあの場所へ足を踏み入れることになる。


いざ、サハラ砂漠に向けて出発。


まずはワルザザートからスコーラという村のカスバ、アムリディルを見学する。
幾度となくこの茶色い光景を見続けてきたため、あの景色に違和感を覚えなくなっている自分がいる。

そして車はカスバ街道へ。

カスバ街道とはワルザザードかたティネリールというオアシスを経てエルラシディアというかつて砂漠の旅への出発点であったオアシスまでを結ぶルートのこと。

名前の通りカスバ、つまり城壁で囲まれた要塞が数多く残る風景と大渓谷の大自然が織りなす景色を見ることができる。


このカスバ街道の景色も、昨日のアトラス山脈越えの時の景色と劣らず、絶景であった。
非常に既視感を覚えたのだが、何処だっただろうか…

そうだ。ペルーだ。

ペルーのマチュピチュに向かう時に通ったウルバンバという地域に似ている。
あの時は高山病でグロッキーだったが、あの景色は非常に頭に残っている。逆に高山病でグロッキーだったから印象的なのかも。

途中エル・ケラア・ムグナとう街に立ち寄る。
ここはバラの栽培で有名な場所で、お土産屋もあった。春先はバラで溢れかえる見事な街道となるらしいが、今は真夏なのでバラは一切なかったが。
この辺りはダデス谷と呼ばれる峡谷らしい。

俺が写真好きだと知ってか、ドライバーさんがいちいち立ち寄ってくれる撮影ポイント。
いちいち絶景。迫力がすごい。

そしてカスバ街道イチのスペクタクルな景勝地であるトドラ渓谷へ。
ここは大人気のスポットのようで、人が多かった。

崩れ落ちてきそうな切り立った断崖。見てて畏怖を覚える。
因みにここはロッククライミングの聖地らしく、日本人のクライマーも近くに住んでいるのだそう。

ここまで圧巻の岩壁を言葉にするのが難しい。やっぱり圧倒的な景色は目に焼き付けるしかないんだな。




トドラ渓谷の見学を終えた後はお昼ご飯。

安定のタジン。
美味し。

そして安定のテラス席。

この昼ご飯を食べたレストランのテラス席から見る景色も超絶景。
もうホント目につく景色がいちいち絶景なんだよ。



安定のタジンを食した後は、いよいよサハラ砂漠を目指し、メルズーガへ。

あと3時間だ。


メルズーガまでの道で立ち寄った休憩ポイントは二つ。



1つはカフェ。この辺もうほとんど砂漠で、荒涼とした地帯。
本当に何も無くなってきている… 物資を運んでくるの本当に大変そうだ。

道の真ん中に出るだけでこの迫力。




また一時間以上ひたすら車で移動。ドライバーさんが本気で心配になった。

次の立ち寄りポイントは井戸。

もうこの辺は砂漠だ。
砂漠のリアルオアシス。

本当にラクダや家畜に水を飲ませる用の溝もついている。


そしてさらに一時間ほど車を進めると…

たまに過ぎる建物にSaharaの文字が目につくようになってくる・



そしてそれはうっすらと遠くから現れた。

オレンジ色の岩のようなものが遠くにうっすら見える。

そう、これがサハラ砂漠の砂丘でった。

もう見えてる!ってな具合に感動。

大きなオレンジ色の砂丘が少しずつ近づいてくる光景にテンションがマックスになった。


そしてリアル蜃気楼。
本当に水辺があるように見えるんだな。


そしてメルズーガに到着。

遠かった。果てしない距離を移動してきた。


地の果てまで来た気分であった。



いや、本物の地の果てだろ。
地の果てまで来たよ。


続く。








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