3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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I was in the UK 7 ~Beatlesに想いを馳せて&帰国編~

2011-01-22 14:46:14 | 
7回に渡ってお送りしてきたThe United Kingdom紀行もいよいよ最終回。
本当に色々あり、長かった道のりもようやく完結である。


朝の5時半に起床し、6時半にに朝食をとる。何度も食べたコンチネンタルもこれで食べ収め。こうなると余り好きではないパンも意外と名残惜しいものだ。

コンパクトな荷物を持ってホテルを出る。辺りはまだ真っ暗。

向かったのは、The Beatlesでお馴染みのAbbey Road。
かの有名なAbbey Roadの横断歩道はLondon郊外のSt. John's Woodという駅にあり、駅から10分程度歩いたところにある。この駅はとても小さくこじんまりとしている駅で、本来ならばあまり観光客が訪れるような場所ではないんだろう。

おそらくこれが今回の旅行の最後の目的地となる。

Hammersmith & City lineに乗り込み、まずはBaker Street駅へ。
Baker Street駅からJubilee lineに乗り換えてSt. John's Woodへ。

およそ30分くらいで到着した。

Abbey Roadまでの道は完全に覚えていた。そう、2年前もここを訪れていたのだ。

また記憶と照らし合わせながらAbbey Roadへと向かう。一度も迷うことなく到着した。辺りは未だに薄暗いが少しずつ明るくなってきたところだった。

まずはこれまた有名なAbby Road Studioの前へ。何度見てもあの塀の落書きは感動するものだ。無数の落書きが壁を埋めていた。言語も色々。英語はもちろん、アルファベットではない言語も。日本語も見受けられた。ここにはある共通の想いを持った人たちが世界各地から訪れる。この落書きは結構凄いものというか、貴重なものなのではないかという気がした。

そしてあの横断歩道の辺りには本当に誰もいない。時たまバスや車が通るくらい。

以前に訪れたときは交通量がとても多かった。横断歩道を渡る写真を撮るだけでも、入念にタイミングを計り、極めて素早く渡らなくてはならなかった。
ひとたびタイミングを誤ると、ジョン・レノンに会いに来たつもりが、本当にジョンのところへ行ってしまうとい可能性もある。それほど車が往来している場所った。

以前の段階で既にここには2回も来ている。その2回ともThe Beatlesのファンであろう人たちが結構いた。みなここで何をしたいのかという共通理解が既に出来ているので、写真を撮ってくれという依頼もしやすい。


しかし今回は打って変わって誰もいない。時間が時間だけに当たり前かもしれないが、完全に横断歩道は貸し切り状態だった。

渡り放題、写真撮り放題といった感じだった。
調子に乗って写真も10枚以上撮っってしまったし、更に調子に乗って横断歩道を渡る動画まで撮ってしまった。
横断歩道を満喫すると辺りはようやく明るくなっていた。皮肉なことに今回の旅で一番の快晴。

来た道と同じルートで帰る。
帰りのSt. John's Wood駅で最後のOyster cardのTop upを行う。このカードには本当にお世話になった。5£をTop upする。これでHeathrow空港までは余裕でもつだろう。

シャーロックホームズのファンというわけではないが、Baker Streetの名は有名なので知っている。時間があれば散策したかったが、余りゆっくりして取り返しのつかないことになるのだけは避けたかったため、駅のホームで駅名の看板の前で一枚写真を撮った。
ちなみにここは流石といった感じで、駅構内の壁のタイルがシャーロックホームズになっていた。こういう遊び心は好きだ。

Baker Streetで、今日のtubeはすべて順調に運行されているという旨のアナウンスが流れる。ほっと胸をなでおろす。

順調にホテルへと戻ることが出来た。直ぐに準備をし、スーツケースを引っ張ってチェックアウトへ。チェックアウトはおよそ30秒で済んだ。これでいよいよお世話意なったホテルともお別れ。本当に豪華なホテルで、最初は俺は本当にここに泊まっていいものかと思ったものだったが、最終的には家のように慣れてしまって、このホテルに帰ってくることが日常的になっていた。

Hammersmith駅でPiccadilly lineに乗り込んだ。この駅も最初はLondonの片田舎の小さい駅だと思っていたのに、何でも揃っている非常に便利だった駅だったことを思い出す。この駅も毎日使っていたため、駅の光景は日常的なものになっていた。

時間はかかったが、順調にHeathrow Terminal1,2,3駅に到着した。重いスーツケースを持っているため、1本で行けるというHammersmith駅のロケーションに感謝しつつ、Oyster cardの残額を見ると、4.50£。惜しかったなーと思いつつも(先ほどSt. John's Woodで5£top upしていた)、ここまで順調にこれたことに安心する。

チケットは持っていたが、チェックインの方法がよく分からなかったので、カウンターのおっちゃんに聞くと、そのまま Step2 Bag dropに行けととのこと。

Step2 Bag dropには長蛇の列が出来ていた。時間的余裕はあったので、別に不安はなかったのだが、ちょっと早めに着いておいてよかった…

前の家族連れがなにやらベビーシートやら何やらをいろいろ持ち込んで時間がかかった。ベビーシートに赤ちゃんを載せたままベルトコンベアに乗せたら面白いなー、なんてブラックなことを考えていると、時間がかかってごめんねって言われて俺らの番が来た。

チケットとパスポートを提示し、スーツケースをベルトコンベアに乗せる。重量を覗き見てみるとなんと20.0㎏!何か丁度良過ぎて気分が良くなった。

すんなりと航空券をもらい、バックを預け、いよいよ身軽に。
早速イギリス最後の一服へと向かう。この先12時間は吸えない。ここは必死である。

一服を終え、セキュリティーチェックを通ってようやく免税フロア。
比較的時間があったので、最後の買い物。お土産を数点購入。

ゲートに行くと既に沢山の日本人が集まっていた。いままでLondonの街中にいたためか、この日本人だらけの空間にうんざりしてしまった。自分も日本人なのに……成田着いたら本当に日本人しかいないんだろな…当たり前だけど。

そのゲートにそこそこの有名人、というか芸能人がいた。けどこのブログに書くべきことじゃないのでノータッチ。


そして搭乗。飛行機はイギリスの地面を離れ、日本に向かって飛び立っていった。


I was in the UK 了



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