3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

伊香保 再訪

2024-10-15 06:07:00 | 
20241013

三連休の中日に弾丸で湯治に行ってきたのでその記録。
今回は車で行った。最近は車で行く前日は寝れないという体になってしまっていたが、この日は前日が仕事で体を動かした為、普通に爆睡できた。

数ある温泉地からチョイスしたのは伊香保。

空いていれば1時間半程度で行ってしまうという近さ。まぁ、空いていればだけど。
先に書いておくと、甘くみていた。

結果として駐車場に車を停めて動き回れるようになる迄には4時間半かかった。連休恐るべし…

というわけで出発。いつも通り早めに出ていればよかったんだが、この日は1時間半という距離をなめてかかってしまい、8時ごろまでだらだらと過ごし、出たのは9時位。

悠長にガソリンを入れ、ナビを見ると既に到着まで2時間40分。デイタイムだとこんなに変わるのか。

いつも通り圏央道から乗って鶴ヶ島で関越に乗り換えと思っていたのだが…

日高出口で一旦高速を降りろとの指示がナビから下る。

何か鶴ヶ島ジャンクション辺りが事故渋滞でめっちゃ混んでいるらしく、一度圏央道を降りてまた関越に乗り直すという不思議なルートであった。

関越で北上。上里辺りまでは混んでいたが、60キロくらいで止まらずに進める程度には流れていた。

朝メシだ。やっぱり車旅はパーキングで食べるご飯が旅情緒を刺激してくれる。



寄居パーキング。
そしてここまでのぼりで深谷ねぎらーめんをおされては食べざるを得ない。

勿論深谷ねぎらーめん。
醤油と味噌があったので味噌をチョイス。何か炒めたねぎと合いそうじゃない?
味は濃いめで美味かった。焦がしねぎと焦がしニンニクの風味が食欲をそそる。てか普通のラーメンでもデフォルトでこれくらいのねぎが入っていて欲しい位にねぎが好き。そして隣の落ち着いた夫婦が肉まんを食べていて、それがめちゃ美味そうに見えた。

てかパーキングって犬が多いよな。犬の散歩のコースにパーキングってのもあるんだな、なんて思いながら再出発。

渋川伊香保出口までは比較的スムーズ。よし、このまま行けるかと思いきや。

出口2キロ手前、渋川伊香保出口で降りる車が2キロ手前から路肩に並んでいた。なかなか出れない。

ようやく降りて伊香保の石段街方面に車を進める。混んでいる。明らかに駐車場を探している車で溢れかえっている。

空きの表示が見えたパーキングを見つけたのだが、坂の上にあり、あの駐車場は罠だった。結局30分程駐車できずにふらふらし、結果としては出発から4時間以上かかって漸く車を停めることができた。ここまで来るのにだいぶ疲れた。

さぁ、ここからが伊香保スタートである。

石段街スタート。こっから300段以上登って行く。

実は伊香保は昔、15年前くらいに友人と来たことがある。懐かしい。

このレトロな雰囲気。実はもっと寂れているのかと思いきや、だいぶ人が多かった。こんなに人気なのね伊香保って。

石段を登り続け、漸く伊香保神社の鳥居が見えてきた。ここまで長かったよ…

参拝。家の猫たちがみんな仲良くしてくれますように…


御朱印は直書きで頂くことができた。待ち時間にパシャリ。鶴と亀の御朱印が可愛い。

その後は、やはり伊香保に来ての一番の楽しみである温泉。特に何も調べずに温泉宿についている日帰り温泉かなと思っていたのだが…

石段を登り切り、伊香保神社の更に奥に温泉の源泉があることが判明。しかも、露天風呂があるらしい。

ここ良くね?ってか入れるのかな…?

結果として最高だった。
ここでよかった。

その名も、『伊香保温泉 露天風呂』
この撚りも何もないストレートなネーミング、最高である。
まずこの立地がいい。石段を登り切って更に山道を奥まで行く秘境感。

こじんまりとしたほったらかし感。

だが本物だと言わんばかりの存在感。

ここだったわ。

入湯記念にオリジナルハンドタオルまで購入してしまった。

中は本当に露天風呂しか無い。
てか洗い場も無い。
シャワーすらない。
何と脱衣所すらも無いという徹底ぶり。マジで伊香保の湯に浸かるためだけの場所なのである。

入浴中の皆の前で裸になり、掛け湯をしていざ入湯…


最高…

あつめの湯とぬるめの湯があり、交互に入ったのだが、最終的にはぬるめの湯にボケーっとしながらずっと浸かっていた。癒える。体が緩む。腕の血管が走っていくのがわかる。

ずっと入っていられる適温であった。

洗い場もなけりゃ髪も洗えないんだが、そんなことはどうでもいいと思えるような圧倒的な本物感。
マジであの温泉当たりだったな。

他の温泉に入っていないのに、伊香保のオススメの温泉はここを薦めたい。

大満足の状態でゆるゆるになった体で足を踏み外さないように石段を降りる。

途中伊香保神社で神社エールが売られているのを発見。
温泉で熱った身体を覚ますには丁度いい。
黄金のジンジャエールを購入。

まさかの金箔入り。

見晴台から撮ったらだいぶエモい写真が撮れた。インスタ映え必至。

さらに汗で飛んだ塩分を補給したくなったのか、無性に玉こんにゃくが食べたくなる。いい匂いしてるんだよ…

出汁の味がマジで沁みる。

これまたエモい。インスタ映え必至。

当たりの温泉に巡り会えたことで伊香保の旅の最重要事項は終わった。

さぁ、この旅の目的のラストは…

水沢うどんを食す!
やはりこれは外せないでしょう!
せっかく伊香保に来たのである。絶品の水沢うどんで旅を締めたい。

実は以前、友人と伊香保温泉に来た時、水沢うどんを食べている。
その時は『元祖 田丸屋』
ゴマだれで食べたのを覚えている。めっちゃ美味かった。

今回も水沢うどんを食べるぞと意気揚々と調べると…

3時までの店が圧倒的に多い…

マジかぁ…と項垂れながらネットを駆使して探すと、5時までの店をチラホラ見つける。

時間は4時過ぎ。

水沢うどん街までは車で10分。

ラストオーダーを考えるとギリギリだが…

行ける!


急いで駐車場に戻り、水沢うどん街へ。車を走らせる。まぁ、事故らない程度に安全運転で。

曲がりくねった山道を10分ほど走ると水沢うどん街に到着。

閉店する時間に来たので、人がいなくて閑散としている。

最初に検索したところは既に閉まっていた。間に合わなかったか…

しかし、遠くに「商い中」の文字が見えた。

まだ間に合う!

走る。

奥さんと連携プレイで奥さんが先に行って名前を書いてもらっている間に俺が車を動かす。

2人で何とか間に合ったね、なんて会話をしていると、店主らしき人が看板を「商い中」から「本日は閉店しました」にひっくり返した。

マジでギリギリであった。間に合ってよかった。

最早本場の水沢うどんを食べられるのであればどこでもよかった。今回お世話になったのは『本舗 丹次亭』という店。ギリギリのギリギリだった為、入れた嬉しさも一入である。

メニューはつけの冷やしざるとあったかいかけのみ。あとは天ぷらつくかどうか。やっぱこうだよな。選択の余地なんてなくていい。

この店で一番高いメニューを選ぶ。

つけざるの大、天ぷら付き。
暫しの待ち時間の末に…

来たー!
この椎茸がマジで美味かった。冷やしで食べる麺のコシがヤバい。歯応え抜群で食べ応えある。

で、このボリューム。ししとうの天ぷらって美味いよね。

食った。美味すぎてもうひとセット食べれそうな勢いであった。

帰りは案の定渋滞に巻き込まれる。
けどまぁ、2時間半位で帰ることができた。

弾丸であったが、十分に伊香保の魅力は堪能できた。

次はどの温泉を攻めようか、模索中である。





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