3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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時間を食べるテスト

2018-09-08 20:46:09 | 徒然
「時間を食べるテスト」

これを知っている人はアニメに詳しい人かもしれない。

銀河鉄道999

これに時間を食べるテストが出てきた。


時間を消費するって思ったより辛くて難しい。

特に何もすることがない時間を消費していくって大変だ。


学生のときは興味関心が全くない授業を受けてきる時は食べるのが本当に大変だった。
精神と時の部屋にいるのかと思う。

今、俺が一番感じるときは、旅をしているとき。

旅は待つ時間の連続である。


飛行機を待つ時間に始まり、飛行機の中、各移動手段を待つ時間…
旅は果てしない待ち時間との闘いである。
この待つ時間を楽しめるようじゃないと、旅はきつい。

旅をする上での経験値として考えられるものは多々あると思う。
たとえば、言語力や行動力などいろいろあると思う。
しかし、俺が一番“旅の経験値”として挙げるとするならば、この旅の“待っている時間”をどれだけ楽しめるかだと思う。

俺はこの面での経験値はこの数年で相当上がったと思う。


久しぶりにオーストラリアの日記を読み返した。

エアーズロックリゾートでジェットスターの飛行機が一日遅れ、空港からまた宿に戻され、見知らぬ外国人との相部屋になり相当精神的ダメージを受けた日記を書いていた。
海外は結構訪れていたが、飛行機に乗れなかったのはこれが初めての経験であった。

今思えば、こんなの何にも苦しくない。

確かに次の日のブルーマウンテンがなくなってしまうというスケジューリングの面では苦しいかもしれない。

しかし、今なら、宿もついていて、水も食べ物ももらえるなんて天国に思える。
余裕どころではない。

トルコの飛行機遅延20時間待ちもそうだ。
最近日記更新したやつ。

あの時はいつ飛行機が飛ぶか分からなかったので、それは今でも確かにかなり苦しいと思う。

しかし、たとえ20時間でも出発する時間さえわかれば、いくらでも楽しく待てると思う。

その待つ時間の使い方に関しては相当レベルアップしている実感がある。
マレーシアの飛行機が4時間遅れたときなんて本当に何も感じなかった。

当時と何が変わっているのか。
持ち物とかそういった問題ではない。

俺の気持ちの持ちようというか、やはり経験値という言葉が一番ふさわしいと思う。


どれだけ待つ時間を楽しめるか。
これが経験値としてもっとも旅を充実したものにする力だと思う。


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