斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

平成25年中の水難の概況が警察庁から発表されました。

2014年06月19日 07時48分38秒 | 水難・ういてまて
詳細はこちら

水難学会が算出している生還率は次の通りです。
中学生以下の子ども 82.0%
高校相当年齢以上  45.2%
中学生以下の子どもの生還率が平成25年度中に比べて3ポイント近く上昇しました。

都道府県別では埼玉県が圧倒的な生還率の高さ(83%)で例年通り全国トップ。静岡県が昨年の73%から79%に躍進。

生還するには、浮いて救助を待つ教育をしっかりやること、迅速かつ的確な救助を実行すること、この二つがかみ合わなければなりません。
引き続き全国にういてまてを普及して生還率100%を目指しましょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三機関連携事業によるGI-netレクチャーシリーズ講演会

2014年06月19日 03時42分35秒 | 長岡技術科学大学の広報
昨日、三機関連携事業によるGI-netレクチャーシリーズ講演会が開催されて、GI-netを利用して、初めて全国の国立高専と両技大に講演が配信されました。
テーマは、シナリオ作りの重要性 ~セラミックス研究と大型連携コンソーシアムを例に~
講師は、産業技術総合研究所 イノベーション推進本部 渡利広司先生です。

先生は松江高専 1978~1983 生産機械工学科の出身で、その後長岡技大 1983~1985 工学部 機械系を経て、本学修士課程、博士課程に進み、1990年に工学博士を取得し、名古屋工業技術研究所に入所、その後産業技術総合研究所に改組になりましたが、一貫して仕事を進めてきました。現在上席イノベーションコーディネータで、この職は研究所所長や部長を経験した人のポストです。この歳でよくぞここまで上り詰めました。

先生のご講演の中で、日本型イノベーションの仕組みづくりについておうかがいしました。日本人の特性を生かしながらイノベーションにつなげる、この3機関連携事業でやりたいことがまさに講演の中にありました。

この講演については全国国立高専でGI-netで録画をご覧になれます。詳細は機構本部にお問い合わせください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする