斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

Flood hits Pattaya

2015年09月23日 15時40分51秒 | 水難・ういてまて
Terrible rain and gusty winds hit the Thai resort, Pattaya city for many hours on last Wednesday night and Thursday. It caused flood and damage to property.
The heavy downpour was a result of a typhoon Vamco which caused two-metre-high waves and high winds in the Gulf of Thailand.
I anticipate that uitemate technique was effective to survival from Pattaya flood.

タイの観光地のパタヤを先週の水曜日と木曜日に大雨と風が襲いました。洪水が起き、被害が発生しました。この大雨は台風ヴァムコーによるもので、タイ湾にも2-3mの波が立ったようです。

洪水に流された人の映像もいくつかでています。浮きながら流されていました。ダウンタウンだと流れは速いのですが、水深は浅そうだったので、水没さえしなければなんとかなりそうな感じでした。生還できたことを祈ります。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォルクスワーゲンの問題は?

2015年09月23日 14時13分25秒 | 斎藤秀俊の着眼
ついこの間、フォルクスワーゲンが販売台数でトヨタを抜き世界一になりました。

2014年 トヨタ       1,023万台
    フォルクスワーゲン 1,014万台
    ゼネラルモーターズ 992万台

だったのが、2015年上半期の販売台数はフォルクスワーゲンが504万台で、トヨタが502万台。
2014年でその差が9万台だから、ここは少し頑張ろうと思うのは世界共通のことでしょう。
フォルクスワーゲンにて「頑張ろう」がどのような形で具現化されたのかはわかりませんが、想像するに、「頑張ろう」は今年から始まったわけではなく、その大分前から始まっていたのでしょう。

クリーンディーゼルだろうが何だろうが、ディーゼルの排気ガス中にはさまざまな成分があります。特に排除が望まれているのが黒鉛の微粒子と窒素酸化物です。今回の偽装では、窒素酸化物を最大で基準値の40倍出すという事実を隠していたといいます。因みに基準値とは、走行1 kmあたり0.44 gだそうで、触媒がなくてもいまどきのエンジンからはでてこない数字。(ただし、軽油に入っている硫黄分によつて触媒の性能が変わるので、国によって変わる)

日本でも10年前に、東京都のディーゼル車規制に対する排気ガス浄化装置のデータを国内の商社が捏造して販売していた事件がありました。ディーゼル車に取り付ける粒子状物質(特に黒鉛の微粒子のこと)減少装置の性能に関して、虚偽の試験データを東京都に提出したということです。

黒鉛の微粒子と窒素酸化物を徐々に減らしてディーゼルエンジンのクリーン度を上げていく技術が正しいのか、電気自動車に変えていく技術が正しいのか、どう思いますか?
正しいかどうかは、消費者が決めることで、それが販売台数に反映するというものです。もちろん、車から出てくる排ガスにばかりとらわれるのではなく、インフラも含めて経済的か、車から有害物質を出さないばかりでなく、発電所からも出ないか、などトータルで消費者が考えて、です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする