斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

SMAP解散

2016年08月13日 19時19分16秒 | 斎藤秀俊の着眼
明日発表だそうで、本当ですか?ニュースの少ないこの時期に、大騒ぎになりそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

科研の季節がやってまいりました

2016年08月13日 10時29分26秒 | 斎藤秀俊の着眼
今年も科研費申請の時期が近づいてきて、そろそろ構想を練り始めている方が多くなってきたように思います。
今年も、あちこちで科研費申請に向けた講演会で講演をいたします。それに先立って、科研費の申請に対する私の考え方を表明しておきたいと思います。

数ある研究予算の申請の中でも科研費の申請は、一年に一度、次の年の自分の研究をしっかりと考え、計画を立てるためのイベントです。
何もなければ、忙しさに惑わされて、次の年の研究をどうするかなどじっくりと考える機会などありません。また、予算をとるためとか、職場がうるさいからということで申請書を書いても意味がありません。

この時期に、まず構想を描いて、より多くの同僚にそれを聞いてもらって、批判を浴びながらさらに構想を深め、最後に文章にしてまとめることによって、次の年に自分がやることが明らかになっていきます。たとえ予算がとれなくても、既存の装置を使ってできることはあるわけで、それで研究計画に足りなかったところを補完して、次年度再度挑戦をするわけです。これが科研費申請の真の目的です。

今年の講演会でのテーマは、ベーシックコースではグループディスカッションの手法について、アドバンストコースではアイディアの泉についてです。アドバンストコースにおけるポイントですが、次のようなたとえを使って推測していただけるとよろしいかと存じます。

オリンピック選手と普通の選手と違うところは、前者では、
1.何度やっても常に最高のパフォーマンスをだせる。連続しても疲れない。
2.進化により想定を超えるパフォーマンスをたたき出す。
ところでしょう。

研究者についても同じことが言えます。
一流の研究者は、毎年予算が獲得できますし、次の年にはさらに想定を超えるアイディアで勝負をかけてきます。要するにアイディアを湧出するための脳が疲れないのです。オリンピック選手のように疲れを知らないという点がすごいのです。これについてはトレーニングをすれば自分のパフォーマンスをオリンピック並、国体並、県大会並くらいには持っていくことが可能です。ただ、このトレーニングの方法が今まで秘伝だったし、あるいは誰も系統立ててなかったのです。グループディスカッションはアイディアを出すための一つの方法ですが、それではせいぜい県大会で活躍する程度です。ここからギャップをもってアップするためには、アドバンストコースでお話しする「アイディアの泉」を使わなければなりません。

それではみなさん、今年も講演会の会場でお会いしましょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回転翼機による救助

2016年08月12日 07時23分24秒 | 水難・ういてまて
8月9日に新潟県で回転翼機による救助事例がありました。
助かったお子さん、家族の皆さん良かったですね。救助に携わった県警航空隊の皆さん、グッドジョブです。

しかしながら、浮き輪につかまったお子さんですので、離岸流に流されたと決めつけないように。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水難死の原因は離岸流か?

2016年08月11日 21時09分45秒 | 水難・ういてまて
暑い日が続き、それなりに水難が発生しています。お亡くなりになられた方々の想いを想像すると胸が締め付けられます。

海での水難では、何かにつけて流されたという解説がつけられますが、この辺りはかなり注意しなければなりません。

水温が十分高いときの溺死は、深い所に移動して、呼吸が確保できないために発生します。

つまり流されたから死ぬのではなく、呼吸ができなかったから死ぬのです。離岸流が前面に出ることがありますが、それはきっかけのひとつ。風の方がもっと怖い。陸から海に吹く風の方が頻繁に起こるし、海浜流などの数倍の速さで沖に流されます。浮き具に乗っていれば尚更です。

どうか間違えないで欲しい。流されても呼吸さえできれば生き続けることができる。浮き輪などで浮かんでいるお子さんは風で流される。穏やかな海でもそよ風程度でも陸から海に吹く風であれば、あっという間に沖に流される。でも浮き具につかまって呼吸を確保していればすぐに死ぬことはない。

離岸流という言葉のトリックに惑わされると、どうしても後をおってしまうし、穏やかな海では安心しきってしまう。これが毎年のように繰り返されます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宅急便受取指定ご依頼受付完了のお知らせ ウイルス付きメール

2016年08月11日 14時34分01秒 | 斎藤秀俊の着眼
ご依頼ありがとうございます。
以下の内容で受け付けました。

■お受け取りご希望日時 : 08/13日 (土) 12時から14時まで
■伝票番号 : 3533-1642-4451

<お問合せ先>
ヤマト運輸株式会社
お客様サービスセンター

というメールがウイルス添付で配達されました。



「<お問合せ先> ヤマト運輸株式会社 お客様サービスセンター」とあるのに、電話番号も、どこの支店かもかかれていません。まだまだ、未完成ですな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする