午前中。
京都市消防局が開催している無料の「普通救命講習Ⅰe-ラーニング」を京都市市民防災センターにて受講してきました。
妻がくも膜下出血により心肺停止になったことが今回受講する大きなきっかけです。
再発。
このことは今もなお私の脳裏をよぎります。あってほしくないですが、もしも自分のそばで再び妻が心停止となったら・・と考えると「自分に何ができるのか」と考えてしまいます。
「自分に何ができるのか」何もできないかもしれません。けれど何もできないってことだけは避けたい。
そんな時に市民しんぶんでこの講習を知りLINEアプリで申し込みました。
e-ラーニングなので約1時間の講習動画を事前に予習したのち修了証が発行されます。その修了証は当日受付にて提示することになります。
ここで注意!
《LINEアプリから動画にアクセス》して受講修了しても修了証が発行されませんでした。“えーーー!なんでー!(T^T)”って感じでした。再びブラウザより講習動画にアクセスして約1時間受講してようやく修了証が発行されるという事象が発生しました。
なので《LINEアプリ》から講習動画へのアクセスはさけた方がよさそうです。
当日。防火・防災管理講習も行われるとのことで開館前にもかかわらず玄関に50人ほどの列。普通救命講習の受講者は15名(男性12女性3)でした。
3階にて動画受講の修了証を提示し、備え付けのQRコードを読み取ることで受付が完了しました。
「心肺蘇生法」「AEDの使用手順と注意事項」「気道異物除去」について2時間みっちり実技でした(((^^;)
4人が1つのグループになり横たわる人形に対して処置を行うものでした。
最初の1時間は「胸骨圧迫」と「人工呼吸」の実技。やり方を教えてもらいながら実際にやってみるんですが「力を抜くこと」も「腕にうまく体重をのせること」もできず、力んで腕だけで圧迫をしてしまい胸骨圧迫を継続することが厳しいことを知りました。両腕がパンパンです(((^^;)それに比べ同じグループの男性は姿勢も良く体重のかけ方もバッチリ。リズミカルで常に圧迫指数がOKラインを保持。話かけてみると仕事柄講習経験者とのことでした。経験者とは言えあの落ち着きは大切だなぁと思いました。そのおかげで参考にさせてもらうことも多く手順に対するリーダーシップの取り方も勉強になりました(^_^)「人工呼吸」はコロナ感染のこともありやり方だけを教えてもらいました。
休憩をはさんで再び1時間。
「AED」を使いながらの心肺蘇生法を行いました。AEDに初めて触れました。グループ4人。みんなで横たわる人形に対して心肺蘇生を行うものでした。
救急車が現場に到着するまでの時間は、全国平均で9分以上かかるそうです。
今回の講習は救急車が到着するまでの応急手当です。
そばにいる自分自身に何ができるのか。
傷病者を目の前に動揺して何もできないかもしれません。
やはり周囲の人たちの協力が必要です。声をあげることも大切です。それが自分にできることかもしれません。
行動に移したいなぁ。
自分から一歩を踏み出す勇気が出ることを信じたい。勇気を持ちたいです。そう思って帰路につきました。
受講後ほっこりした瞬間(笑)
緊張と緩和(笑)