象嵌(ぞうがん)という金属工芸をご存知でしょうか?
工房で、職人さんを前に、その道具に触れ、作品に施された細かな作業工程などの話を聞かせてもらい、1つの作品が仕上がるまでを教えてもらえることに嬉しさを感じました。そして、職人さんの人柄も感じられるし、手にした作品には、職人さんとの思い出も刻まれるような気が・・・僕はします。
僕は、恥ずかしながら今年の4月。
テレビ番組で《象嵌》を知りました。
象嵌(ぞうがん)とは、象形文字の「象(かたど)る」という文字に「嵌(は)め込む」という意味の文字を組み合わせたものです。
象嵌の技術は極めて古く、紀元前(BC)1580年頃にシリアのダマスカスに始まったとされ、日本には飛鳥時代に伝来したとのことです。
金・銀の高尚優雅な色、艶と落ち着いた持ち味で、金属工芸の王者として高く賞揚され今日迄京都に伝承されて来ました。
象嵌をテレビで観ての感想。
綺麗。そして、かっこいい。
なのでネットで象嵌を調べました。
京都に何社かあり、ホームページでは《京象嵌》と表記され、各社それぞれの工芸品を拝見させてもらいました。
そして、
“これ!”と思ったもの発見!
そして、コロナ禍の4月。
メールにてコンタクトをとり、来店可能との返事をもらい先日工房を訪問させてもらいました。
職人さんが使う道具の一部を写真に撮らせてもらったんですが、自作らしいです。
工房で、職人さんを前に、その道具に触れ、作品に施された細かな作業工程などの話を聞かせてもらい、1つの作品が仕上がるまでを教えてもらえることに嬉しさを感じました。そして、職人さんの人柄も感じられるし、手にした作品には、職人さんとの思い出も刻まれるような気が・・・僕はします。
今回、購入したのがこちら!
黒い部分は、漆塗り。そして、独自の凹凸技術が施されてます。
もう1つ、欲しいアクセサリーがあったんですが、見ることができず残念でした。
改めて伺うことになってるので、次回が楽しみです(^_^)
ネットでも販売されてるんですが、僕は、出来るだけ現物を見て買いたいタイプです(笑)
デザインや大きさ、手触り、身につけた時の印象などを知りたいからです。
何よりも作った人がどんな方なのか?
僕は、知りたいんですよね(笑)
メールや電話で問い合わせて、やり取りする文章や声だけでもOK。
自分の直感を信じるのです(笑)
現地に行ったけど、買わないってこともあります。今回は、そうではなかった(笑)
今回、当然、挨拶は“はじめまして”ですが、この時期に、工房にあたたかく迎え入れてもらったこと、そして、貴重な時間を僕らに使ってもらったこと等に感謝です。
手にした作品。
綺麗で、かっこいいです。
早速身につけてます。
ありがとうございました!