北京五輪が閉幕した
テレビを見て感動したり、憤ったりなどの日々でした。
競技者、アスリートの競技に立ち向かう姿勢には敬意を表する。
また、それを支えた多くの方にはご苦労様と言いたい。
選手のみなさんがSN Sで感想や心境を残している。
その中で三人の選手の声を紹介したい。
北京五輪の心の金メダルだと私は思う。
(写真と文は関係ありません)
◎ 小平奈緒
「成し遂げることはできずとも、自分なりにやり遂げることはできたと思っています。この4年間、どこまで行けるんだろうと信じてくださった方々や、立ち止まりそうになるたびに温かい言葉をかけてくださった皆さんに何度も救われてきました。…(中略)…最後の最後まで、本当に試されることが多くて、自分が今どうあるべきか、目の前の事にどう向かうべきか思考を巡らせる日々でした。
『受け入れる』それが最大の処方箋でした。
生きている限り、生きることに向かうことで見えてくる未来もきっとあると思います。カタチには何も残らない五輪でしたが、この先もそよ風のように『あ、今の風心地良かったな』と思っていただける存在でいられたら幸いです」
(小平選手のインスタグラムより)
○羽生結弦
「これまでの人生の中で一番、皆様の応援をいただけたと思える試合でした。どんな状況でも、私のような人間にたくさんの応援をしていただき、本当にありがとうございました。努力と結果の意味や、価値について、深く考えさせられる、これからの人生にとっても、大切な時間になりました。東日本大震災を含め、様々な被害に見舞われた方、日々苦しい想いをされている方々に、少しでも心が休まる時間がありますよう、私も皆さんのことを遠くからでも応援できたらと思っております」
○ 小松原美里
「オリンピックはスケートを始めた9歳の時からの私の夢でした。何度も諦めようかと思う事がありましたが、叶える事ができたのは、切に皆様の応援と温かいサポートのお陰です。心よりありがとうございます。夢の舞台に向かう練習であったり、その過程、上がり下がり、そして現地での一瞬一瞬の判断や経験、喜びと悔しさがこれからの私を更に強くすると誓います。感染症流行中のオリンピック開催にあたって、夏は視聴者として友人として応援し、冬は選手として参加して、スポーツの持っている熱さであったり、それぞれの選手、先生、家族、サポーターの物語、私は感動の涙がたくさん出ていました。『人間力なくして競技力向上なし』まさにその通りだと思います。4年後にまたオリンピックに行けるように、そして成績を上げられるように、周りの選手たちがその姿で魅せてくれているように、一年一日を大切に学び、プロフェッショナルに過ごしたいです。応援本当にありがとうございました」