「世に棲む日日」司馬遼太郎著 を読了
シニアになってから本を読むようにしている。司馬遼太郎さんの本は大好きだ。思い出すのは、「峠」「龍馬がゆく」「空海の風景」「坂の上の雲」などだ。今回は吉田松陰、高杉晋作が中心。幕末の物凄さを垣間見た。尊皇攘夷から開国。外国留学。日本中を駆け回る人々に圧倒された。誰がどこまでが本物なのか私にはよくわからない。幕末をもっと勉強したい。もっと隠されている人がいるはずだ。
大沢橋付近の野川 夕方の静けさが川の流れに
思い出に残る言葉。
人間というのは、艱難はともにできる。しかし富貴はともにできない。
生とは天の我れを労するなり。死とは天の乃ち我をれを安ずるなり。
宇宙は止まってはいない。そのうち一回転するよ。
戦いは一日早ければ一日の利益がある。まず飛び出すことだ、思案はそれからでいい。
おもしろき こともなき世を
おもしろく
(すみなすものは 心なりけり)
高杉晋作
子どもたちがゴリラ公園と呼んでいた。味スタの上に富士山が見える予定だったが
僕、去来已来、死の一字、大いに発明あり、・・・死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
人間の人生(いのち)というものはふしぎなものである。たとえ少年の身で死んでもその短さの中にちゃんと春夏秋冬がある、ということばのほうが好きであった。春夏秋冬というのは詩でいえば起承転結であろう。人生は時間の長短ではない、ということを松陰はしきりにいった。
吉田松陰
今からは、ドイツの作家のトーマス・マンの「魔の山」を読み始めた。姜 尚中さんの「心の力」の中に紹介されていた。集中して読んでみよう。
輝ちゃんの2月4日(水) 1年前も雪で苦労したのだ 今年もか
内田樹さん関連の記事を探していた。暇があったら時系列に読んでみて。
今日はこんなニュースが流れた。ヨルダン軍パイロットを殺害したとして「イスラム国」が投稿した映像や画像。国会審議もあった。そして高村自民党副総裁の「真の勇気でなく『蛮勇』」発言。大変なことになってきた。よーく考えてみると、安部に仕組まれたわなにかかった感じがする。
イスラム国との戦争でアメリカの“ポチ”日本が敵視されテロの対象となる最悪のシナリオ [2014年11月27日]
伊勢賢治(いせざき・けんじ) 柳澤協二(やなぎさわ・きょうじ)
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/11/27/39700/5
内田樹が語る「戦争について真剣に考えていない国が『戦争のできる国』になろうとしている現実」 [2014年12月09日]
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/09/40332/
内田樹×内藤正典 「安倍政権は本当に何も知らない外交オンチか、それとも狡猾なのか?」 [2015年02月03日]
ふたりの日本人が人質として捕らわれていることを知りながら、イスラム国と敵対する中東の国々への歴訪を決行し、しかもイスラエル国旗の前で「人質を解放せよ!」と火に油を注ぐ、あの声明は一体なんだったのか…?
謎多き安倍外交をイスラム研究の専門家・内藤正典(ないとう・まさのり)と思想家・内田樹(うちだ・たつる)が斬る!
お勤めご苦労様です。雪は勘弁してもらいたいですね。
なるべく早めに帰宅されますように。
> 黙して語らぬ戦中派
私もその一人かも・・
「語ることの空しさ」を感じる心境はご理解いただけないと思います。
雪が本格的に降ってきましたね。
私は戦中派の方に聞こうとはしません。以前は、「ぜひお話しいただきたい」という姿勢でしたが変えました。「語れない、語りたくない」人に無理にお願いするのは・・・。
第一、もう多くのことが語られているのでそれを私たちが継承すればいいと思うようになりました。
昨年もこの時期に積雪があり、その上に人身事故が重なり新宿駅でホームに這入れなかった経験があります。無理を言って早く返してもらいます。
私自身の問題は転倒しないことです。
暖かくしてお過ごしください。