2024年08月21日(水)
カレーライス
今の毎日カレー生活を始めた2007年に初めて富士山に登って以来
コロナ禍で夏のシーズンも閉山していた年を除いて
毎年1回以上富士山に登りに行く
もちろん天気の影響とかで頂上まで行けないこともあるし
なんならいわゆる頂上とされるエリアまで行くだけで
本当の頂上まで行くことは少ないけれど
それでも富士山に登りに行く
富士山頂にはいくつか山小屋があって
夏のシーズンだけ営業している
そこのメニューにはカレーライスがある
僕が特に多く行くのは
扇屋
という山小屋だ
そこには毎年夏のシーズンに扇屋で働きつつ
富士山で写真を撮る小岩井大輔さんがいる
(去年と今年は気さくな息子さんまでいる)
何度も富士山に登りに行ったり
東京での写真展に行ったりしているうちに
顔見知りになり
毎年富士山に登りに行って
「今年もカレー食べに来ました!」
というのが夏の恒例になっている
富士登山の経験を積んで慣れてきて
ルート知識や体力やコツがわかってきてからは
天気がよくて他に予定が無かったら
前の晩とか当日の朝とかに思い立って
富士登山に出かけることもある
それが無謀にならないだけの
経験や知識を僕に教えてくれたのは
渡邊順志さんという富士山ガイドさんだ
今朝もバスタ新宿からの富士山スバルライン五合目までの
高速バスが満席だったので
電車を乗り継いで富士山駅まで行って
路線バスで富士山スバルライン五合目に行って
そこから富士山頂を往復した
今日は順志さんには会えなかったけど
6月に街で会っているし
小岩井さんには今日会えたことで
僕の夏が成立した感じすらある
登山が大好きというわけではない僕が
富士山に登る理由のひとつが
夏の富士山には会いたい人がいるからだ
扇屋のカレーライスは
標高も値段も高いけれど
日帰りで往復できるペースで登るべく
へとへとになった身体にしみわたる
まじで足から脳天までじんじんくる
文字で表すには限界があるこの体感を味わいたい
というのも富士山に登る理由のひとつかもしれない
もうひとつ気に入ってるのが
七合目トモエ館のチャイとクリームパン
これも僕にとって夏の名物だ
あと富士山に登ると
平地の濃い空気と
舗装された地面のありがたみ
これも富士山に登るたびに実感できるのも
なんか大事なことだと思っている
無謀な登山者の危険行為ばかり報道されるけど
ほとんどが普通の登山者だということも書いておきたい
実際に行ってみないとわからないことがあって
報道される情報だけではわからないどころか
情報のせいで誤解しかねないと思う
一方で
まあまあ誤解もしてしまうもんだよね
とも思わなくない
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる