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2022年09月17日(土)
ランチカレー1種盛り定食(ポーク/白しょうゆスープ)
前々から行く度においしくなっている気がするのは
僕の気のせいだったこともゼロではないかもしれないけど
地味に改良され続けているというウミネコカレー
そんな話がウミネコカレーのInstagram公式アカウント(@uminecocurry)で語られていて
最近は何やら大胆な見直しが行われているようで
今現在のポークカレーについて素敵な説明がされていたので
行かなきゃと思って
しかもついでとも言い切れない大事な用事もあったので
もっと行かなきゃと思って
サタデーランチにウミネコカレー
ポークカレーの豚肉の部位が豚バラとか肩ロースじゃなくて もも肉なのが
ずっと引っかかっていたけれど その理由もとうとう知れて嬉しい
質問したらきっと答えてもらえるんだけど
なんか野暮な気もしていたし答えを知ることそのものよりも大事なものがあって
問いを求めてしまいがちな僕の性格もあって
質問せずにきたけどやっぱり知れるのは嬉しい
問いを抱えて何度も食べてきたからなおさら嬉しい
さておき見直されているのはポークカレーではない
サラダの画像(2枚目)を見てお気づきだろうか
ファンならきっと気づくはず
答えよりも問いが大事なので答えはここには書きません
が
ここのドレッシングの万能っぷりを思い知る
サラダのドレッシングと言えば
隣の席に座っていたカップルの一人が
何度も「ドレッシングおいしい」と言っていて
何度か「ですよね」って言いそうになった
そして白しょうゆスープも見直されていて
今までも完璧な立ち位置を取っていたけれど
その先が見えていたとは驚くばかり
で
問題のポークカレー
すごいことになってました
肉の食感も変わっていたし
店主も「味の決め手になってくれた」と語っている
九州産の「からみ」という乾燥唐辛子
油を減らすなんて
カレーみたいにスパイスを使う料理の香り出しには不利な手段だと思うけど
おいしさを損なわずに実現するのはすごい
それなりに辛口だから
辛いのが苦手な人は無理かもしれないけど
ただ痛いだけの辛さが増したわけじゃなくて
唐辛子のいい香りと独特の旨味みたいのがある
パウダーのチリを増量したってこうはならない
商売としてだけでカレー屋やってたら
こんなことしないと思うにつけ
ウミネコカレーはやっぱり観念をカレーに込めている度合いが
非常に高いと思う
じゃあ何なの?という問いを抱えて食べてもおいしいし
特に情報無しで食べてもおいしいのもすごいとこ
ちょっと話が変わるけど
砂糖や油は脳に直接おいしさを訴え
旨味や滋味は内臓を経由しておいしさを感じる
そんな風に思っていたけれど
脳と内臓に境界線を引く必要は無いのかもしれない
今日の帰り道はそんなことを思った
そしたら心と体の境界線も疑わしくなる
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる
ごちそうさまでした