三浦俊彦@goo@anthropicworld

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オトイアワセ:
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妖怪系4

2006-02-04 23:24:09 | モンスター映画
 ■妖怪大戦争■ 2005年版。ダメだダメだ。いくら子ども向け映画だからって、こんな不首尾は許されんぜ。安っぽいヒューマンドラマふうの予兆と子脇役らの稚拙な棒読みぜりふの段階で萎えまくったぞ。菅原文太の唐突な「アズキご飯!」なんてのも伏線狙いミエミエで強引かつヘタッピ(演技がじゃなく演出が)。それにしてもさ……「気の弱い子どもが特別な剣を手にして、友好的な間抜け妖怪たちと力を合わせて魔界の帝王に挑む」ハア~。21世紀も軌道に乗ってまだこれかよ。よくも定型どおり工夫もなしにやる気になれたものよ。制作陣、むなしくなんないかい? しかもマスコット妖怪を肩に(ここではアタマだったが)載せているのもお約束通り(しかしぬいぐるみ丸出しの無機的ご面相は何だよ、ちっともかわいくねーっつのよ)。そのスネコスリとやらだけどね、大したいきさつもなく短期間行動をともにしたペットの分際でその死にぎわ(?)感動めかしたシーン要求されてもこっちぁ白けるだけやし。麒麟法子の子役にしても、メインなのに科白ったらひたすら「うっおー、うっおー」だけなのは気の毒でしたよ(水辺のうぉぉぉは特に無意味にしつこすぎ)。川姫にしたってほれ、何一つ戦闘能力のないままただ漫然と麒麟法子にくっついて走り回ってるだけってのもね。もっと個々の場面に意味持たせやがれょ全く(せめて太もももっと見せてくれるとか)。ホント超ダメ映画の典型ですわ。唯一の見どころは、妖怪大群衆の描写と、祭りだと思い込んで戦っちゃった、最後の大爆発すら「きたきたきたーっ」……みなさん大歓迎ってあたり。しかししょせん妖怪なんてその程度の不死身存在であってみれば、妖怪大戦争のレベルではもともと緊張感不要だったんとちゃう? 始めに参戦拒否した妖怪たちの個人的理由は?てなもん。あと、天狗のその後が描かれてねーじゃんって不満と、主人公成人後のありがちなオチにも辟易だよ、てくらいを付け加えて(「戦争は腹減るだけ」もある意味オチだし、オチをむやみに重ねまくったところも敗因。制作サイドの自信のなさがそういう過剰結末に露呈してしまうのだな)、で、ま、CGの半機械妖怪どもの珍奇ビジュアルだけは十分堪能できましたって程度かな。もうやめてよね、ぞろぞろ顔見せに役者が出揃うだけのこういう映画は。

阿呆理詰日記1633

2006-02-04 01:34:30 | アフォリズム日記
♪す⌒こしだけや⌒さ⌒しく⌒し⌒て⌒○⌒○⌒○⌒

 ○○○に入る字は? ほしい を入れるか あげる を入れるかによって
 当人の △△ がわかると思い込むほど――

  △△に入る字は? 性格 を入れるか 境遇 を入れるかによって
 当人の □□ がわかると思い込むほど――

  ――に入る字は? ナイーブな を入れるか ひねくれた を入れるかによって当人の

適応度が 懐具合が 愛情充足度が 自己顕示欲が 迎合度が IQが