■バイオハザードⅢ■ こりゃまたアクションずくめですね。目が離せない感がたまらんっちゃたまらんのですが、モンスター度がどうも、前二作に比べて薄いですな……、ゾンビ犬にゾンビ人にゾンビカラスに……、ラスボスっぽいあのドクター、指がぐにゅーって武器になってるのはなぜに? まあ細かいことは置いといて、アクションのスケールがでかくなったぶん何だかんだ言ってもとりあえずマルですよ。あの第一作を基準に考えちゃうんでどうしても点数辛めに観てしまいますけどね。
■ダウン■ 一応バイオハザード系だよなこれ。あんなとこに心臓(?それとも脳だっけ?)光りながらばくばくしてたら怖いっすね。よほどのことがなきゃ見えない場所で幸いでした。しかし怖くなきゃ意味ないんで。怖さで言えば惜しむらくはしょせんエレベーターだからなあ。封鎖しとけば被害は出ないはずなんで、それをわざわざあんな事故多発箱にみんなわかっててどんどん乗っちゃうって無理な設定。ビルの管理者かなんかが頑固でって理由付けだけど、う~ン苦しい。あれじゃいくらなんでも恐怖感乏しいよな。恐怖感はやっぱナチュラル感に裏打ちされてないと。でもまぁ、エレベーターで人が死ぬとしたら可能なあらゆるパターンをいちおう全部試してくれたところは好感持てました。とくにほら、外からドアに顔はさまれてエレベーターがゆーっくり下りてくるあの死に方! 見ましたあれ? ほんとナイス! だったけど、あれだと首がもげてあーゆーふうに落ちるんじゃなくて顔の前面がゴシゴシズルズル削げ落とされる感じじゃないの? それやってくれたらポイント上がったんだけどなあ。首からばっさりのほうが映像やりやすかったんだろうね、仕方ないか。あと盲人を墜落死させたのはいいとして、せっかく妊婦の大量死が出かねない流れにもってった以上ちゃんと初志貫徹してくれないとさ。せっかくのリメイクなのにいまいち踏み込み甘かったですね。かと思えば変なとこで暴走しすぎてて、ようやく大量死が発生して以降の終盤アクションは無理ありすぎてついてけなかったなあ。まあ荒唐無稽演出はわざとだろうけど、主人公つったってスーパーマンじゃないんだから。最後のバズーカのアクロバットもね。ただ初っ端と途中の空撮はよかったと思いました。CGと併用かもしれませんが。
■リバイアサン■ ラストが……ラストが……、あああ、惜しすぎ。本格的モンスター映画になってるってのに、浮上した直後のサメと本チャンモンスターのダブルはね~んでねえの。のんきに爆弾クチに放り込んでんじゃないよって感じだし。センスの悪さが露呈したことで、それまでのマイナーな疵が全部改めて気になっちまったですよ。沈没船から持ってきた得体の知れん酒を平気で飲むかよとか、いかにもナイスな造形してるわりにモンスター結局全身見してくんなかったじゃんとか、銃器一個も無しのまま有り合わせの武器で戦う気するかョとか、いやまあ、ああいう見繕い武装って結構楽しかったけどね。それと腹から飛び出てくるのは『エイリアン』以降定番だけど、逆に腹にぶっといのがズルズル無理矢理入り込んでくあそことか、掌にバカッと牙が生えてるあそことか、やられたクルーの顔があたりかまわずボコボコくっついてる図とか、『プロテウス』をチョイパワーアップしたようなほどよいグロさがまことにイイ。ってそれら愛すべきグチュグチュニュルニュルモンスター映画の正道も正道のハイレベルぶりが、ああぁラストで台無しになっちまったっつの。一同を見捨てた女上司最後にブン殴ったくらいじゃ大して引き締まんなかったですよ。
■デッド・フライト■ スワッピングカップル二組あり、間抜けな警備員あり、手錠で繋がった刑事と容疑者あり、修道女あり、プロゴルファーあり、ウム、いるべき人間が全部揃ってる閉鎖空間、相当面白かった記憶あり。でも俺、基本的にゾンビって萌えないんで……ゴメン。飛行機内のゾンビって斬新さは認めるけど……やっぱゴメン。
■スピーシーズ4 新種覚醒■ こらこら、叔父さま、強すぎ。普通の人間でしょうがあんた? どーしてあのカメレオン舌をそう何度もかわせるわけさ。ラストもともども自爆すんのかと思いきやしぶとく生き続けるんですな。ま、いいけど。新種どうしの対決場面以外はさして見どころなかった的映画だったわりに、なんかストーリーが気になるな。いや、あのもう一人の遺伝子いじり先生にくっついてた新種(? エイリアン?)が共存してたかと思いきや思い出したように襲ってくるあの気まぐれさというか。なんかキャラクターどうしの間合いいうか相互関係がわからんかったよ。字幕出して観ときゃよかったな。
■ギガンテス■ うわ惜しいなあ、サソリ型クリーチャー造形(しかも金属質!)ったら素晴らしすぎなのに。CGも最初に冷凍車を飛び出した瞬間だきゃトホホ……の予感十分だったけどあとはしっかりボロ出さずにハリボテとの併用でリアリティ出してましたし。……とここまで書いて数ヶ月うっちゃってて、えーと俺何が不満だったのかな? クリーチャー造形もよくCGもまずくないと。なんだろ。全体を覆う安っぽさかな。ウン。それは憶えてる。ってことは結局CGが酷かったってことじゃなかったかな? あとあれだな、女兵士がやたら粋がって男と腕相撲やりたがってたシーンが白けたのと、具体的にどうって忘れたけど突っ込みどころとにかく多くて、ツッコミながら観るの趣味な人にはタマラン映画だろうなって記憶もありすわ。で肝心のモンスターはどうやって始末されたんだったかな? なかなか死なないモンスターだったことは確かだけど、うーん忘れました。
■リヴァイアサン■ 『リバイアサン』とは別ものです。巨大ウナギです。といってもあれくらいの大きさのウナギなら実在すんじゃないかなって程度ですが。しかしやたら人の胴体を真っ二つに食いちぎるのが得意なウナギどもで。ほんと人体真っ二つ地べたにごろーんをじっくり見せてくれるシーン何回あったかなあ。その意味じゃ嬉しい映画でした。ウナギは陸地も全速力で走ってくれて視覚的にサービス精神旺盛。湖畔の小屋でウナギを迎撃するあたり『フランケンフィッシュ』を予感させて期待満々でしたが、やっぱあれにはおよばず、しかしグロさが効いてそこそこ楽しめた映画です。
■ダウン■ 一応バイオハザード系だよなこれ。あんなとこに心臓(?それとも脳だっけ?)光りながらばくばくしてたら怖いっすね。よほどのことがなきゃ見えない場所で幸いでした。しかし怖くなきゃ意味ないんで。怖さで言えば惜しむらくはしょせんエレベーターだからなあ。封鎖しとけば被害は出ないはずなんで、それをわざわざあんな事故多発箱にみんなわかっててどんどん乗っちゃうって無理な設定。ビルの管理者かなんかが頑固でって理由付けだけど、う~ン苦しい。あれじゃいくらなんでも恐怖感乏しいよな。恐怖感はやっぱナチュラル感に裏打ちされてないと。でもまぁ、エレベーターで人が死ぬとしたら可能なあらゆるパターンをいちおう全部試してくれたところは好感持てました。とくにほら、外からドアに顔はさまれてエレベーターがゆーっくり下りてくるあの死に方! 見ましたあれ? ほんとナイス! だったけど、あれだと首がもげてあーゆーふうに落ちるんじゃなくて顔の前面がゴシゴシズルズル削げ落とされる感じじゃないの? それやってくれたらポイント上がったんだけどなあ。首からばっさりのほうが映像やりやすかったんだろうね、仕方ないか。あと盲人を墜落死させたのはいいとして、せっかく妊婦の大量死が出かねない流れにもってった以上ちゃんと初志貫徹してくれないとさ。せっかくのリメイクなのにいまいち踏み込み甘かったですね。かと思えば変なとこで暴走しすぎてて、ようやく大量死が発生して以降の終盤アクションは無理ありすぎてついてけなかったなあ。まあ荒唐無稽演出はわざとだろうけど、主人公つったってスーパーマンじゃないんだから。最後のバズーカのアクロバットもね。ただ初っ端と途中の空撮はよかったと思いました。CGと併用かもしれませんが。
■リバイアサン■ ラストが……ラストが……、あああ、惜しすぎ。本格的モンスター映画になってるってのに、浮上した直後のサメと本チャンモンスターのダブルはね~んでねえの。のんきに爆弾クチに放り込んでんじゃないよって感じだし。センスの悪さが露呈したことで、それまでのマイナーな疵が全部改めて気になっちまったですよ。沈没船から持ってきた得体の知れん酒を平気で飲むかよとか、いかにもナイスな造形してるわりにモンスター結局全身見してくんなかったじゃんとか、銃器一個も無しのまま有り合わせの武器で戦う気するかョとか、いやまあ、ああいう見繕い武装って結構楽しかったけどね。それと腹から飛び出てくるのは『エイリアン』以降定番だけど、逆に腹にぶっといのがズルズル無理矢理入り込んでくあそことか、掌にバカッと牙が生えてるあそことか、やられたクルーの顔があたりかまわずボコボコくっついてる図とか、『プロテウス』をチョイパワーアップしたようなほどよいグロさがまことにイイ。ってそれら愛すべきグチュグチュニュルニュルモンスター映画の正道も正道のハイレベルぶりが、ああぁラストで台無しになっちまったっつの。一同を見捨てた女上司最後にブン殴ったくらいじゃ大して引き締まんなかったですよ。
■デッド・フライト■ スワッピングカップル二組あり、間抜けな警備員あり、手錠で繋がった刑事と容疑者あり、修道女あり、プロゴルファーあり、ウム、いるべき人間が全部揃ってる閉鎖空間、相当面白かった記憶あり。でも俺、基本的にゾンビって萌えないんで……ゴメン。飛行機内のゾンビって斬新さは認めるけど……やっぱゴメン。
■スピーシーズ4 新種覚醒■ こらこら、叔父さま、強すぎ。普通の人間でしょうがあんた? どーしてあのカメレオン舌をそう何度もかわせるわけさ。ラストもともども自爆すんのかと思いきやしぶとく生き続けるんですな。ま、いいけど。新種どうしの対決場面以外はさして見どころなかった的映画だったわりに、なんかストーリーが気になるな。いや、あのもう一人の遺伝子いじり先生にくっついてた新種(? エイリアン?)が共存してたかと思いきや思い出したように襲ってくるあの気まぐれさというか。なんかキャラクターどうしの間合いいうか相互関係がわからんかったよ。字幕出して観ときゃよかったな。
■ギガンテス■ うわ惜しいなあ、サソリ型クリーチャー造形(しかも金属質!)ったら素晴らしすぎなのに。CGも最初に冷凍車を飛び出した瞬間だきゃトホホ……の予感十分だったけどあとはしっかりボロ出さずにハリボテとの併用でリアリティ出してましたし。……とここまで書いて数ヶ月うっちゃってて、えーと俺何が不満だったのかな? クリーチャー造形もよくCGもまずくないと。なんだろ。全体を覆う安っぽさかな。ウン。それは憶えてる。ってことは結局CGが酷かったってことじゃなかったかな? あとあれだな、女兵士がやたら粋がって男と腕相撲やりたがってたシーンが白けたのと、具体的にどうって忘れたけど突っ込みどころとにかく多くて、ツッコミながら観るの趣味な人にはタマラン映画だろうなって記憶もありすわ。で肝心のモンスターはどうやって始末されたんだったかな? なかなか死なないモンスターだったことは確かだけど、うーん忘れました。
■リヴァイアサン■ 『リバイアサン』とは別ものです。巨大ウナギです。といってもあれくらいの大きさのウナギなら実在すんじゃないかなって程度ですが。しかしやたら人の胴体を真っ二つに食いちぎるのが得意なウナギどもで。ほんと人体真っ二つ地べたにごろーんをじっくり見せてくれるシーン何回あったかなあ。その意味じゃ嬉しい映画でした。ウナギは陸地も全速力で走ってくれて視覚的にサービス精神旺盛。湖畔の小屋でウナギを迎撃するあたり『フランケンフィッシュ』を予感させて期待満々でしたが、やっぱあれにはおよばず、しかしグロさが効いてそこそこ楽しめた映画です。