■七人の侍■ 俺てっきりこれ、7人全員死ぬもんだとばかり思い込んでたのね、根拠もなく。どしてそう思い込んだのかわからんのだが確信してたのよ。そしたら死ぬの4人だけじゃん。ラストまで来てあれれって。でも文句ありません、面白かったので。百姓が全員決起してるわけなんで侍は全員死ぬ必要もないわけだ。何となく七人だけで野武士集団やっつける話かと思い込んでたのかな。しかしまぁ4人とも死因は種子島だと。これちょっと意外。合理的すぎて。もっと接近戦で立ちまわるのかと思ってたんで。接近戦も馬上の1人2人相手に農民ともどもみんなでかかっていくパターンばかりで、ことごとく予想と違ったかな。まあいい意味でね。嘘くさいチャンバラばっかだったらどうしようかと思ってたもの。ただこう、野武士の襲撃パターンがいつもおんなじで、むこうにももっと戦術立てさせたほうがよかったよな。お話がこっちサイドの都合に合わせきってるもんだからむこうがてんで木偶の坊の集まりじゃん。むこうの頭目もなんか印象薄すぎだし。ただこっちサイドの描写は万全でした。利吉らが苦労して侍を集めるあたりのギャラリーの反応やら、菊千代の機転で溝が埋まるまでの百姓らの自然っちゃ自然な不自然対応やら、利吉の女房が炎の中に逃げ戻ってってしまうあれよあれよのシーンやら、うむ、やはり侍と百姓の架け橋たる菊千代が効いとるなあ。三船敏郎がああいうキャラ演じるとは思ってなかったし。七人一人一人の個性をちゃんと見分けるにはあと2回くらい観ないとダメかな。緊密な構成はさすが名作。隅から隅まで見たい感じ。それだけにいろいろ、水車小屋で長老が殺されるシーンとかきっちり見せてほしかったですけどね。
■トゥルーマン・ショー■ てっきりシリアスかつありきたりな悲喜劇になるのかと思ったよ。そしたらあっさり朗らかに受け容れて再起を期すって感じですか、トゥルーマン君たら。しかし考えてみりゃ騙されてたのはひとりだけとはいえ、束縛されてたのは彼ひとりってわけじゃなくて、奥さんとか、保険会社の同僚とか上司とか、最後まで信頼されてた友人なんか小学生の頃からだし、中途リタイアできた父親はともかく母親に至ってはずーっとトゥルーマン君といっしょにいるとか連絡取り合うとかしなきゃいなんないわけだよね。すっげー大変。盗撮カメラが5000コも仕込まれてるって設定に参っちゃいました。でもあんだけの芝居仕掛けるなら、バスの運転手も船員もほんとに乗り物動かせなきゃダメでしょう。「俳優に船の操縦はできない」ってあーた……、三十年の履歴そっちのけで観客本位に作られた観念論映画の見本でした。この世界に接し始めたばかりのお客本位にして作品世界蔑ろ、そこがチョイ残念。でもまあ、人権侵害だなんだって騒ぎたてるたぐいのラスト迎えなくてヨカッタヨカッタ。そのテの苦情はもう名前なんてったっけあの恋人にしそこねた日本語学習女が監督にさんざんまくし立ててくれてたからね。
■フローズン・タイム■ てっきりほら、時間が止まるとか言われると当然、エッチなこと想像しますよそりゃ。ところがエッチ要素は最低限以下と。あの主人公、ウジウジ系のわりに健全なんだなと。いや健全なとこがウジウジ系なのか。もひとつ肩すかしだったのは、もともとジャケット表紙になってた超美人が楽しみで観はじめたんですがね、なあんだスーパーでの静止状態で一瞬出演のみですか。当然セリフもなし。がっかりっす。ヒロインにあの女優使うくらいならあっちの美人にしてほしかったよなあ。しかしラストで肖像画の大盤振舞が感動的だったのは、あのくらいの平凡レベルの女が唖然感激顔で絵ェ見上げてる構図ゆえだったろうね。パーティーで誤解して速攻出てっちゃうあたりの表情とか、端々の仕草が主人公との相性バッチリだったわな。ヒステリックで脳天気なだけっぽい元カノよりはずっとね。しかしあの静止シーンってどうやって撮ったんだろう。そっちのほうが気になって、時間停止能力をフル活用せずデッサンにばっか耽ってる主人公をもどかしいと感じる暇もありませんでした。てわけで傑作です。ただ、静止シーンはただの静止じゃなくてデジタルで少しずつ動かせたらもっと面白かったのにね。戻したりとか。ところで静止シーンで突如ダッシュで逃げてったやつ、あれ誰だっけ?
■自虐の詩■ てっきりナンセンスものかと思ったんですよ。古典的ちゃぶ台返しのたびに大家のおばちゃんが正の字で記録してる、って出だしからして、少なくともトンデモ系コメディだろうなと。そしたらなぁんだ、普通中の普通、普通のヒューマンドラマでしたか。ま、それで損したってこたないんですが、ユキエが意識不明の時に見る夢が、走馬燈でそのままあの世行きってオチだったら……、って解釈もほんとはアリなのに、それまでの超マトモ感涙系ドラマ仕立てによってその可能性ハナっから消えてるじゃないですかよ。いかんなあ、いかん。深みをとりすぎて厚みがなくなってしまった。あっさり死にました、って展開も暗に並行させてほしかった。それが赤ん坊まで助かるときたもんさ。しかしあの夢、事実ですか? って事実でしかないンよなあ。ほんと解釈の幅の狭い映画だぜ。しかしまあシャブ中の幻覚がほんのりモンスターで嬉しかったのと、過去のハヤマと今のハヤマの落差教えてくれたのが効果的だったのと、クマモトさんとのベタなエピソードが意外と(たぶん彼女の風貌のおかげで)見せてくれたのと、ラーメン屋とユキエ父のソープで激突シーンがこれまたベタな笑いを誘ってくれたのと、見どころ多い映画でした。ほんとはこのネタ、返す返すもナンセンス向きなんだろうがなァ……、そして阿部寛はやっぱ、このテの役よりもほら、『トリック』とか『最後の弁護人』とか皮肉言いまくりっぺのほうが適してるって感は否めませんでしたし。
■恐怖のメロディ■ これてっきりストーカーものだと思ったわけよ、もっとひそやかなね。そしたら単なる押し入りじゃん。てか殺人鬼じゃん。いや、はっきりストーカーって銘打った映画じゃないから勝手に思い込んだ方が悪いッちゃ悪いんだけど、あっちの方向に行かせるなよって。むしろ恐怖は薄れますって。少なくとも家政婦めった切りだけはやめといたほうが、あとなんでだか知らんがベッド脇からナイフ振りかざして……、もやめといたほうが(玄関の鍵ぐらい締めときなよ)。刑事もアッサリやられすぎ。神出鬼没の妖怪ですかと。いや、だけど「ミスティ」のリクエストは怖いッすね。ああいう形でいつまでも復活され続けたらほんと怖い。「ミスティ」聴くたびにあの女の形相思い出す。ってこたあるようなないような。
■口裂け女2■ てっきりいわゆる都市伝説ものかと思ったんだよね。そしたらサイコキラーものかよ。顔に硫酸かけられたのはそりゃ災難だけど、だからって口裂け女になっちゃうってのはなぁ~。ま、正編が普通のパターンだったんで、この続編は鬱陶しいサイコものとはいえ「あらら?」てなはぐらかされた感が鬱陶しさと中和してちょうどよかったかも。アそうそう、ナイフでブッスリくらってるのに平然と走ってるあたり、しまいにゃ妖怪になりました的展開がさりげなくてよかったなあ。なわきゃないでしょ。でもまあ、重苦しい家族崩壊全滅モノが好きな人にはオススメかも。山野一の貧困漫画とかね。
■ミネハハ■ あれ? おっかし~な~。てっきり幼女ものつうか童女ものつうか、とにかくちっちゃい女の子たちの話だとばかり思ってたぞ。『エコール』とおんなじ原作だと聞いてたもんで。そしたら冒頭で一挙に何年も話が飛びやがんの。ひどいやひどいや。何歳になったって? あああ冒頭じゃちっちゃかった子たちがどう見てもあれじゃみんな18歳以上。(←少なくともモンゴロイドの審美眼では)。あのエコールの神秘的かつロリ危ないムードのカケラもねっつの。召使いらの人格否定的扱いぶりも描写なまぬるいし、肝心の異世界情緒ですらこうも負けちゃってちゃナあ。ま、それ以上の感想ナシです。
■転校生 さよなら あなた■ 82年版同様てっきりこれもハッピーエンドいうかせいぜいお別れペーソス止まりかと思ったのね。そしたら25年の差はそう生ぬるくないとでも言いたいかったのか大林監督、ああいう展開にもってきましたか……。文句はありませんです。病床のカズミを見てカズオの母が「?」となるあたりの演出は冴えてたしね。でも相変わらずの男女描き分けですなあ。シリアスになったぶん、もうちょいリアリスティックに作り込んでもよかったんでは。ジャケット表写真の2人の姿勢からして安易すぎるよ、25年にしては進歩なさすぎ。この不満の元はここではとくに繰り返しますまい。『ゼロからの論証』2-1「身体交換とフェミニズム」をお読みいただければ。
■1942 怨霊■ だからこのネタはもういいですって、まったくもう。てっきり怨霊が出てくる映画かと思ったわさ。タイトルがそうなってるんだから。怨霊に取り憑かれてるかと思いきや自分らが怨霊だったってか、あのラストは。だからそれってもう何遍もやられてるネタですからって。あれやるなら、自分らと思しき人影がカメラに写るシーンを繰り返して早々にネタバレするような真似やめとくべきでしたねえ。手垢のついたああいう展開じゃなくて、ふつうの怨霊ものにしとけばわりといい雰囲気出てたのに。映像も結構凝ってる遠景とかあったし。しかしどーにかなりませんかと閉口したのは主人公はじめ兵士らの絶叫口調に大袈裟なおたおたぶり。うるさいったら鬱陶しいったら。そのくせ銃は一発しか撃っとらんでしょう、戦争映画(だろ)なのに。大尉殿の棒読みゼリフにも困ったもんだし、まぁぜんぶ走馬燈なんだからインチキ演技も許してよってわけにゃいかんよ、ほんと。視覚的には合格点余裕でクリアしてる作品なんだから、ただの不条理ナンセンスにしときゃよかったんでないの?
■トゥルーマン・ショー■ てっきりシリアスかつありきたりな悲喜劇になるのかと思ったよ。そしたらあっさり朗らかに受け容れて再起を期すって感じですか、トゥルーマン君たら。しかし考えてみりゃ騙されてたのはひとりだけとはいえ、束縛されてたのは彼ひとりってわけじゃなくて、奥さんとか、保険会社の同僚とか上司とか、最後まで信頼されてた友人なんか小学生の頃からだし、中途リタイアできた父親はともかく母親に至ってはずーっとトゥルーマン君といっしょにいるとか連絡取り合うとかしなきゃいなんないわけだよね。すっげー大変。盗撮カメラが5000コも仕込まれてるって設定に参っちゃいました。でもあんだけの芝居仕掛けるなら、バスの運転手も船員もほんとに乗り物動かせなきゃダメでしょう。「俳優に船の操縦はできない」ってあーた……、三十年の履歴そっちのけで観客本位に作られた観念論映画の見本でした。この世界に接し始めたばかりのお客本位にして作品世界蔑ろ、そこがチョイ残念。でもまあ、人権侵害だなんだって騒ぎたてるたぐいのラスト迎えなくてヨカッタヨカッタ。そのテの苦情はもう名前なんてったっけあの恋人にしそこねた日本語学習女が監督にさんざんまくし立ててくれてたからね。
■フローズン・タイム■ てっきりほら、時間が止まるとか言われると当然、エッチなこと想像しますよそりゃ。ところがエッチ要素は最低限以下と。あの主人公、ウジウジ系のわりに健全なんだなと。いや健全なとこがウジウジ系なのか。もひとつ肩すかしだったのは、もともとジャケット表紙になってた超美人が楽しみで観はじめたんですがね、なあんだスーパーでの静止状態で一瞬出演のみですか。当然セリフもなし。がっかりっす。ヒロインにあの女優使うくらいならあっちの美人にしてほしかったよなあ。しかしラストで肖像画の大盤振舞が感動的だったのは、あのくらいの平凡レベルの女が唖然感激顔で絵ェ見上げてる構図ゆえだったろうね。パーティーで誤解して速攻出てっちゃうあたりの表情とか、端々の仕草が主人公との相性バッチリだったわな。ヒステリックで脳天気なだけっぽい元カノよりはずっとね。しかしあの静止シーンってどうやって撮ったんだろう。そっちのほうが気になって、時間停止能力をフル活用せずデッサンにばっか耽ってる主人公をもどかしいと感じる暇もありませんでした。てわけで傑作です。ただ、静止シーンはただの静止じゃなくてデジタルで少しずつ動かせたらもっと面白かったのにね。戻したりとか。ところで静止シーンで突如ダッシュで逃げてったやつ、あれ誰だっけ?
■自虐の詩■ てっきりナンセンスものかと思ったんですよ。古典的ちゃぶ台返しのたびに大家のおばちゃんが正の字で記録してる、って出だしからして、少なくともトンデモ系コメディだろうなと。そしたらなぁんだ、普通中の普通、普通のヒューマンドラマでしたか。ま、それで損したってこたないんですが、ユキエが意識不明の時に見る夢が、走馬燈でそのままあの世行きってオチだったら……、って解釈もほんとはアリなのに、それまでの超マトモ感涙系ドラマ仕立てによってその可能性ハナっから消えてるじゃないですかよ。いかんなあ、いかん。深みをとりすぎて厚みがなくなってしまった。あっさり死にました、って展開も暗に並行させてほしかった。それが赤ん坊まで助かるときたもんさ。しかしあの夢、事実ですか? って事実でしかないンよなあ。ほんと解釈の幅の狭い映画だぜ。しかしまあシャブ中の幻覚がほんのりモンスターで嬉しかったのと、過去のハヤマと今のハヤマの落差教えてくれたのが効果的だったのと、クマモトさんとのベタなエピソードが意外と(たぶん彼女の風貌のおかげで)見せてくれたのと、ラーメン屋とユキエ父のソープで激突シーンがこれまたベタな笑いを誘ってくれたのと、見どころ多い映画でした。ほんとはこのネタ、返す返すもナンセンス向きなんだろうがなァ……、そして阿部寛はやっぱ、このテの役よりもほら、『トリック』とか『最後の弁護人』とか皮肉言いまくりっぺのほうが適してるって感は否めませんでしたし。
■恐怖のメロディ■ これてっきりストーカーものだと思ったわけよ、もっとひそやかなね。そしたら単なる押し入りじゃん。てか殺人鬼じゃん。いや、はっきりストーカーって銘打った映画じゃないから勝手に思い込んだ方が悪いッちゃ悪いんだけど、あっちの方向に行かせるなよって。むしろ恐怖は薄れますって。少なくとも家政婦めった切りだけはやめといたほうが、あとなんでだか知らんがベッド脇からナイフ振りかざして……、もやめといたほうが(玄関の鍵ぐらい締めときなよ)。刑事もアッサリやられすぎ。神出鬼没の妖怪ですかと。いや、だけど「ミスティ」のリクエストは怖いッすね。ああいう形でいつまでも復活され続けたらほんと怖い。「ミスティ」聴くたびにあの女の形相思い出す。ってこたあるようなないような。
■口裂け女2■ てっきりいわゆる都市伝説ものかと思ったんだよね。そしたらサイコキラーものかよ。顔に硫酸かけられたのはそりゃ災難だけど、だからって口裂け女になっちゃうってのはなぁ~。ま、正編が普通のパターンだったんで、この続編は鬱陶しいサイコものとはいえ「あらら?」てなはぐらかされた感が鬱陶しさと中和してちょうどよかったかも。アそうそう、ナイフでブッスリくらってるのに平然と走ってるあたり、しまいにゃ妖怪になりました的展開がさりげなくてよかったなあ。なわきゃないでしょ。でもまあ、重苦しい家族崩壊全滅モノが好きな人にはオススメかも。山野一の貧困漫画とかね。
■ミネハハ■ あれ? おっかし~な~。てっきり幼女ものつうか童女ものつうか、とにかくちっちゃい女の子たちの話だとばかり思ってたぞ。『エコール』とおんなじ原作だと聞いてたもんで。そしたら冒頭で一挙に何年も話が飛びやがんの。ひどいやひどいや。何歳になったって? あああ冒頭じゃちっちゃかった子たちがどう見てもあれじゃみんな18歳以上。(←少なくともモンゴロイドの審美眼では)。あのエコールの神秘的かつロリ危ないムードのカケラもねっつの。召使いらの人格否定的扱いぶりも描写なまぬるいし、肝心の異世界情緒ですらこうも負けちゃってちゃナあ。ま、それ以上の感想ナシです。
■転校生 さよなら あなた■ 82年版同様てっきりこれもハッピーエンドいうかせいぜいお別れペーソス止まりかと思ったのね。そしたら25年の差はそう生ぬるくないとでも言いたいかったのか大林監督、ああいう展開にもってきましたか……。文句はありませんです。病床のカズミを見てカズオの母が「?」となるあたりの演出は冴えてたしね。でも相変わらずの男女描き分けですなあ。シリアスになったぶん、もうちょいリアリスティックに作り込んでもよかったんでは。ジャケット表写真の2人の姿勢からして安易すぎるよ、25年にしては進歩なさすぎ。この不満の元はここではとくに繰り返しますまい。『ゼロからの論証』2-1「身体交換とフェミニズム」をお読みいただければ。
■1942 怨霊■ だからこのネタはもういいですって、まったくもう。てっきり怨霊が出てくる映画かと思ったわさ。タイトルがそうなってるんだから。怨霊に取り憑かれてるかと思いきや自分らが怨霊だったってか、あのラストは。だからそれってもう何遍もやられてるネタですからって。あれやるなら、自分らと思しき人影がカメラに写るシーンを繰り返して早々にネタバレするような真似やめとくべきでしたねえ。手垢のついたああいう展開じゃなくて、ふつうの怨霊ものにしとけばわりといい雰囲気出てたのに。映像も結構凝ってる遠景とかあったし。しかしどーにかなりませんかと閉口したのは主人公はじめ兵士らの絶叫口調に大袈裟なおたおたぶり。うるさいったら鬱陶しいったら。そのくせ銃は一発しか撃っとらんでしょう、戦争映画(だろ)なのに。大尉殿の棒読みゼリフにも困ったもんだし、まぁぜんぶ走馬燈なんだからインチキ演技も許してよってわけにゃいかんよ、ほんと。視覚的には合格点余裕でクリアしてる作品なんだから、ただの不条理ナンセンスにしときゃよかったんでないの?