■レクチャー
第6回 総合学術文化学会・学術研究会開催のご案内
会場亜細亜大学武蔵野キャンパス
新2号館(1面がガラス張の白い建物) 4階 243教室
2010年 3月13日(土曜日) 13時30分 時分開始
司会 学術文化学会副会長 尾関 英正氏
開会挨拶 総合学術文化学会会長 柿山 隆氏
第1部「外国語及び日本語」分科会(座長:柿山 隆氏)
13:35~14:25 小川直之氏(経営学部准教授)
「中世フランス語の写本は何を語りかけるだろうか?」
――戦争の『十字軍年代記』と、愛の『薔薇物語』-
第2部「言語と文化」分科会(座長:尾関英正氏)
14:40~15:30 松本賢信氏(法学部教授)
「文学とチェスと戦争」
――トルストイ『戦争と平和』、ナボコフ『ディフェンス』より
第3部「言語と文化」分科会(座長:松本賢信氏)
15:45~16:35 三浦俊彦氏(和洋女子大学教授)
「原爆投下をめぐる天佑論、天災論、天命論」
――大江健三郎『ヒロシマ・ノート』のヒューマニズム観より
■私の発表ではありませんが、御参考までに。
(私も参加します)
第八回人文死生学研究会を、心の科学の基礎論研究会との合同
研究会として、下記の通り実施いたします。今回は、明治大学意識
情報学研究所 とも共催です。 ふるってご参加下さい。
記
2010年3月29日(月) 午後1時30分~5時45分
明治大学 駿河台研究棟3階、第10会議室
(研究棟はリバティータワーの裏手の12階建ての建物で
す。次の地図をご参照下さい。)
http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html
今回で八回目になりますが、これまでに「刹那滅」「輪廻転
生」「死の非在論証」「人間原理」などがテーマとして取り上
げられました。
前回は、哲学者・三浦俊彦氏の「戦争論理学」の合評会
を著者をまじえて行い、はじめて歴史問題に論及しましたが
今年は、それに続き、「歴史の哲学」という観点から、新た
な問題提起が行われる予定です。
また、「臨死体験と死生観の変容」についての話題提供も
予定されています。
1 「人文死生学研究会」の従来の議論の経緯
重久俊夫 (人文死生学研究会世話人・西洋史、哲学)
1時30分から
2 原爆投下は正しかったか
~戦争・論理学から歴史・認識論へ~
水本正晴 (哲学・北見工業大学)
2時15分ごろから
本発表は、私が今年度行ってきた認識論の授業の試み
を紹介しながら、原爆投下の是非について私なりの見解
を論じる。その際、授業でも行ったように、アメリカ人に
よる原爆否定派の意見として、ジョン・ロールズ、日本人
による原爆肯定派の意見として三浦俊彦の議論を取り
上げ、その食い違いの分析から歴史についての認識
論、一般に歴史の哲学のあり方を問う。
時間に余裕があれば、最近の議論として野家啓一の
「物語としての歴史」の哲学を批判した中山康雄の議論
を考察したい。
3 旅としての臨死体験と死生観の変容
~日本人の事例を中心に~
岩崎美香 (明治大学大学院修士課程)
4時ごろから
その後、6時ごろから懇親会の予定です。時間の許す方は、
ぜひ、ご参加下さい。