■裏ホラー■ 『放送禁止』をバラエティ番組寄りにテンポ良くアレンジした感じだな。こういう愉快なのホント、もっと作ってくれないかなあ。12話/71分て密度は飽きる暇がなかった。ギクッと爆笑ッがほどよい波で襲ってきて。こういうノリだと本物流出映像っぽく作れてるかどうかなんてもはやどうでもいいわけだが、フェイクドキュメンタリーを本気で見ちゃう人とか心霊を信じがちな人とかって、この作品も「ウソっぽい」とか貶したくなるんだろうな。微妙な見え透き方だからな。始めからフィクションとしてきちんと観てるかぎり、これ、リアリティたんまりの傑作と言うべきですよ。それぞれ一発芸のアイディア競ってる感じが心地よくてどれも好きだが、私個人としちゃ、首ボキッが一番のカタルシスだったかな。対して話題の(?)「幽体離脱」の頭部爆発シーンは『スキャナーズ』とか先例があるんで「ああ……」て程度だったけど、あともっと長く見続けたかったのはもちろん海辺のあの生物だけど、とにかくああいう超常現象ネタに混じって蜂の襲撃やらストーカーの受難やらほんのりお笑い非超常現象ネタってのがリアリティに貢献してるんじゃないかな。女性レポーターの激太りとか自殺未遂者生還直後の二連続飛び降り巻き添え死とか、ホラーネタとして先例ないんじゃないかと思うし、第2作出ないかなあ。なんか一回限りで終わっちゃいそうだけど。評判よくなかったのかな? あのアッサリドッキリ感、私は支持派です。
■グラインドハウス■ えーとそれならそ~と始めに教えといてよ。6枚組を買い込んで、なんか知んないまま1枚目から観ちゃったでしょうが! てっきり『グラインドハウス』『プラネット・テラー』『デス・プルーフ』って三本立てだと思ったんですよ。思うでしょ普通。そしたら結局なんだァ、『プラネット・テラー in グラインドハウス』と『デス・プルーフ in グラインドハウス』をそれぞれ観ときゃ十分だったってことかい。あ~あ損したちゅうか。だってまたあの二つを見直す暇なんぞねえもん。そりゃ面白かったけど、カットされたとこ観るためにもう一度ってのもなあ。そこまで時間とるほどにはいくらなんでも感動しなかったってことよ。てわけでとにかくUSA公開版で二つとも観ちまいましたっと。いやまあ、だから両方とも面白かったって言ってるでしょう、まったく。フェイクドキュメンタリー色もいろいろ混ぜてくれてましたね、わざとフィルムのキズっぽいノイズ入ってんのも最初こそ「なんだこりゃ?」でしたが、フィルム紛失だのどうたらのあたりからフムフムそういう狙いね、みたいな。やっぱ予備知識なしで観るべき映画だったみたいですね。ただそのおかげで『プラネット・テラー in グラインドハウス』『デス・プルーフ in グラインドハウス』見そこなったけどさ。
■悪魔が棲む家2001■ 浮田久恵、小野愛、川島令美、北川弘美、小池祥絵、庄司有希、高木梓、中村明香、沼尻沙弥香、長谷川恵美、平田裕香、深海理恵、松本ゆりあ、安めぐみ。これってどうでしょう、錚々たるメンバーですか? 私はこれ観るまで一人も知らなかったんですが。マ、2001年当時の先物買い、半分以上プロモーションビデオのホラーですけどね、延々と花火キャピキャピシーンやら水着ピチピチシーンやら続いたり。それでいてアクション控えめ。むしろアイドル惨殺フェチ向け企画というべきかな。出演グラビアアイドル14人のうちほとんど全員、次々に血まみれ化していきますんで。いやそんなことより! 銀歯フェチの皆さま、朗報です! 美形ギャルの大口開きアップ&奥歯銀歯バッチリシーンが拝めますて! ホラーの神髄は美女の絶叫シーンにあり、て古典的価値観を再確認させられますね。いや、勢いで美形ギャルっつっちまったけどほんとはどうかな、終始不機嫌な顔しか映らない役なんで好感度低いんだけど。制作サイドの期待度高い方じゃなかったのかなあの子。というのも出演アイドル(というかみんなセリフもドヘタでアイドルの未受精卵って感じね)14人の扱いがどうもこの、将来性の順に重要な役どころ割り振られてる感ぷんぷんで、問題の銀歯ギャルときたらさんざん憎まれ口叩いた舌の根乾かぬうちに早々に退場、って程度の扱いなわけで。第2話で真っ先に惨死。相対的に期待度低い子が銀歯露出プレイを強要されたと思えばそれだけ萌える人もいるかもしれませんけど。ま、観てやってください、シチュエーションとしちゃなかなかなんです。電話で彼氏相手に苛々キレまくった直後後ろから首にコードぎゅっ、大口開けベロ引っこ抜かれて悶絶昇天ですから。そのプロセスで一瞬、奥の銀歯が見えるですわ。一瞬ですからリモコンでスローにして繰り返し綿密に確認してくださいね。銀歯大開陳シーンといえば以前紹介した『死づえ3 呪縛病棟』の熟女絶叫総銀歯も迫力でしたが、こっちはまがりなりにもハイティーンの口の中なのでいっそう貴重と言えましょう。銀歯フェチ対応作品となると歯フェチAVを除けばこのあたりが最高峰でしょう。なお、歯フェチ用本格専門映像なら「ふぇち工房」をご覧ください。とりわけvol.12と16は必見でしょう(番号はDVD版)。さて話戻して第1話ときたら中途半端。霊を蔑ろにしたバチアタリ娘を咎めた義憤娘を真っ先に惨殺しちゃうってのは理不尽すぎませんか悪霊。映像的にあの流れなのはわかるが。それにラストねえ、ただ先公が現われてハイオシマイはないでしょう。付け足しのプールのシーン(結局何が起きたですか?)でフォローできておればまだしも。先公がサイコパスでしたってくらいのお約束オチの方がはるかによかったくらいじゃないかね、あんなんじゃ。第2話もなんだか。例の銀歯娘のベロ引っこ抜かれシーンだけでしたか、見どころは。ベロがいよいよピンチの瞬間、奥歯から目に焦点移してくれたカメラさんは大手柄。眼球フェチならずともあの描写は嬉しいのでは。あそうだ、もひとつ死亡3人目、ベロ根っこがピラピラ生きて蠢いてる描写も特筆に値しますけどね。さて問題は第3話ですが……三話中の最高作は間違いなくこれなんでしょうが、「シックスセンス」系としてもかなり良作の部類に入るわけでして、ただいかんせん次々にギャルたちが死んでく理由がさっぱりわかんないんだよね。オチさえしっかり伝わりゃ途中は雰囲気だけでスルー、的な作りってわけでもなかったと思うのだが。おばあちゃんの不気味さも効いてるようで効いてなくて。でもオバアチャンの真ん前でギャルどもが罵倒しあうの図はハラハラしちゃいましたけどね。でですね、この第3話で主演やってる子、性悪娘らの中でただひとりおっとり系お淑やか娘を演じてるってだけで私ゃ単純に好感持っちまいまして、名前からして日露混血って感じのピカイチ美人なんだけどネットで調べても全然出てこないんですよ、この映画以外には情報がまるで。01年の段階じゃ最も期待されながら早々に消えましたか……。それにひきかえ第2話銀歯娘はその後結構活躍されたようで、ウェブにファンフォーラムもあって、期待度とその後の活躍が比例しないってのはなかなか感慨深いですなあ、な話。第3話でテクニカルなことひとつ言っとくと、オチがわかる直前に主演娘の歩行姿がスーッと透き通るわけですな。あれは要らなかったでしょう。あれやらない方がオチが効いたはず。って実は私、最初観たときあの透き通りに気づかず、二度目で「あれ? こんなんやってた?」って(しかし客観的にはこんなしょ~もない出来の映画私ゃ何度見直してるんですかね、ちょい恥ずかし)。ていいますか私ゃもっと恥ずかしいことに、DVD単体買ってこれ観賞したあと第3話主演娘をもっと見たいがためにDVD3枚+VHS一本ちゅうとんでもないBOXを買い直しちまいましてね。目当ては同封の「アイドル14人の素顔が見られるメイキング&イメージビデオ『美少女アイドル探偵団』」。しっかり観させていただきました。それで納得。第3話主演娘、接写でずっと歩いてくわけだけど、ダメだよ、笑いをこらえながらじゃん。恥ずかしがってちゃアイドルは無理ばい。という以前に根本的にこういう企画、アイドル売り出しとしてはどうだったんですかね? 絶叫顔や毒舌だらけのあげく惨殺ッてんじゃねえ。流血フェチと銀歯フェチばかりぞろぞろ吸い寄せてもなんにもならんでしょうに。毒舌ゼロで悲鳴もお淑やかだった第3話主演娘が消えて、罵声全開の血まみれ娘どもが残ってるとこみると、やっぱこんな低レベルでも体当たり演技は効果あります、の実例だったのかな。ところでこの14人の中で一番ビッグになった娘って誰でしょうか?
■グラインドハウス■ えーとそれならそ~と始めに教えといてよ。6枚組を買い込んで、なんか知んないまま1枚目から観ちゃったでしょうが! てっきり『グラインドハウス』『プラネット・テラー』『デス・プルーフ』って三本立てだと思ったんですよ。思うでしょ普通。そしたら結局なんだァ、『プラネット・テラー in グラインドハウス』と『デス・プルーフ in グラインドハウス』をそれぞれ観ときゃ十分だったってことかい。あ~あ損したちゅうか。だってまたあの二つを見直す暇なんぞねえもん。そりゃ面白かったけど、カットされたとこ観るためにもう一度ってのもなあ。そこまで時間とるほどにはいくらなんでも感動しなかったってことよ。てわけでとにかくUSA公開版で二つとも観ちまいましたっと。いやまあ、だから両方とも面白かったって言ってるでしょう、まったく。フェイクドキュメンタリー色もいろいろ混ぜてくれてましたね、わざとフィルムのキズっぽいノイズ入ってんのも最初こそ「なんだこりゃ?」でしたが、フィルム紛失だのどうたらのあたりからフムフムそういう狙いね、みたいな。やっぱ予備知識なしで観るべき映画だったみたいですね。ただそのおかげで『プラネット・テラー in グラインドハウス』『デス・プルーフ in グラインドハウス』見そこなったけどさ。
■悪魔が棲む家2001■ 浮田久恵、小野愛、川島令美、北川弘美、小池祥絵、庄司有希、高木梓、中村明香、沼尻沙弥香、長谷川恵美、平田裕香、深海理恵、松本ゆりあ、安めぐみ。これってどうでしょう、錚々たるメンバーですか? 私はこれ観るまで一人も知らなかったんですが。マ、2001年当時の先物買い、半分以上プロモーションビデオのホラーですけどね、延々と花火キャピキャピシーンやら水着ピチピチシーンやら続いたり。それでいてアクション控えめ。むしろアイドル惨殺フェチ向け企画というべきかな。出演グラビアアイドル14人のうちほとんど全員、次々に血まみれ化していきますんで。いやそんなことより! 銀歯フェチの皆さま、朗報です! 美形ギャルの大口開きアップ&奥歯銀歯バッチリシーンが拝めますて! ホラーの神髄は美女の絶叫シーンにあり、て古典的価値観を再確認させられますね。いや、勢いで美形ギャルっつっちまったけどほんとはどうかな、終始不機嫌な顔しか映らない役なんで好感度低いんだけど。制作サイドの期待度高い方じゃなかったのかなあの子。というのも出演アイドル(というかみんなセリフもドヘタでアイドルの未受精卵って感じね)14人の扱いがどうもこの、将来性の順に重要な役どころ割り振られてる感ぷんぷんで、問題の銀歯ギャルときたらさんざん憎まれ口叩いた舌の根乾かぬうちに早々に退場、って程度の扱いなわけで。第2話で真っ先に惨死。相対的に期待度低い子が銀歯露出プレイを強要されたと思えばそれだけ萌える人もいるかもしれませんけど。ま、観てやってください、シチュエーションとしちゃなかなかなんです。電話で彼氏相手に苛々キレまくった直後後ろから首にコードぎゅっ、大口開けベロ引っこ抜かれて悶絶昇天ですから。そのプロセスで一瞬、奥の銀歯が見えるですわ。一瞬ですからリモコンでスローにして繰り返し綿密に確認してくださいね。銀歯大開陳シーンといえば以前紹介した『死づえ3 呪縛病棟』の熟女絶叫総銀歯も迫力でしたが、こっちはまがりなりにもハイティーンの口の中なのでいっそう貴重と言えましょう。銀歯フェチ対応作品となると歯フェチAVを除けばこのあたりが最高峰でしょう。なお、歯フェチ用本格専門映像なら「ふぇち工房」をご覧ください。とりわけvol.12と16は必見でしょう(番号はDVD版)。さて話戻して第1話ときたら中途半端。霊を蔑ろにしたバチアタリ娘を咎めた義憤娘を真っ先に惨殺しちゃうってのは理不尽すぎませんか悪霊。映像的にあの流れなのはわかるが。それにラストねえ、ただ先公が現われてハイオシマイはないでしょう。付け足しのプールのシーン(結局何が起きたですか?)でフォローできておればまだしも。先公がサイコパスでしたってくらいのお約束オチの方がはるかによかったくらいじゃないかね、あんなんじゃ。第2話もなんだか。例の銀歯娘のベロ引っこ抜かれシーンだけでしたか、見どころは。ベロがいよいよピンチの瞬間、奥歯から目に焦点移してくれたカメラさんは大手柄。眼球フェチならずともあの描写は嬉しいのでは。あそうだ、もひとつ死亡3人目、ベロ根っこがピラピラ生きて蠢いてる描写も特筆に値しますけどね。さて問題は第3話ですが……三話中の最高作は間違いなくこれなんでしょうが、「シックスセンス」系としてもかなり良作の部類に入るわけでして、ただいかんせん次々にギャルたちが死んでく理由がさっぱりわかんないんだよね。オチさえしっかり伝わりゃ途中は雰囲気だけでスルー、的な作りってわけでもなかったと思うのだが。おばあちゃんの不気味さも効いてるようで効いてなくて。でもオバアチャンの真ん前でギャルどもが罵倒しあうの図はハラハラしちゃいましたけどね。でですね、この第3話で主演やってる子、性悪娘らの中でただひとりおっとり系お淑やか娘を演じてるってだけで私ゃ単純に好感持っちまいまして、名前からして日露混血って感じのピカイチ美人なんだけどネットで調べても全然出てこないんですよ、この映画以外には情報がまるで。01年の段階じゃ最も期待されながら早々に消えましたか……。それにひきかえ第2話銀歯娘はその後結構活躍されたようで、ウェブにファンフォーラムもあって、期待度とその後の活躍が比例しないってのはなかなか感慨深いですなあ、な話。第3話でテクニカルなことひとつ言っとくと、オチがわかる直前に主演娘の歩行姿がスーッと透き通るわけですな。あれは要らなかったでしょう。あれやらない方がオチが効いたはず。って実は私、最初観たときあの透き通りに気づかず、二度目で「あれ? こんなんやってた?」って(しかし客観的にはこんなしょ~もない出来の映画私ゃ何度見直してるんですかね、ちょい恥ずかし)。ていいますか私ゃもっと恥ずかしいことに、DVD単体買ってこれ観賞したあと第3話主演娘をもっと見たいがためにDVD3枚+VHS一本ちゅうとんでもないBOXを買い直しちまいましてね。目当ては同封の「アイドル14人の素顔が見られるメイキング&イメージビデオ『美少女アイドル探偵団』」。しっかり観させていただきました。それで納得。第3話主演娘、接写でずっと歩いてくわけだけど、ダメだよ、笑いをこらえながらじゃん。恥ずかしがってちゃアイドルは無理ばい。という以前に根本的にこういう企画、アイドル売り出しとしてはどうだったんですかね? 絶叫顔や毒舌だらけのあげく惨殺ッてんじゃねえ。流血フェチと銀歯フェチばかりぞろぞろ吸い寄せてもなんにもならんでしょうに。毒舌ゼロで悲鳴もお淑やかだった第3話主演娘が消えて、罵声全開の血まみれ娘どもが残ってるとこみると、やっぱこんな低レベルでも体当たり演技は効果あります、の実例だったのかな。ところでこの14人の中で一番ビッグになった娘って誰でしょうか?