■トワイライトゾーン 超次元の体験■ 元祖トワイライトゾーンの該当エピソードも観たけど、やっぱスピルバーグのこっちの方が優れてるね。飛行機のは元祖は着ぐるみ丸出しのまるで雪だるま人間だったし、超能力少年のは元祖はただのびっくり箱的首ビニョーんが影で映されてるだけだった。昔はあんなもんで視聴者も満足せざるをえなかったんだなぁと。こっちの方が(こっちもいい加減「昔」の映画になっちゃったが)派手かつリアルでヨカッタです。マジックも、モンスターも。
■トリック・オア・トリート■ 「初体験」てあれだったの~とオチつけられちゃった。やられた。ってわりにはずーっと無難な作りなんで普通に楽しめたって印象。茫洋とした庭がムードたっぷりでした。
■Room13■ 13号室内5~6分で1話完結×13話ってシンプルな作りが嬉しいね。でも玉石混淆すぎ。男女どっちが死ぬのかな?て予想しながらの観方って一長一短であることもわかった。第1話、ありがちな魔女物語。つまらん。第2話、シュールを気取ったのだろうが一方的に女が勝ってる一本調子がバツ。第3話、男が刑事だってことはすぐわかったが、観客はそう見ないって前提での作りに無理あり。第4話、ありがちな罠の張り合い。オチもあのアングルじゃ3秒前に予想ついちゃうじゃん、監督ヘタッピ。第5話、普通わかるでしょ、花嫁。でも動転しちゃうと意外とあんなもんか。ありがち。第6話、ありがちのコントに終始した全編の中で、これだけは感心した。まさかこうなるとは。最初の自決で夢だってわかったならすべて解決、と思いきや、女の死体がまだあって基本夢じゃない、てことだろうね。夢うつつの悪夢。これ、面白い。第7話、だたの約束守らない死神ってかよ。くだらん。第8話、最高傑作の第6話と同モチーフだが、負けてるね。夢見る主体が入れ替わったのはグッドアイディアだが、ラストのもう一転が凝りすぎて逆効果。第9話、凶悪爆弾魔がただのいたずらだったってオチ? 刑事の空回りぶりに爆弾魔が目一杯アクションで付き合っちゃったがゆえに凡作に堕した。第10話、これちょっとオチが予想つきすぎだったよ。旦那の声によるタネ明かしはクドいよ。第11話、連鎖ものだったか。だから何?て感じ。設定の作りすぎ。第12話、これもオチが見えすいちゃって。テレビ画面は余計だったくらいだな。女が殺人犯になったのも旦那の浮気が原因だとかなんとか、考えさせるあたりはポイント高い。第13話、途中までわけわかんないまま進んでくれるのがヨカッタ。男もああ見えて寝取られマゾって感じで、でも女は付き合わずに本気で逆襲しちゃうんだな。このズレが面白い。えーと通算、男女比は生死6対7でバランス考えられてるね。考えなくていいってのに。てわけで全体、傑作もあるにはあるがほぼ駄作揃い。この形式だったら日本の監督に競作させた方がうまくやるんじゃないかな。
■及川奈央 リアルホラーシリーズ 葬儀屋月子 ある葬儀屋の告白■
■及川奈央 リアルホラーシリーズ 看護師月子 ある看護師の告白■
■及川奈央 リアルホラーシリーズ ビデオに映った呪いの影 ~葬儀屋月子編/看護師月子編/及川奈央の心霊スポット巡り~■
この3つまとめちゃって悪いけど、ま、葬儀屋・看護師は基本おんなじ感じだから。月子がすげークラーい感じなんだけど、そこで第3弾・心霊スポット巡りを観にいくのがポイントです。月子とは対照的に明るくはしゃぎ気味の及川奈央にガイドされると、なんかフィクションもドキュメンタリーもどうでもよくなってしまう和み感覚。とにかく和みたい人は三本まとめて続けて観るのがコツですから。
■VISUAL ムー PRESENTS ホントにあった怖すぎる話■ 百物語の簡略版だが、女子高生が一人話し終えるたびに管理者の子が「でもこんな話もあるのよ」と紹介する話が、何やいつも、全然類似点のない別の話やんか! 「でもこんな……」とくれば同モチーフで違う結末になった話とか、そういうの期待するでしょうが。ラストもひねったつもりでしょうが……、いや事実面白いんだけど、ああいうオチ結構好きなんですけど、「引っかかったな……」はないでしょう。霊というか死者というか、ともかくあっち側の存在なんですから、そんな詐欺師みたいなことせんでも……、まあ携帯使ってくる時点で人間側の都合に目一杯合わせてくれてるある意味マメな霊なんですけどね。ま、このジャンルの限界ってことでしゃーないですかね。あ、一人だけ目立ってたツッパリっぽい子の一家心中未遂の話っての、も少し詳しく聞きたかったな。
■コワイ女■ う~ん……、3話とも雰囲気は作れているのにねえ……。第1話、病院で奇跡的に助かったところでエンドでいいよ。そこまでのプロセスをもっと丁寧に作ってや。赤い女の表情も動きもだんだんマンネリ化してきてたぞ。病院の後は全くの蛇足、というかブチコワシ。そんなに自信なかったのかねえ……何でもかんでも付け加えればいいってもんじゃないよ。第2話はねえ……、ずだ袋かぶってる女って設定は満点なんだけど、それで自転車だったか何かにつまずいてスッコロブあたりの本気ぶりが笑えたんだけど、リキ入り過ぎだな。不条理でやるならやるで最後まで不条理色続けてくんないと。どうしてああ普通の展開にしたかね。ただの餌探しの連鎖でした、がオチかい。で第3話ね。これがいちばん退屈でしたね。子どもがせっかく熱演してるのに気の毒だよ。いや、死んだことじゃなくてこんなつまんねー映画にって意味でね。肝心のコワイ女もこの第3話だけは見掛け怖くねえし。サイコの血筋って言いたいんだろうけど、なんか唐突でダメだわ、長編でやり直してください。
■ダニッチ・ホラー■ こうゆうのもありだとは思うが……、ちょっと地味すぎというか、自制しすぎというか、アート気取りすぎ。アニメ人形が動かないで突っ立ってるだけのシーンがほとんどとあっちゃ、そりゃ表情やらなんやらで想像力働かせろったって、そんな複雑なストーリーや背景があるわけでもなし、でもそれが「画ニメ」なんだよね。だったらしょうがないや。
■悪夢の銀河鉄道■ 期待したんだがな、ストップモーションアニメの怪物が出てくるとかで。ま、確かに出てはきましたよ、虫と、なんかヒト型モンスターとね。カニっぽいのも砂浜の地割れから出てきたっけな、一応。
■リアル肝試し■ のっけからみんな棒読みやな~。トイレの個室と外で延々喋ってて結局エピソード一個喋りつくしちゃったけど、あの時間だと、ソートーの便秘?
■2ちゃんねるの呪い VOL.1■ どうでもいいけど音楽がウザ過ぎる。ほんとうるせぃってば。音楽がああも大袈裟だと、素直な視聴者は過大に期待するだろうから却って損なんじゃないか、制作側としても。とにかくやたらドラマチックに盛り上げようとするがごときBGMに閉口して観賞を何度中断しようと思ったことか。これ、今んとこVOL.4まで出てるようだが、どうすべえ、買い続けるべきか否か。オムニバスって中には傑作が混じってたりすっからできれば逃したくないが、この低俗音につきまとわれた日にゃあなあ……。で、内容の方ですが、とくに傑作と呼べるものはナシ。ま、5話のうち唯一「ウェブカメラ通話」が例の走馬燈系もとい『エロ怖い怪談 第弐之怪』設定とくりゃ工夫次第じゃもっとゾクッと盛り上げられたものを。あと「よどみのチェーンメール」の女よ、「鮫島事件」の男よ。おめーら取り乱しすぎ。客観的にみりゃガキレベルの幼稚な迷信なんだし。とくに鮫島の男の半狂乱。サークルの部外者に掴みかかって「3人の共通点教えろよ」はないだろう、テメーが考えなきゃ埒あかないでしょう。あ~あ、2ちゃんねるの特性生かしてたかどうかも微妙なところだし、そこそこつまんねーもん観ちゃったなって投げやりな感想言っときたい感じ。音楽さえなければもちっと真面目な感想残す気にもなれたろうがねぇ……。ちなみに、この作品のBGMが超うざったく感じられたのは、ホラー系といえば最近フェイクドキュメンタリーばかり観ていた、という私の特殊事情が働いたのかもしれませんわ、謙虚に言えば(あれ系統は基本BGMないので)。ドラマ系を主に観続けてる人にとっちゃどってことないのかどうか、試してみてほしいやね。
■トリック・オア・トリート■ 「初体験」てあれだったの~とオチつけられちゃった。やられた。ってわりにはずーっと無難な作りなんで普通に楽しめたって印象。茫洋とした庭がムードたっぷりでした。
■Room13■ 13号室内5~6分で1話完結×13話ってシンプルな作りが嬉しいね。でも玉石混淆すぎ。男女どっちが死ぬのかな?て予想しながらの観方って一長一短であることもわかった。第1話、ありがちな魔女物語。つまらん。第2話、シュールを気取ったのだろうが一方的に女が勝ってる一本調子がバツ。第3話、男が刑事だってことはすぐわかったが、観客はそう見ないって前提での作りに無理あり。第4話、ありがちな罠の張り合い。オチもあのアングルじゃ3秒前に予想ついちゃうじゃん、監督ヘタッピ。第5話、普通わかるでしょ、花嫁。でも動転しちゃうと意外とあんなもんか。ありがち。第6話、ありがちのコントに終始した全編の中で、これだけは感心した。まさかこうなるとは。最初の自決で夢だってわかったならすべて解決、と思いきや、女の死体がまだあって基本夢じゃない、てことだろうね。夢うつつの悪夢。これ、面白い。第7話、だたの約束守らない死神ってかよ。くだらん。第8話、最高傑作の第6話と同モチーフだが、負けてるね。夢見る主体が入れ替わったのはグッドアイディアだが、ラストのもう一転が凝りすぎて逆効果。第9話、凶悪爆弾魔がただのいたずらだったってオチ? 刑事の空回りぶりに爆弾魔が目一杯アクションで付き合っちゃったがゆえに凡作に堕した。第10話、これちょっとオチが予想つきすぎだったよ。旦那の声によるタネ明かしはクドいよ。第11話、連鎖ものだったか。だから何?て感じ。設定の作りすぎ。第12話、これもオチが見えすいちゃって。テレビ画面は余計だったくらいだな。女が殺人犯になったのも旦那の浮気が原因だとかなんとか、考えさせるあたりはポイント高い。第13話、途中までわけわかんないまま進んでくれるのがヨカッタ。男もああ見えて寝取られマゾって感じで、でも女は付き合わずに本気で逆襲しちゃうんだな。このズレが面白い。えーと通算、男女比は生死6対7でバランス考えられてるね。考えなくていいってのに。てわけで全体、傑作もあるにはあるがほぼ駄作揃い。この形式だったら日本の監督に競作させた方がうまくやるんじゃないかな。
■及川奈央 リアルホラーシリーズ 葬儀屋月子 ある葬儀屋の告白■
■及川奈央 リアルホラーシリーズ 看護師月子 ある看護師の告白■
■及川奈央 リアルホラーシリーズ ビデオに映った呪いの影 ~葬儀屋月子編/看護師月子編/及川奈央の心霊スポット巡り~■
この3つまとめちゃって悪いけど、ま、葬儀屋・看護師は基本おんなじ感じだから。月子がすげークラーい感じなんだけど、そこで第3弾・心霊スポット巡りを観にいくのがポイントです。月子とは対照的に明るくはしゃぎ気味の及川奈央にガイドされると、なんかフィクションもドキュメンタリーもどうでもよくなってしまう和み感覚。とにかく和みたい人は三本まとめて続けて観るのがコツですから。
■VISUAL ムー PRESENTS ホントにあった怖すぎる話■ 百物語の簡略版だが、女子高生が一人話し終えるたびに管理者の子が「でもこんな話もあるのよ」と紹介する話が、何やいつも、全然類似点のない別の話やんか! 「でもこんな……」とくれば同モチーフで違う結末になった話とか、そういうの期待するでしょうが。ラストもひねったつもりでしょうが……、いや事実面白いんだけど、ああいうオチ結構好きなんですけど、「引っかかったな……」はないでしょう。霊というか死者というか、ともかくあっち側の存在なんですから、そんな詐欺師みたいなことせんでも……、まあ携帯使ってくる時点で人間側の都合に目一杯合わせてくれてるある意味マメな霊なんですけどね。ま、このジャンルの限界ってことでしゃーないですかね。あ、一人だけ目立ってたツッパリっぽい子の一家心中未遂の話っての、も少し詳しく聞きたかったな。
■コワイ女■ う~ん……、3話とも雰囲気は作れているのにねえ……。第1話、病院で奇跡的に助かったところでエンドでいいよ。そこまでのプロセスをもっと丁寧に作ってや。赤い女の表情も動きもだんだんマンネリ化してきてたぞ。病院の後は全くの蛇足、というかブチコワシ。そんなに自信なかったのかねえ……何でもかんでも付け加えればいいってもんじゃないよ。第2話はねえ……、ずだ袋かぶってる女って設定は満点なんだけど、それで自転車だったか何かにつまずいてスッコロブあたりの本気ぶりが笑えたんだけど、リキ入り過ぎだな。不条理でやるならやるで最後まで不条理色続けてくんないと。どうしてああ普通の展開にしたかね。ただの餌探しの連鎖でした、がオチかい。で第3話ね。これがいちばん退屈でしたね。子どもがせっかく熱演してるのに気の毒だよ。いや、死んだことじゃなくてこんなつまんねー映画にって意味でね。肝心のコワイ女もこの第3話だけは見掛け怖くねえし。サイコの血筋って言いたいんだろうけど、なんか唐突でダメだわ、長編でやり直してください。
■ダニッチ・ホラー■ こうゆうのもありだとは思うが……、ちょっと地味すぎというか、自制しすぎというか、アート気取りすぎ。アニメ人形が動かないで突っ立ってるだけのシーンがほとんどとあっちゃ、そりゃ表情やらなんやらで想像力働かせろったって、そんな複雑なストーリーや背景があるわけでもなし、でもそれが「画ニメ」なんだよね。だったらしょうがないや。
■悪夢の銀河鉄道■ 期待したんだがな、ストップモーションアニメの怪物が出てくるとかで。ま、確かに出てはきましたよ、虫と、なんかヒト型モンスターとね。カニっぽいのも砂浜の地割れから出てきたっけな、一応。
■リアル肝試し■ のっけからみんな棒読みやな~。トイレの個室と外で延々喋ってて結局エピソード一個喋りつくしちゃったけど、あの時間だと、ソートーの便秘?
■2ちゃんねるの呪い VOL.1■ どうでもいいけど音楽がウザ過ぎる。ほんとうるせぃってば。音楽がああも大袈裟だと、素直な視聴者は過大に期待するだろうから却って損なんじゃないか、制作側としても。とにかくやたらドラマチックに盛り上げようとするがごときBGMに閉口して観賞を何度中断しようと思ったことか。これ、今んとこVOL.4まで出てるようだが、どうすべえ、買い続けるべきか否か。オムニバスって中には傑作が混じってたりすっからできれば逃したくないが、この低俗音につきまとわれた日にゃあなあ……。で、内容の方ですが、とくに傑作と呼べるものはナシ。ま、5話のうち唯一「ウェブカメラ通話」が例の走馬燈系もとい『エロ怖い怪談 第弐之怪』設定とくりゃ工夫次第じゃもっとゾクッと盛り上げられたものを。あと「よどみのチェーンメール」の女よ、「鮫島事件」の男よ。おめーら取り乱しすぎ。客観的にみりゃガキレベルの幼稚な迷信なんだし。とくに鮫島の男の半狂乱。サークルの部外者に掴みかかって「3人の共通点教えろよ」はないだろう、テメーが考えなきゃ埒あかないでしょう。あ~あ、2ちゃんねるの特性生かしてたかどうかも微妙なところだし、そこそこつまんねーもん観ちゃったなって投げやりな感想言っときたい感じ。音楽さえなければもちっと真面目な感想残す気にもなれたろうがねぇ……。ちなみに、この作品のBGMが超うざったく感じられたのは、ホラー系といえば最近フェイクドキュメンタリーばかり観ていた、という私の特殊事情が働いたのかもしれませんわ、謙虚に言えば(あれ系統は基本BGMないので)。ドラマ系を主に観続けてる人にとっちゃどってことないのかどうか、試してみてほしいやね。