利害が自由を創り、苦楽が自由を練り、善悪が自由を戒め、恩讐が自由を縛り、尊卑が自由に染み込んでゆく。
葉と花の相性が、花と実の関係を予告しているとは限らない。
幹の枝になりようが、枝の葉の付けようを予行するようには。
突き合うことなしに付き合える相手なら、付き合わずとも突き合うにふさわしかろう。
無欲な希望はさだめし無策だろうが、無欲な希望的観測はさぞ創造的に違いない。
足を洗えば手の汚れが目立ってしまう。
手を引けば突っ込んだ鼻が息荒くなるばかり。
鼻をつまめばそばだてた耳に疼きと火照りと鳴り響きと。
耳をふさごうが目を覆おうが、足が震えて揺れて蹴り出していくかぎり。
架けそこなった橋は迷惑だが、架けっぱなしの橋よりはましだろう。
人を観葉植物のように見る芸術肌
人を観葉植物として見る朴念仁
人を観葉植物なみに見る冷血漢
人を観葉植物がわりに見る不精者
人が観葉植物にしか見えない唐変木
人を観葉植物とは見れない野暮天
…………………………………………………………
2011年10月5~6日
「言語表現」(金曜3限)受講生の作品へのResです。
←3698
葉と花の相性が、花と実の関係を予告しているとは限らない。
幹の枝になりようが、枝の葉の付けようを予行するようには。
突き合うことなしに付き合える相手なら、付き合わずとも突き合うにふさわしかろう。
無欲な希望はさだめし無策だろうが、無欲な希望的観測はさぞ創造的に違いない。
足を洗えば手の汚れが目立ってしまう。
手を引けば突っ込んだ鼻が息荒くなるばかり。
鼻をつまめばそばだてた耳に疼きと火照りと鳴り響きと。
耳をふさごうが目を覆おうが、足が震えて揺れて蹴り出していくかぎり。
架けそこなった橋は迷惑だが、架けっぱなしの橋よりはましだろう。
人を観葉植物のように見る芸術肌
人を観葉植物として見る朴念仁
人を観葉植物なみに見る冷血漢
人を観葉植物がわりに見る不精者
人が観葉植物にしか見えない唐変木
人を観葉植物とは見れない野暮天
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2011年10月5~6日
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