■茶の味■ 面白い! 脱力しちまった。なごんじまった。これはいい。このムードを出せたのは奇跡に近いな。しかしどこがいいんだろう。わっかんねーとこがまたいいんだってば。大した事件が起こるわけじゃないのに魅入られちゃう。これぞ俗な意味で芸術だな。端的に「人間」にはまってしまうわけだな。事件じゃなく。って具体性に欠けてゴメン。とにかく良かったってことで。家族全員みんな独自の濃厚臭を漂わせてる。三浦友和を除いてだが。家族以外の人間たちもだ。転校生女子の投げやりな自己紹介最高。「部活入った?」「囲碁部」「うそ!」「囲碁好きだもん」的教室内外の会話ことごとくがナチュラルでナチュラルで。ところどころ羽目を外したようにみえるシーンもなくはなかったけど。電車ン中でのコスプレコンビのカラミとかね。あとクドい場面もなくはなかったけど。浅野忠信が元カノの店の前でいろいろ言うとことかね。でもそんなあんなも結果的にゃ全体の中に融け込んでいて成功。か~ちゃんのアニメ試写をみんなで見てる背後の即興効果音なんか満点のノリですよ。あのくらいに各シーンを抑えてたらホントとてつもない純粋芸術にまでブッとんじゃってただろうな。だから面白おかしく楽しく観せるにゃ時々ズッコケかけてるくらいのあの現状で良かったのかも。我修院の爺さんがとくにナイスだったと言うべきだろうけど、なんて名前だっけか逆上がりの女児がサイコーでしたねっ。演技なのか地なのか。巨大ドッペルゲンガーがスーッと蒸発してゆくカタルシスも清々しい。あの子があっこれ自分、と珍しく自己主張(つかなんつか)口にしたりしてみんなで見るパラパラアニメんとこ(あそこのシーンだけは三浦友和の感慨深いセリフのナチュラル度が映えてました)なんか泣けましたよ、まったく。『鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』がともに最低ランクの愚作だっただけに、『茶の味』の達成度は評価できますな。
■ライアーゲーム■ スリリングでした。秋山のキャラクターが光ってる。同じ詐欺師ものでも『クロサギ』よりこっちのほうが遙かに手に汗握るモード。ただなんというか、第1シーズンをたっぷり見終わったとき、その時点でワタクシ戸田恵梨香って知らなかったんですが、ヒロインがさっぱり印象に残ってなかったんですわ。なぜだろう。顔も声も覚えてない。戸田恵梨香あんなに可愛いのに。つまりあの時点じゃそういう見方してなかったってこった。完全にパズルモードだったわけで。第2シーズンからは戸田恵梨香意識して観たけどね。しかしほとほとよくできてるよ。あらゆるゲームの中で少数決ゲームが頭脳度高くて最高だったかな。さても驚いたことに、あとから読んでみた原作ときたら、この映画版よりまたワンランク上のクオリティなのでした。ほんと脱帽ですよ。現代マンガのレベルって高いんだなぁ。なお余談ですが、今や私はいくぶん戸田恵梨香フェチです。このドラマ見てた時点じゃなぜか全然気づかなかったあるパーツゆえにね。彼女のイメージビデオとか『恋極星』とかいろいろ、買っちゃいました。
■変態村■ てっきりスプラッターかと思ってたんですよ。レザーフェイス系かと。そしたらこれでしょ。参りました。いや、たしかに変態ですよ。意味ちょっと、いやかなりずれるとは思うけどね。変則変態、変態的な変態って感じだな。女装させられた男が逃げる途中で罠か何かに引っかかって泣くとこ。あそこにゃ笑ったね。そりゃ泣くわ。泣くしかないでしょ、意味わかんないあんなトラップかけられたら。村人らもふざけてるわけじゃなさそうだしね。殺すわけでもなさそうで。ほんと何させたいんだか、アイデンティティが取り違えられてる時点で対処の仕様もなく。来る者来る者みんな元村人扱いってわけかな。一種ナンセンス系にも踏み込んだ異様系でした。あんな小説書きたくなってきたな。
■アウェイク■ おお、ひさびさにストーリー物を見たわい! いやぁ、ああいう展開になるとはな! いや、観てる最中はちょっと先が読めていくんですよ。はっきり読めちゃうんだけど、意外と意外感旺盛で、うん、お母ちゃんが自ら犠牲になるってところ、しかもクスリを使うんだろうなってところ、あまりに予想通りなのに同時にあまりにツボなので、いやああ、爽快でした。しかし序盤、ああいう具合に友情と世間的権威とを対立させられると、誰だって友情の方がイイモンだと思うよね。そりゃあ権威がワルモンですよ。キャスト的にも友人はいかにも胡散臭い黒人だったしさ、意外感狙いであの友だちイイモンに決まってるよ。医師免許停止だったか訴えられたの何回とかだったか、そういういかがわしい経歴こそ伏線になって「でもこっちが正解ですよ。地位や実績じゃなくて人間性ですよ」って流れに決まってる。エンタメだもの絶対そうなる。って思ってたのよ。主人公を説き伏せるかあちゃんとおっさんの傲慢な態度からして絶対そうでしょ、ふつー。「今度なんとかかんとかの会長になる」だの医学界での地位鼻にかけてるしょーもない俗物ジジイいだもの、キャラクター造形のロジックとしてあいつ絶対悪者。あいつのせいでアウェイク。そしたら見事に逆でやんのよ。見事に友人の方がヤブ×ワルの二重苦でやんのよ。方やおっさんすげー腕前じゃん。根性じゃん。使命感じゃん。ほんとエンタメの定石打ち破ってるよね。粉砕だね、お手柄だよほんま。計画実行のため途中で休憩させられたチーム外の医師のポケットに覗く酒、それを見ていやぁな予感に焦る妻、どれもこれも芸が細かいよ、ほとほと。もう一回観たらさらにいろんな伏線に気がつきそうだな。でも展開があまりに巧みだからほら、肝心の「覚醒」の話が影薄くなっちゃったよね。すげーエグイ閉鎖空間モノ期待してたんだけど、痛み描写も最初の方だけだったし、なんか別のジャンルだったね。いや、いいんです、流麗なエンタテイメント観せてもらったんで。
■12グラム■ 心臓移植モノでも『アウェイク』とは正反対の文芸モードね。スタイリッシュというかエピソード寸断ぶりもいいところ、しかしこんなんでも不思議とストーリー理解できちゃいやんのよ。人間の理解力って面白いもんだなぁ。『メメント』ほど律儀に逆流させてるわけじゃなくて、行ったり来たりのランダム系だものな。あれよあれよとだんだんわかってくるとこが奇妙な快感。前科者がやたら善人なとこが光ってる。かと思えば子どもひっぱたいたりね。あの種の犯罪者って、更正しきったと思いきやふと凶暴さが垣間見えるとこが怖いんだよね。俺途中まで、あの数学教授(?)が妻と出会うまでが一つのエピソードになってるのかと勘違いしてたよ。あの女、そうじゃなかったよね、心臓提供者の妻だよね。場所がプールだもの、気づけよって感じ。寸断モードに気をとられすぎたよ。でまあ、ラストに拳銃ぶっ放しが続いたのにはチョイぶちこわし感あり。ああいう映画じゃなかったと思うんでねえ。
■ある戦慄■ おおおっ! ついに! ついにつきとめた! つきとめました。これ、『真夜中の戦慄』じゃないですか! いっや~、DVD化されたんだなあ。俺にとって幻の名画よ。小学生ん時にテレビで観るともなくぼんやり観ていた映画ですわ。男が女を執拗に追っかけて、「もういいよ」と諦めると女が「待って」と逆にすがりつくシーンとか、電車内でキスしまくっているこの男女を向かい側の席の中年夫婦がちらちら見てるシーンとか、また別の男女二人組シーンで女が男の前景をコツコツハイヒール音立てながら行ったり来たりして何か文句言いまくっている地面すれすれアングルとか、いろいろ記憶に残ってて、しかしその後の展開がさっぱり記憶に無し。たしかテレビの前に一緒にいた母親が、キスしまくりシーンのところで「こんな映画」と消してしまったような記憶もあるようなないようななので、そもそも途中までしか観てなかったのかもしれん。ともあれ、異様に鮮明に残っている記憶内の名画でしてね。放映タイトルが「真夜中の戦慄」だったことも鮮明に覚えてるくらいだから。それがこんなところで再会できるとはなあ。パッケージ見てて、「もしや???」とは思ってたのよ。いやあ懐かしい。ワル二人組の異様なテンション、メチャクチャぶりには笑えるが、あの二人は記憶の中には無し。序盤に登場してたから見てはいたはずなんだが、小学生基準ではキスシーンの印象に掻き消されちゃったかな。ともあれ怪我してない方の軍人とストーカー男のヘタレぶりが愉快。二番目くらいに立ち向かった頑固ジジイが「こら、そこの若いの、何とかしろ」ってストーカー男に怒鳴るわけだが、女への態度とはうってかわってビビリ丸出しの色男。いやあこのシチュエーション、おんもしれーじゃんよ! 大して強くもないチンピラ二人をなぜに人数に任せて取り押さえることができないのか。一人が立ち上がると他の全員ダンマリに沈潜、さっきまで戦ってたやつも選手交代で沈黙、って繰り返しがリアルなんだかリアルじゃないんだか実際問題として笑えちゃう。登場の瞬間から不機嫌に怒鳴りまくってる黒人男なら何とかしてくれるかと思いきや、傍観者決め込むスタンスが中途半端ゆえ泣かされる羽目に。ああいう形で決着するならもっと早くなんとかせいよって感じだが、まあ臨界値を越えて初めて弾みで解決、ってリアルだよね。ラスト、警官が乱入するや黒人男を押さえつける描写、すげかったね。ああいう描写が解禁になったんだなあとしみじみ。これ、六十年代半ばの映画だよね。う~ん。余韻たっぷり。余韻いえばしっかしあのあと各ペアの関係は難化しただろうなぁ。
■ファーゴ■ これも笑えるしょーもない悪人二人組。こっちは動と静というか、対照的なワルふたりの行き当たりばったりのやっつけ仕事ぶりがメチャ笑える。だいたいどこ探したらあんだけデタラメな人材調達できるんだよ。依頼主、頭悪すぎですよ。しかしヤナギダの登場意義がわからんかったな。リアリティのための細部? 女警官が「手を挙げろ」って何度も叫び直さなきゃなんないあたりの表現はリアルだったんで、とくに枝葉のエピソードのほのめかしは必要なかったような気も。
■イン・ハー・スキン■ こいつはサイコパス系じゃないよな。逆だな。感情の嵐系というか、境界性人格障害系。「なんだ、普通に殺すのかよ」って感じだけど、デブスの力をもってしてもなかなかとどめを刺せないマウントポジション首締めシーン、唾だらだら粘液シーンが鬼気迫ってました。あそこ名シーンですよ。しかしこういうリアル描写系って、たいしたストーリー無くても観れちゃうもんですねえ。話の展開はてんで予想通りなのに、人物の表情にいちいち戸惑っちゃうですよ。失踪直後の(つかまだ失踪とも決まったわけじゃない時点での)大騒ぎぶりからして遺体発見を知らされた暁にゃさぞや……と思いきやあれでしょ。で夜になってから号泣なのね。なにげにリアル。ラストってあれ、デブスがムショ内でいつしか可愛くなってる演出って理解でいいのかな? しかしたびたび出てきたあの独白、てっきり殺された娘の魂が語ってんのかと思ったもん、『ラブリーボーン』みたいにね。そしたらデブスの方でしたか。微妙すぎるどんでん返しがさわやか。
■セルビアン・フィルム■ こいつはどうだろう、レザーフェイス系っぽいトラウマ系。出だしに感じさせる異様な期待がある程度続くんだけど、孤児院のムードもおぞましすぎてグッドだったけど、早い段階で飽和しちゃったかグダグダとは言わんがいまいち緊張感が伸びなかったな。あ、いっときますけど、出産シーン直後に生まれたばかりの赤ちゃんをレイプする、鎖でつながれた女を背後からファックしつつ刀で首チョンパ、顔を袋で覆った幼稚園児を犯してたら実の息子だった、等々とりとめのないグロシーンが出てくるのでこれから観賞する人はそのつもりでね。ってとりとめなさすぎてショック薄かったですよ。一体何をやりたかったんだか。これでもかって気合いは買うけど、ポリシーが感じられないなあ。「新生児ポルノ」が売りだったのか、スナッフに徹したかったのか。ラスト、心中するこたぁないんじゃない、って感じだが、あれしか終わらせ方がなかったよね。
■LOVE GAME■ あまりのツマラナサに途中何度も観賞放棄しようかと思ったが一応最後まで見ちゃったのは結果としてよかったかな。ベタなストーリー展開のオンパレード、勉強になったよ。いや、ライアーゲームの二番煎じ臭芬々なのはまあいいんですよ。だけどねえ……、そもそもクリアしたやつ何人かいたじゃない。なぜにゲームオーバー? たとえば第4話とかさ。とっくに誘惑できてるし。第6話、何度もプロポーズされてるし。第7話、ちゃんと略奪できてるし。第10話、明らかに抱けてるし(やっぱ勃起しなきゃダメ?)。第13話、一応挙式やったっぽいし。なにはともあれ、一日でよくもまあというほど事件連続。オチが二転三転するのが心地よいっちゃ心地よい回もいくつかあって、そうだな、第5話と、あとかろうじて第8話かな。しかしまあ全般、第6話の背後霊みたいなストーカーにしろ第12話の超々急展開にしろ、荒唐無稽すぎるっつの。第13話なんぞ、あんなとこでナイフで刺し殺してそのあとどうするつもりだったの? 血とか後始末も大変だしさ。やっぱテレビドラマって芸術にゃなりにくいわ。基本、俳優目当てで見るのが正解かね。第8話の木下あゆ美、よかったなあ。
■ゴールデンボーイ■ ふむ、設定の歪みが面白い。老人と高校生のコンタクト系だな。総統への忠誠に目覚めてロボットモードになっちゃうじいさんを焦って止めようとするとこなんぞ映画ならではの表現だよね。
■コントロール■ そうか、コントロールって、そっちのコントロールだったか。予期してなかったなあ。どんでん返しで感動させてくれましたな。しかし世の犯罪者ども、ああいう手でほんとにかなり改善できるんじゃないか。って抑止力にはならんか。そうか、犯罪者予備軍にやればいいんだな。でも、謝りに行くだけのために拳銃が必要だったのはなんで? 邪魔する奴は殺す気だったのかよ?
■ダウト■ なんだかちっともわかんねーや。人間関係とか。固有名詞だけボンボン出てきて本人不在だし。ただ、わかんなくてもいいってことが途中で察しがつくんで、見てられないほどじゃなかったな。
■エイリアン・ライジング■ どこに分類すればいいのかなあ。あのモンスターときたらあの本家エイリアンそっくりで個性ゼロなんで、女保安官のトラウマらしき原体験をやたらフラッシュバックでぽんぽん見せられるあたりでトラウマ系にしとけっと。で、途中までよし、よしと思って観てたんだけどね。とくにクレジット出てるオープニングの背景がチープながらムードたっぷり出してる山岳風景で、こりゃあいいビジュアル見せてもらえそうだぞ、と期待したわけで。実際そのあとすぐでっかいタンクローリーが走り出して、え、え、こんな大物がのっけからひっくり返ってくれんの、と期待度急騰。しかし転覆の瞬間は撮されず翌日の結果シーンのみ。ありゃーやっぱ低予算か、と萎みかけたところを、連続虐殺場面の迫力で盛り返してくれました。いやぁいいじゃないですか、肉体の扱いがいい。逆さ吊り窓引き込みに窓破り室内放り込みに。しかしスピード感あるわりに全体暗くてディテール見えないのと、ショッキングシーンのはずなのにパッと切り替わっちゃうんで(音楽もブツ切りだったり)そのつど醒めちゃうのとで大幅減点、あ~あ。ラストに行くほどこのブツ切り感がひどくなるんで、せっかくスピーディな展開と例のネチャネチャパーツアップの迫力が生かしきれなかった。ま、迫力言うてもアップのときだけで全身映像は安CGのチープ感全開でバッタかカエルが跳ねてるようにしか見えんのだけどね。全然ダメダメ映画ってわけじゃない、系程度の作品でした。微妙に投げやりなアル中っぽいヒロインの雰囲気とか、期待津々だったんですけどねぇ。
■生贄夫人■ とりあえず雲古は重要なんだからちゃんと見せてよ。せっかくの艶々した山吹色が一瞬しか見えんのよ。
■シャッターアイランド■ 悪いけど、こういう映画っていくつ作っても同じじゃないかな? 妄想と現実の境目がわからなくなるタイプの話、うんざりだよ。この設定なら何でもありだよ。いくらでも謎を作れる。平凡。どうせやるならせめて「このネタ」だってわかんないように作ってや。血や泥にまみれた回想シーンがやたら出てくるから最初の方でア、こいつってほんとは患者だな、ってわかっちゃったし、妄想なのか陰謀なのか、いや、もういいです。
■ヴェルクマイスター・ハーモニー■ これもまた~……よくあるつうか、こういうのって、高く評価しなきゃダメですか? ウヨウヨいそうだなあ、「素晴らしい芸術だ」とか言いたげなやつら。カット数減らしてゾロゾロ人が歩く場面や大勢突っ立ってる場面映し続けりゃ「アートですねえ」って言ってもらえると思ったら大間違い。とにかく、ちっとも面白くなかったよ。そりゃハリウッドとは全然違う手法だけど、非ハリウッド的=アートってことにはならんのでね。クジラなんてどうでもいいから、ヘリコプターの旋回のとこだけかな、「おっ?」て思ったの。あと65分チョイ過ぎたあたりの、二人黙々と歩くところを接写してゆくシーンだけは「ふーん」て思ったけど、せっかくのあれをもっとしつこくやってくれないことにはな。あとあれだな、暴動みたいなシーンだな、ぬるいな、もっと思い切って派手にやんなきゃダメでしょうが、怪我人続出覚悟でさ。
■箪笥■ 進度遅っ! ゆっくりすぎっ。あの3人の女のうち2人は非実在なんだろうなと思って観てたけど、非実在は2人だったのかな、1人だったのかな? ちょっと暗示的すぎてホラーとしちゃどうなのかなあ。いちばん怖い映画といったらこれ、と学生に薦められたんで観てみたんだけどさ。
■板尾創路の脱獄王■ これ、衝撃のラストなんですか? まさか、違うでしょう。
■マッドマックス■ なんだ、妻子殺されて復讐、って展開は終盤になってから始まるんじゃないか。それがメインだとばかり思ってたよ。全編執念のカーチェイス、とか期待してたんで。まあ一番の不満は、肝心の妻子惨殺シーンが遠望すぎて見えんかった、てこと。ジャンル間違えて期待してた俺が悪いんだろうけどね。