三浦俊彦@goo@anthropicworld

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今年の執筆予定

2015-01-06 02:43:00 | 活動メモ
 ●アンケート

「今年の執筆予定」『出版ニュース』2015年1月上・中旬号p.47

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 今年春に、共著論文集『虚構の形而上学』(春風社)を出版。寄稿論文は、昨年春に上梓した『思考実験リアルゲーム』(二見書房)の芸術学バージョンといった感じ。
 昨年もうひとつ上梓した『下半身の論理学』(青土社)は、内容からして「処女厨の分析哲学」と題するべきだったが、版元の案に従い「論理学」と題したせいで、興味深い反応があった。
 「下半身に論理学がどう関係するのか?」という苦情である。
 論理学(および哲学)は適用対象については汎用的だ、ということが一般にあまり認識されていないらしい。今さらの発見だった。――ならば、次に三五館から予定している〈フェチ論〉も、誤解を正すためあえて「フェチの論理学」と題してみようか。それとも誤解を避けるため「論理」の文字は外すのが得策だろうか。
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 ↑うっかり書き忘れましたが、『天才児のための論理思考入門』(河出文庫)も進行中です。
  ちなみにこの執筆予定、 
 阿呆理詰日記4880と御照合ください。

阿呆理詰日記4890

2015-01-06 00:40:00 | アフォリズム日記
一位になることでしか得られない一体感がある。
一部を捨てることでしか達せられない一体感もある。
部位を忘れることでこそ得られる体感がほとんどだから。


死ぬときは誰もがひとりぼっち。死ぬまでは誰彼かまわずひとりぼっち。


賢い選択をした自覚はまれ。本当に賢明な選択は、主観的に強制として現われるのがつね。


心情を天候に喩え、表情から世情を読み、手相で運命を占い、好悪で善悪を悟る。


真善美も序破急に従わなければただの衣食住。赤青黄を守らなければ知情意のなすがまま。



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  2015年1月4~5日
「言語表現」(月曜4限)受講生の作品へのResです。
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