絶頂感。落下の予感が恍惚の源。断末魔。落下できない兆候が苦悶の際。
●アンケート
「今年の執筆予定」『出版ニュース』2016年1月上・中旬号p.47
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「人間原理的芸術学」というのを構想している。デュシャンの便器のような極端な前衛芸術がなぜ娯楽的な悪戯でもジョークでもなく高級芸術の最高峰にまつりあげられてきたのか、という「謎」を、「自意識昂進による選択効果」で解明しようというのが大筋。そのために「フェチ論」(三五館)と「ハルヒ論」(未定)を準備中。前者は、芸術業界の自意識を「概念フェチ」という観点から捉えるもの。後者は、場違いにもアニメという娯楽芸術でなされてしまった〈ある反商業的芸術実験〉を手掛かりに、フィクションとシミュレーションという対概念による芸術論を展開する。……とこう書いていても我ながら抽象的で小難しい印象を与えそうですね。テーマと方法のズレを利用して秘所をこじ開けるというか、「自意識昂進の自己選択」を実演できればと思っていますが……。
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●小説
『偏態パズル』(第79回)(総合文学ウェブ情報誌 文学金魚)2016年1月29日
http://gold-fish-press.com/archives/37917
http://gold-fish-press.com/archives/37928
「今年の執筆予定」『出版ニュース』2016年1月上・中旬号p.47
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「人間原理的芸術学」というのを構想している。デュシャンの便器のような極端な前衛芸術がなぜ娯楽的な悪戯でもジョークでもなく高級芸術の最高峰にまつりあげられてきたのか、という「謎」を、「自意識昂進による選択効果」で解明しようというのが大筋。そのために「フェチ論」(三五館)と「ハルヒ論」(未定)を準備中。前者は、芸術業界の自意識を「概念フェチ」という観点から捉えるもの。後者は、場違いにもアニメという娯楽芸術でなされてしまった〈ある反商業的芸術実験〉を手掛かりに、フィクションとシミュレーションという対概念による芸術論を展開する。……とこう書いていても我ながら抽象的で小難しい印象を与えそうですね。テーマと方法のズレを利用して秘所をこじ開けるというか、「自意識昂進の自己選択」を実演できればと思っていますが……。
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●小説
『偏態パズル』(第79回)(総合文学ウェブ情報誌 文学金魚)2016年1月29日
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