可能世界の哲学、バベルの図書館

　　●著書（近刊）
『改訂版 可能世界の哲学 「存在」と「自己」を考える』 (二見文庫) ４月末刊予定


　　●修正

『論理パラドクス』文庫版は、以下のような修正が施されたことを以前お知らせしましたが、
　http://green.ap.teacup.com/miurat/4921.html
　第８刷以降の版では、読者からの指摘に従い、新たに以下のような修正を施してあります。

　……………
　p.45 【バベルの図書館】
　問題文　第二段落１行目
　しかし、このようなバベルの図書館は実は不可能である。
　　　　　　↓
　しかし、このような図書館（本の列）は実は不可能である。
　……………

　なぜこのような修正が必要とされるのか、お考えいただければと思います。
　（ただ、学者の間でも意見が割れまして、検証のために私がインタビューした学者の大多数は「このような修正は必要ない（この修正なしでも正解は確保できている）」という意見でした。ただ、このように修正しておけば誤りの可能性が防げることは確かです）

阿呆理詰日記5699

世に矛盾と言われる事柄の半数は、雨乞いをした後に雨宿りをする程度のこと。