キョンと長門の〈数え間違い〉が収斂する微妙な真相

　「エンドレスエイト」において
●長門のシークエンス数え間違いがテラループ説・オムニループ説そしてエゴループ説の暗示になっている構造（重層的物語←→概念芸術 の往復）についてはアニメ制作側の意図は不明とせねばならぬものの、
●キョンの数え間違い（15日→14日）がOrgan²/ASLSPとの精密一致を隠蔽する装置になっていること（概念芸術への固執←→忌避 の往復）については、原作者の意図が確実であり（人間原理的なベイズ式で証明可能）、でありながら指摘されなければ（おそらく）永久に当該数秘的情報は封印されたまま――……そこまでして自らのアート性を不可視化したかった（オタクに操を通したかった）とは……！
　ただし原作発表の時点ではあのトンデモ・コンセプチュアルなアニメ化構想はなかったはず。谷川が予見したのかアニメ制作陣が合わせたのか、いずれにせよosorubeshi「エンドレスエイト」！

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何のことかわからない人は『エンドレスエイトの驚愕』第７章注133付近、第11章注229付近の本文をご覧ください……

阿呆理詰日記6056

ちょっと大きい。やれる直前に振られた男の不運より、やらせた直後に振られた女の不運の方が。