■ナイトフォール■ えーとこれ、2000年に一度の大破滅がテーマらしいからサバイバル系かな? ま、エスパーがメインだったからミュータント系ってことにしとこう。それにしても、複数個の太陽の輝く空とか日蝕の描写はよいし暗闇がもたらす狂気ってモチーフも重そうなのに、どうしてこう安っぽすぎる映像にしかならないかね。インドでロケして異世界の雰囲気だそうとしたってなら安易もいいとこ、ほんとどう見たってただのインドの路地でしかないじゃんかよ。それに始めから終わりまで歩ける距離内の出来事で占められてるからなんちゅうかスケールが小さいのなんの。ヒロインも調子よすぎるしな、アクションがショボいにもほどがあるしな、邪教集団もキャプテンあっさり死んで迫力ないしな、大学がいまいち学者らしいキャラクター居なかったしな、ラストあんだけ家燃やしといて、丘の上から見下ろしまでしてるのに、壮大なムード一つ出てないのは悲しすぎでした。壮大ムードはブルガリア風歌声だけだったね。えーとそうだ、砂漠でビニョょ~ンって鎌首もたげた巨大コブラってあれ、何さ? エスパーが作った幻覚? 操った本物? なんなんでしょ? ヘボすぎCGゆえ幻かリアルか設定すらわからなくて困っちまったよホント。結論、夜がない世界には星空がないから宗教だけじゃなく科学こそ発達しないよなあ、ッて確認をさせていただきましたということで。
■フライトナイト■ ユルユルですね。アクションから造形からストーリーから何から何まで。あんなユルめでつないでいくってなら、冒頭部分のまんま、コメディに仕上げりゃよかったのに。コメディというにはギスギスしすぎなんだよな。友人も彼女も、全然信じてないはずなのに、いざチョビット怖い顔してつけてこられるとウワーとパニックになっちゃう。日常でもありそうなパターンで、ナルホドって感じではあります。しかしねえ、対面モードでチマチマやり続けているのでカタルシスが全然です。ガラスを破ってガシャーンと飛び込んでくるようなシーンもあるにはあるが、いかんせん単発。ええとあとは、そうね、串刺しに遭って苦しげなオオカミが可哀想でしたっけ。そのくらい。
■地下室の魔物■ コビトらの悪意というかなんというか、囁き声でうまく表現してたとは思いますがね、一度でいいからやつらと人間とを同じ画面で映してやってください。別々の画面で交互に映されたんじゃ、ただデカイセット作って演じてるのモロ出しでリアリティ薄くっていけませんや。画質悪いし。なんかこう、ヒロインがズルズル引きずられてゆくあたりがハイライトなはずなわりに、「信じてもらえないパターン」の苛々するプロセスを一気カタルシスに持ってくにはなーんか中途半端すぎやしませんか、あそこ。ま、どうでもいいや。
■人間蟲■ む、は……。ななんだこれは。こんなモンが映画として成り立つというのか。アルバトロスときたらいよいよ駄作ぶりをひたすら競うレーベルに徹したっつーのかャ。よくもこれだけ見どころ一切なしにできたなというか、そもそも怪物ったら一度も全身露わしゃしないし、ぽーんと首が飛ぶはいいが蝋人形丸出しだし、うざったい哲学気取りの半端セリフが長すぎるし、吸血鬼ハンターが使命を後継者にリレーしていくっぽい手垢まみれのテーマがなんとオチ模様のポジション与えられてるというドッ白け勘違いぶりだし、ハンターの無意味な自殺が全然盛り上がってないし(やることに困ったからって眼ぇブッ刺すんじゃねーよ)、怪物異様に弱いし、人間を襲う現場が一つもナシのままエンディングときた日にはもぅ唖然ですよ。オバカ系として作ってくれてすらいないこれ、どう分類すりゃいいんだ? ツッコミどころ探して楽しむ観賞法にのめり込んでる方々も、この映画ばかりは溜息に次ぐ溜息なのでは? トホホ…………
■フライトナイト■ ユルユルですね。アクションから造形からストーリーから何から何まで。あんなユルめでつないでいくってなら、冒頭部分のまんま、コメディに仕上げりゃよかったのに。コメディというにはギスギスしすぎなんだよな。友人も彼女も、全然信じてないはずなのに、いざチョビット怖い顔してつけてこられるとウワーとパニックになっちゃう。日常でもありそうなパターンで、ナルホドって感じではあります。しかしねえ、対面モードでチマチマやり続けているのでカタルシスが全然です。ガラスを破ってガシャーンと飛び込んでくるようなシーンもあるにはあるが、いかんせん単発。ええとあとは、そうね、串刺しに遭って苦しげなオオカミが可哀想でしたっけ。そのくらい。
■地下室の魔物■ コビトらの悪意というかなんというか、囁き声でうまく表現してたとは思いますがね、一度でいいからやつらと人間とを同じ画面で映してやってください。別々の画面で交互に映されたんじゃ、ただデカイセット作って演じてるのモロ出しでリアリティ薄くっていけませんや。画質悪いし。なんかこう、ヒロインがズルズル引きずられてゆくあたりがハイライトなはずなわりに、「信じてもらえないパターン」の苛々するプロセスを一気カタルシスに持ってくにはなーんか中途半端すぎやしませんか、あそこ。ま、どうでもいいや。
■人間蟲■ む、は……。ななんだこれは。こんなモンが映画として成り立つというのか。アルバトロスときたらいよいよ駄作ぶりをひたすら競うレーベルに徹したっつーのかャ。よくもこれだけ見どころ一切なしにできたなというか、そもそも怪物ったら一度も全身露わしゃしないし、ぽーんと首が飛ぶはいいが蝋人形丸出しだし、うざったい哲学気取りの半端セリフが長すぎるし、吸血鬼ハンターが使命を後継者にリレーしていくっぽい手垢まみれのテーマがなんとオチ模様のポジション与えられてるというドッ白け勘違いぶりだし、ハンターの無意味な自殺が全然盛り上がってないし(やることに困ったからって眼ぇブッ刺すんじゃねーよ)、怪物異様に弱いし、人間を襲う現場が一つもナシのままエンディングときた日にはもぅ唖然ですよ。オバカ系として作ってくれてすらいないこれ、どう分類すりゃいいんだ? ツッコミどころ探して楽しむ観賞法にのめり込んでる方々も、この映画ばかりは溜息に次ぐ溜息なのでは? トホホ…………