花と畑と その他 諸々…

半自給自足の生活を目指し、鍬とスコップと鎌で
時には鳥と話をしながら花と野菜を作っています。

スコップを持って畑に出よう

2021-11-05 12:41:01 | 野菜畑 家庭菜園
最近、再放送のTV番組で「心の時代」というのを途中から観た。

作家「目取真 俊」が戦争体験者から聞いた話の中で

戦争末期、洞窟の中に隠れていて、耐えがたい喉の渇きを覚え
水を捜しに行きたいが、外に出ると米兵の攻撃を受けるので出られない。

で、どうしたか。
屍体を岩の上に置き、その下に溜まった水を飲んだ。という話。

戦争というのは、爆撃を受けて人や建物を壊されるということだけではない。
死ぬまで自分の中に居座り続ける、忌まわしい、悲しい消えない記憶。

本を読みたいと思って書店に行ったが、案の定なかった。
(新刊じゃないしね。生憎、図書館は長期休館中。
私の記憶に怪しい部分もあるやもしれませぬ)

こうして今、暖かい秋の日差しを受けて座っている自分が
申し訳ない、という気持ちになる。

「野間宏」か「大岡昇平」の本の中に、猿の肉を干して食べたというのが
あって、捜してみたが文字が躍って見つからなかった。

「五味川純平」著「人間の条件」の中にも記憶に残る言葉があって
捜してみたが、なんせ3巻もあるので、これも見つけ出せなかった。

記録的な少雨で、畑はお手上げ状態。
暗い気持ちになった時は、労働で汗を流すのが一番。

スコップを持って畑に出よう。




6月に展示会をした。
常夜灯。昼間は消臭剤いれにも。