キットデッキを開発した20年前からコンセプトは、
「DIY初心者が作ってもプロ以上のものができる。」でしたが、
デッキ本体については販売当初からそのとおりの商品とすることができました。
しかし、基礎工事として束石を水平にする作業に一般の方が予想外に手間がかかることが分かりました。
デッキを組み上げると全体でしっかりしているので、そこまで基礎の水平はシビアにしなくとも、
いずれ高いところは地面になじんで下がるのですが、
一般の方はプロ以上に水平精度を出そうとされる傾向が強く、
そのため、高さを合わせる調整束を開発する必要がありました。
かくて調整束をつけたレッドシダータイプのデッキを「キットデッキラクーナ」と言う商品名で販売をしたのですが、
このデッキは、調整束だけでなく、他の要素で人気があります。
それは、融通が利くのです。これまでのキットデッキのように床板がパネルになっていないので、
サイズを自由に選べることができる上、床板の長さは無料で別注調整しますので、
段々レベルが上がってきた一般の方がご自分の庭で思い通りのデッキを作ることができる。
と言うことでこのような別注デッキもキットデッキで注文がくるようになりました。
もうこうなるとプロの施工をはるかに凌駕しています。
DIY向けの雑誌k「ドゥーパ」やエクステリア関係の雑誌を見ても、
これだけの綺麗に仕上がるデッキを一般の方が組み立てた例はありません。
開発者としても一般の人、しかも全くのド素人が組立てるのですから、
一般の人のDIYレベルアップは凄いなぁと感じます。お客様の感想を頂くと、
なぜかキットデッキを組み立てるとDIYに目覚める方が多く、このお客様も自分はDIYが好きなんだと目覚めたようです。
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