パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

あべりょう「核攻撃サバイバー」をどう聴くか

2017-09-16 18:21:55 | つぶやき

平成の空襲警報「Jアラート」が、先日朝けたたましく鳴り出した。またか…という感じで結構職場や、今日のサークルでも話題になった。

このJアラートが鳴っても、日本にはシェルターがない。(韓国にはあるらしい。)日本政府は鳴らすだけ、鳴らしてあとは自己責任の国だ。もしミサイルが飛んできて、日本の国に落ちた時、「でも警告したよね」という責任逃れのためのような、Jアラートは、そういう感じがする。私は、オリンピックに使う費用を核シェルターに使うべきだと思う。全国の小学校や学校、病院、公的機関は全てシェルターを備えるべき。アラートが鳴ったら、どこに避難すべきか、もっと真剣に考えたい。せっかく鳴らすんだから。これでは、何のためのシステムか分からない。


 

ところで昨日たまたま、youtubeで「あべりょう」という人の歌を聴いて、とても驚いた。あまりに衝撃を受けたので、私繰り返し見てしまった。広告を繰り返し見たのは、この人が初めてかと思う。youtubeでは有名らしいが、この人の歌詞、凄い。「核攻撃サバイバー」を紹介する。

「核攻撃サバイバー」 あべりょう

テポドンの核弾頭が発射

テポドンの到達時間は5分  

テポドンの着弾予想が 東京 新宿 中央公園上空

1分で生きると覚悟を決めろ

2分で上着を着て水を持て

3分で地下鉄に走り出せ

4分であきらめずに滑り込め

母さん 姉さん 僕に構わずに走ってくれ 迷わず地下鉄へ

広島原爆ドームからたった170m 閃光と衝撃波を地下室で避けて生き延びたサバイバーその人の名前は 野村栄三さん

 

テポドンの爆発 半径2キロ 新宿に落ちても渋谷は無事 国家機能麻痺する打撃にならない  救助隊の到着待て

1分で線路を奥まで走れ

2分で換気口に蓋をしろ

3分で鼻と口に布当てろ そして暗闇と寒さに耐えろ

最愛の人よ 僕を探さずに隠れてくれ 49時間は地下鉄で

放射線は最初の7時間で10分の1 減衰するから49時間後は100分の1 その理論の名は「7の法則」

 

この広告(歌だけれど広告として流される)はyoutubeに不適切だという意見、不謹慎とかそういった批判も受けているらしいが、私は凄いなと思った。北朝鮮ミサイルに対して、きちんと真正面から考え、調べた上で、風刺と皮肉を効かせて真剣に歌詞とメロディにしている。私は彼ほど真剣にミサイルについて、考えたことがない。だから衝撃を受けた。

それに過激なものをネットで公開するのは、勇気がある。そう思って、あべりょう氏の他の歌をいろいろ見たが、とにかく歌詞がいい。こういった過激な思想、言い方に、触れていない若い世代は、引くかもしれないが…。

笑えるもの(『痴漢冤罪サバイバー』核攻撃サバイバーのメロディをそのまま使用し、歌詞を変更)から、「スカイダイビング中のインストラクターの裏切り」泣けてしまうようなもの、どの歌が好きか、私の感性が問われるのでこれ以上自分の好みを書くことが出来ない(笑)が…右とか左とか関係ない立ち位置で、政治風刺や現代社会の歪みを過激な言葉の羅列とリズムで歌にするあべりょうは、面白い。夢中で聴いてしまった…。それを広告として流すという戦略を含めて、才能かと思うが。

こういったものに、眉をひそめる感性も大事だが、日本は民主主義の国、こういった見方、考え方が許されることが平和の証だと思うけど。

北なら銃殺、中国でも逮捕されるだろう。この歌が流れる日本、そこに価値があるんじゃないかと思ってしまった。とにかく凄いとしか言いようがない、ブログを書きながらスマホで聴いているが、どれも外さない。ちなみに僕の名前がYahoo!トップという歌、この意味にあるようなこと体験したから、身につまされ感、ハンパなかったし。

 

 

Comment