花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

おかえ詩-1

2022-04-27 | 
提灯(ちょうちん)

提灯下げた 女の子
薄紫の浴衣 華やいで
姉さんに紅を引いてもらって
いそいそと 下駄を鳴らす
カランコロン カランコロン
はやる気持ちに誘われて
闇夜に見えた火の玉は
祭りに行きたい一人ぽっちのお化け
     (原詩=bosomy)

越後ちぢみの 浴衣着て
はやる気持ちに誘われて
やって来ました 夏祭り
祭り太鼓が 鳴りやめば
カランコロンと下駄鳴らし
ゆらゆら揺れてる火の玉は
人間恋しい 提灯おばけ
     (返詩=ゆ~)

    タイトルの『おかえ詩』について
10年ほど前、「ココログ」でブログをやっていた頃
『bosomyと季節の詩』にインスパイアされた私は、コメント代わりに返詩を送っていたところ、「bosomy」さん「tutatyan」さん「うさぎさん」の間で、次のような会話がなされた。
 「こんにちはbosomyさんの詩は、情景が浮かぶので、何度も読み返して、堪能させて頂いています。ゆ~さんの詩も楽しみにしていて、いいですよね。これがほんとの”おかえ詩”っていうのかな。」(tutatyan)
  「ありがとうございます。おかえ詩!? お返し?お返詩?だじゃれでしょうか」(bosomy)
 「おかえ詩!? ざぶとん1枚、やっとくれ」(うさぎさん)









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詩 私、83歳

2022-04-24 | 
孤独

今日も僕は孤独の塔に立てこもり
茜色のワイングラスを片手に
微かに聞こえてくる波の音に
じっと耳を澄まして
黄昏の海を眺めている
モノトナスな潮騒のリズムが
ルンバに変わる時
きっとそのとき
あのひとは還ってくるのだから

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