平成時代の高校生
一年生の最初の授業で;
この時間に学ぶ科目は『英語G』です。私が教えるから「ジイ」なのでなく、
Grammar(文法)の頭文字のGです。だから、風貌から連想して私のことを『G先生』呼んではいけません。
『ジイさん』と言った者は減点対象です。ふつうは、Yu-先生って呼ばれているんだけどさ、一度でいいから『冬物語』のYun(ヨン)様って言われてみたいんだよね。
…そして3週間がたったある日の授業で:
板書している最中に、背後で「おジイ」という声がした。
「オイッ、今「ジイ」と言ったのは誰だ!きっと咲良(さくら)だな!」
「はい、すいませ~ん。うちのお爺さんの話なんです」
「そうかあ。咲良はオレ一人の可愛い孫だと思っていたのに、本当のおじいさんがいたのかあ」とつぶやいて、教壇に戻ろうとしたら、
「あっ、せんせい嫉妬してるう」と咲良。
私「そう。さくらが欲しい、花いちもんめ。・・・これを『Gの三角関…係って言うんだよ」
するとギャラリーから一声「おお、ゆ~先生のクリーンシットだ!」
・・・珍しく駄洒落が見事にヒットした瞬間でした。
東京ドームホテルのロビーの壁画(平山郁夫)
昨日、色々とお世話下さるコーラスのピアノ奏者に年輩の先生が、本当に何から何までお世話になって、、、日当をお払いしなくちゃね、、と冗談を、、そこで私「紅茶ですか?」と。。。
ウケましたぁ、、って、若い人には分かりませんよね、日東紅茶。
そうなんです。私も「三角関数」に素早く反応してくれた生徒のセンスに感動しています。
この頃は栄養ドリンクとコーヒーの私ですが、懐かしい「日東紅茶」を飲んでみたくなりました。
今後ともよろしくお願いいたします。(ゆ~)