こんな日本に誰がしたー安倍元首相の死を悔やんでー
美しいノートは心の顔
中間考査が近いので、英語のノート検査をした。
実に素晴らしいノートを作成している生徒が多い。
心を込めて書いてあるノートを見ていると、私が素晴らしい授業をしているような錯覚に陥る。
まるで職人のように、私の授業を美しいノートに作り上げてくれている。
学力だけの尺度では、いわゆる一流校に及ばない我が校の生徒だが、なまじ頭が良いという自惚れがないので、実に誠実にノート作りをしている。
昨今の格付け狂争社会の中では、学校教育に於いてさえ彼らの素晴らしさに価値を認める仕組みがない。
真面目、誠実、思いやり、美しい文字、美しいノートに価値を見出そうとしないならば、日本は決して美しい一流国家にはなり得ない。
美しい国造りには、美しいノートが必要なのだ。
そして、美しいノートを提出した生徒の顔は、とても美しいのである。
『花咲く丘の高校生』より
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