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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

岩手北部を旅する(番外編)〜一戸町が好きな理由

2021-11-25 | 街:岩手



一戸町の書店。本来は駅からここまで歩いて来る。今回は時間の関係で、クルマを一瞬だけ停めて撮影した。スルーしようかと思ったが、この書店が営業中の写真は撮ったことがない。一戸の写真はフジのカメラで撮ったが、これは途中なのでライカでの撮影だ。

さて、店の真ん前から写真を撮ると、店内に写っている男性がダッシュで飛び出して来た。その時点では店主なのか客なのか分からなかったが、「なに撮ってんだ!!」と怒られるのかなと思った。男性はダッシュで飛び出し来て、「大変なことをしてしまった。折角写真を撮っているのに写ってしまいましたね」と恐縮している。むしろ写って有り難かったのである。「看板の写真も撮って良いですか」と聞くと、「ああどうぞ」と中から別の男性が出て来て、その方が店主だった。最初に飛び出してきた男性はお客さんだった。一戸町は、そんな町である。だから好きなのである。

LEICA M10 MONOCHROME  / SUMMICRON M35mm ASPH


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2 コメント

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Unknown (madamleaf)
2021-11-25 12:09:48
地方ではまだがんばってる個人の書店があるんですね。
ちょっと感動しました✨
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madamleafさん (6x6)
2021-11-25 18:03:12
こういう書店自体は、まだあるのですが、これだけ本を並べて頑張っている店は貴重かと思います。
僕も嬉しかったです。
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