No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

ダークな気分〜(これで本当の終わり)斜光が本棚を照らす

2019-11-02 | その他
すいません、もう一回残っていました。重い身体と重い気分の中で撮ったり、選んだ写真たち。最終回は本棚。僕は本棚に本をランダムに置く。流石に全集みたいなものは、順番通り並べるけど、あとは適当、順不同だ。ある日の午後、自室の本棚に光が当たっていた。複雑な経路を経て差し込んだ美しい光だ。そんな光が照らされると、その本を再度読みたくなるのは当然だ。

でも、照らされた本は、色川武大の「狂人日記」だった。ギリギリずらしても、横光利一の「夜の靴」か、生田耕作の「滅びの文学」。・・・。ダークな気分にもなるぜ。

というわけで、内容の薄っぺらな「ダークな気分」シリーズは、これで終わりです。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMILUX M50mm ASPH


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2 コメント

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こんばんは (のり)
2019-11-02 20:37:30
太宰治はどこに隠れているのでしょう・・・?
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のりさん (6x6)
2019-11-03 08:18:47
太宰は、別の本棚です。あとkindleに全集が入っています。数百円で買えるんですよね。複雑です。
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