2010年に古川着で運転されたシキ801による特大貨物輸送。
B1梁使用で沼津の明電舎からの発送でした。
「ユニバーサル大物車」シキ800形の変圧器メーカ毎の梁の使い分けに興味があります。
ネット上の情報から梁と出荷元の対応をまとめてみると、
B1梁・・・日立、三菱電機、明電舎
B2梁・・・東芝
B2梁(中間梁併用)またはC梁・・・ダイヘン、愛知電機
という感じでしょうか(富士電機と高岳はよくわからないので保留)。
B1梁は継手を併用するために二眼式メスヒンジを有するのが特徴ですが、実際に継手を使ったことはどれくらいあったのでしょうか?
「大物車のすべて(下)」によれば、継手を併用した場合の互換形式(所有者)は以下の通り。
B1梁+継手1・・・シキ160形(富士電機)、シキ280形B2(富士電機)
B1梁+継手2・・・シキ300形B(日立)
しかしながら、これらのメーカからの出荷で継手を使用している写真を筆者は見たことがありません。
(写真は2枚とも 古川 2010-11-14)