海外メジャーの今季第3戦「全英オープン」は14日(木)に開幕する。第145回大会の舞台となるのは、スコットランドの南西部沿岸に位置するロイヤルトゥルーンゴルフクラブ。トッド・ハミルトが制した2004年大会以来、12年ぶり9回目の開催となる。
聖地セントアンドリュースで行われた前年大会を制したのはザック・ジョンソン。悪天候により27年ぶりの月曜日決着となった三つ巴プレーオフを制した。8人が出場した日本勢の最高位は、唯一決勝ラウンドに進んだ松山英樹の18位だった。
今年も日本勢は、松山、市原弘大、池田勇太、今平周吾、小平智、宮里優作、谷原秀人、塚田陽亮の8人が出場する。4度目の出場となる松山のベストフィニッシュは、初挑戦の13年(ミュアフィールド)で記録した6位タイ。飛距離にも増して精度が求められるリンクスコースで、強みのショット力をスコアにつなげたい。
メンバー最多の5度目出場となるのは、8年ぶりとなる谷原と2年連続出場の池田。谷原は前週の「日本プロ選手権 日清カップヌードル杯」で、今季2勝目をメジャー初優勝で飾ったばかり。5位フィニッシュと活躍した06年(ロイヤルリバプール)の再現に期待が高まる。今平と塚田の2人は海外メジャー初出場だ。
フィールドの注目は、いま最も勢いに乗るダスティン・ジョンソンだろう。6月「全米オープン」で念願のメジャー初優勝を飾ると、2週間後の世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストン招待」も制してビッグタイトルを連取した。「全英」の最高位は11年(ロイヤルセントジョージズ)の2位タイ。過去7度で予選落ちは初出場の09年(ターンベリー)1度のみだ。
欧州勢では、一昨年覇者のロリー・マキロイ、11年大会を制したダレン・クラーク(ともに北アイルランド)、07年、08年を連覇したパドレイグ・ハリントン(アイルランド)らが出場。総じて、欧州勢の優勝は少なく、ハリントン以前は99年のポール・ローリー(スコットランド)までさかのぼる。なお、今年は53歳のコリン・モンゴメリー(スコットランド)が予選会を突破し、6年ぶりの「全英」切符を手にしている。
【主な出場予定選手】
Z.ジョンソン、市原弘大、池田勇太、今平周吾、松山英樹、小平智、宮里優作、谷原秀人、塚田陽亮、J.デーリー、J.デイ、E.エルス、R.ファウラー、S.ガルシア、D.ジョンソン、キム・キョンテ、R.マキロイ、P.ミケルソン、J.ローズ、A.スコット、C.モンゴメリー、J.スピース、B.ワトソン、D.ウィレット
以上、GDOニュース
日本選手では、松山ですが、次に期待できるのは絶好調の谷原ではないだろうか?
リオ五輪代表の池田勇太にも期待しています。