[北京 18日 ロイター] - 中国軍の孫建国・連合参謀部副参謀長は16日、北京で行われた非公式フォーラムで、米国などが南シナ海で実施している航行の自由に基づく艦船派遣は「悲惨な結果」を招く可能性があると警告した。
同副参謀長は、航行の自由問題は一部の国々が繰り返し煽っているでっち上げと一蹴。「南シナ海の航行の自由がいつ影響を受けたというのか。過去、現在、未来のどの時点においても、そのような問題は起きない」と述べた。16日夜のフォーラムでの発言原稿を18日にロイターが入手した。
さらに、南シナ海における航行の自由の恩恵を最も受けるのは中国であり、妨害は許さないと言明。「しかし、軍事的航行の自由には常に反対する。それは軍事的脅威をもたらし、国際海洋法を軽視し、これに抵触することになる」と述べた。
そのうえで「この種の軍事的航行の自由は、南シナ海の航行の自由に打撃を与え、破滅的な結果を招く可能性がある」と述べたが、詳細には触れなかった。
一方、米国防総省当局者は匿名で、米国には航行の自由作戦を行使する権利があり、孫副参謀長の発言でそれが変わることはないと述べた。
以上、ロイター記事
仲裁裁判結果を無視する中国とアメリカの関係が、ひょんな出来事で、戦闘状態になる可能性が高まっている。
日本政府は、中国に安倍首相が裁判結果に従うべきだと抗議している。
マスコミも中国批判をやってほしいが、朝日はじめ、中国の回し者的な報道しかしてない。
情けない。