先日も、とあるレストランのブログ投稿記事を読んでいました。
おそらく人気店なのでしょう。取材の申し込みなどがよく来るお店なのだそうです。凄いですよね。
ですが、その時のスタッフの方の応対が、「あぁ、マズイことを言ってしまっているなぁ・・・」と直感的に感じました。
そのお店のあるスタッフが、取材に来たクルーに対して、
「ギャラは出るんですか? 材料費は負担してくれるんでしょうね?」
とかなりストレートに聴いたそうです。
すると、驚いた取材クルーの方が、「要るのでしょうか?」と応えたというのです。
その後、取材は、取り止めという結果になったと書かれていました。当然かもしれません。
そういうやりとりになってくると、お互いに喧嘩腰になってしまう可能性があるので、特に注意が必要です。
それぐらい、お金にまつわる話を切り出す際には、細心の心遣いが必要だと感じます。
私は、会社勤めの頃、営業職だったからか、お金のお話は、慎重に進めなければ、失敗してしまうという事を何度も体験してきました。
ですから、お支払いにまつわるお話(クロージング)に関しては、払う側も頂く側も心していかないと信頼関係が崩れてしまうと
考えています。
当店では、開業以来、取引先や仕入れ先に関しても、クロージングにまつわる決め事などは、原則として、どんなに小さな事でも文書に残
したり、お互いに文書を交換して、保管するようにしています。
「言った、言わない」という揉め事を抑止できるだけでなく、「当店では、こういうケースの場合、こうなっています。」と資料として
提示することで、商談もスムーズに進めることができるというメリットがあるからです。
また、お支払い、決済、入金というフレーズは、まず相手のご要望をしっかり聞いて把握してから、なるべく最後に提示するように
心掛けています。きちんと要望を聞いてくれた人に対しては、相手はあまり感情的にならないものです。
そして、お互いに、その場で決められない事、折り合いがつけにくい内容の事に関しては、一旦、検討するという形にして、再度、
商談という方法をとっています。
それでも、感情的になったり、ビジネスマナーやモラルを守れない相手だと感じた場合でも、自分が応酬してしまったら、負けです。
どんなに理不尽な相手に対しても、理性を忘れずに応対し、長く付き合えない相手だと判断したら、静かに自らが相手から、距離をとって
フェードアウトしていく。それが、ビジネスを自分のペースで有利に進めていく原則のような気がします。
誰しも、人間ですから、お金は欲しいものです。
しかし、それを相手に悟られないように、お互いに気持ち良くビジネスの話し合いができる人がいずれ、人から信用を得ることが出来て、
生き残ることが出来るのではと感じます。
ビジネスの成功者と呼ばれる人たちは、目の前の小額には一切左右されず、人や社会のために奉仕する事を最優先に考えるようです。
そんな、ビジネスや考え方が出来る人を目指していきたいものです。
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