平成25年度政治学級活性化研究会に参加しました

2013-10-24 16:58:36 | 講演・事例発表・研修会
福岡県糟屋郡篠栗町にある福岡県立社会教育総合センターで行われました「平成25年度政治学級活性化研究会」に参加しました。

・福岡県立社会教育総合センター4階からみた篠栗町
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・福岡県立社会教育総合センター
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◆開催趣旨
 福岡県では、昭和41年以来、県民の主権者意識を高める方策として、「まちの政治をみつめよう学級」を各市区町村に開設されることを勧奨し、政治に関する学習を実施することによって、県民の主権者意識の涵養に多くの成果を上げ、今日に至っております。しかしながら、従来の方式については様々な課題や反省点も生じており、新たな視点に立って学習会の再構築を行う事などが
求められています。このような中、本研修会は、市区町村の政治学級の学級生、選挙管理委員会啓発事務担当職員、教育委員会社会教育担当職員及び明るい選挙推進協議会委員が一同に会し、政治学級が今日置かれている状況を確認し、学級の更なる活性化を図るための方策を検討するとともに、関係者の相互交流を深めることを目的として開催するものです。

主催   福岡県選挙管理委員会、福岡県教育委員会、福岡県明るい選挙推進協議会
期日   平成25年10月19日(土)~10月20日(日)
参加者 市区町村の政治学級生

◆日程など
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◆19日、JR瀬高駅発10時52分の快速に乗車、11時45分に博多駅に着き、12時01分に乗り、12時16分に篠栗駅に到着し、タクシーで社会教育総合センターへ、12時20分過ぎには同センターの4階研修室に入りました。所要時間は1時間半程度でした。入室後、所用の手続きを済ませ、家内手作りの弁当を食べ、講演開始を待ちました。

◆講演 テーマ 「政治学級活性化のための取り組みについて」、みやまいいまち会の出番になりました。
 講演というよりも「みやまいいまち会」の学級活動を説明し、与えられたテーマである「活性化のための取り組み」の参考になればとの思いで、話させて貰いました。

 配布資料は。資料1(レジュメ)資料2(平成25年度学級活動の実績など)資料3(定例学習会などの詳細)資料4(Voters10号、大人の政治学級、まちの政治を見つめよう学級)の4セットです。

※下記は、資料1のレジュメです(クリックすると拡大表示されます)
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◆ 要点
 平成25年度の学級活動は、平成24年度明るい選挙推進優良活動奨励賞の受賞を転機として、新たな出発点となる。
①総会と同受賞報告会について、市民へ初公開した
②会長制を改め代表制とし、新代表のもとでの学級活動の展開している
③明るい選挙推進運動啓発活動に取り組みはじめたこと
④会場を喫茶店などを利用した和ろうそく企画展、体験教室、トークカフェなどの開催によ り、市民との交流がはじまったこと。
 以上のような視点から、市民、行政、議会等の評価や共感について、肯定的な見方をしている。今後の大きな課題としては、同会の持続的な発展と人づくり、行政との連携など、克服すべき課題も多々あることから、更なる努力が求めらる。
 このようなことを前提に、みやまいいまち会の母体、発足、反省と再構築、再出発、そして、現在の学級活動、課題等に触れながら話を進める。
おわりに、みやまいいまち会の学習スタンスである「話し合い活動」について、お話しました。これらの話し合い活動が、みやまいいまち会の内部だけに止まらず、一般市民へ広がるよう学級活動への移行を模索している。

市民の皆様が、まちに足を運び、地域社会のことについて、自由討論や、話し合い活動に参加する。そして自分の想いを語る。そして、政治が市民生活との深いつながりがあり、住民、自分自身の生活にも大きく影響を与えている事実を学び、これを理解する。そして、主権者としての総合力が醸成される。

話し合い活動は、自分の考えを主張することにより、自己重要感、存在感、多幸感が醸成され、社会に必要な人間であるという認識が生まれ、自己貢献度が高まるものと考えている。

また、自分の意見表明などを通じて、異なる多様な見解を学び、これにより協力関係が生まれる。これらの話し合い活動は、正に、まちづくりは、人づくり、そして、自分づくりにつながる。

自主学級活動は、知識、教養の範囲を超えて、現地での体験学習など、指導学習の枠を超えた活動ができる。

一方、指導学習は、どちらかと言えば、知識、教養の範囲内、個人の学びで終結し、自己貢献度が低いし、地域社会への貢献度も低いと想われる。

企画から成果まで自主的に、一貫性のある運営ができることから、達成感を享受できます。社会的に、絆づくりが大きな課題と言われておりますが、この醸成にもつながる。

みやまいいまち会の学級活動の取り組み姿勢が、市民、行政、議会などに、共感を得られるような言動に心がけることが大切。

今後も、自主学習組織としての利点を生かしながら、話し合い活動を充実させる学級活動を企画し、実践していきたいと考えている。

以上が講演の要点です。

最後に、自主学級組織や運営のこと、行政との連携のことなどの質問がありました。

・政治学級活性化研究会の場景
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