「木蝋の里みやま」を考える(完)

2011-06-22 05:47:28 | 和ろうそく作り体験教室

 木蝋は江戸時代から日本に伝わる伝統産業の中で重要な位置を占め、みやまの重要な地場産業でありましたが、高度成長期に入るや歴史と伝統ある木蝋も津波のごとく押し寄せてくる経済至上主義と石油文明に洗われながら現在に至っています。

現在のこの厳しい社会経済環境のなか、みやまでは「木蝋」の生産が行われています。

 ここでは、伝統の技と天然素材を生かした「みやま木蝋」を素材にした「和蝋燭つくり」などなど、市民レベルの取り組みによる「まちづくり」ついて考えてみます。

現在における木蝋(櫨蝋)に関するイベントなどの取り組みにつて整理してみます。

① 木蝋の里みやま」キャンドルナイト・・・・・ この6月18日に9回目が重ねられ、次回は12月に10回目が予定されています。木蝋の里みやまキャンドルナイト実行委員会」主催

②櫨の苗木植樹プロゼェクト・・・・・・・・・・・・・この2月に保健医療大学の敷地に50本が植えられました。所管は保健医療経営大学

③櫨蝋の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この4月に「まちの政治を見つめよう学級」二十日クラブの内部組織として設立。ここまで苗木の植付けや和ろうそく作りに参加するなど活動をスタートさせています。

④櫨並木つくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高田町の飯江川堤防道路に個人レベルで取り組まれています。

 今後、上記3団体などが連携し、市民、行政、企業などを動かし、「木蝋の里みやま」づくりに向けた取り組みを一歩、二歩と進めてゆくことが大切であろうと考えます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿