休日に北見市民会館へやってきました。
ここに、ぼんち祭りで使われる、大縄が納められています。長さ200m、重さ1.5トンのこの大縄を、白ふんどしの男衆と、白無垢の女衆、最大360人が参加し引き合います。
屯田口上と共に奉納されており、神聖なものとして祀られています。北見では昭和52年から始まった大綱引きも、それまでは北見、留辺蘂、端野、常呂の1市3町がそれぞれに行っていましたが、2006年に合併してからは、元4市町の対抗戦となったそうです。今年の夏も大いに盛り上がりました。
今日の北見は、開拓の歴史を歩んできました。豊かな自然と資源をもとに発展してきましたが、それは、ここで暮らす人々のたゆまぬ努力と、結びつきがあったからこそだと思います。単身赴任して3ヶ月たらずの私ですが、ほんとにまわりの皆さんが明るくて、しかも心温かく接していただいているのを感じます。
抜けるような秋空のもと、北見に来てよかったなと、心底思うのであります。
(記事:2018年10月 Update:2020年5月)