チャーマーズはクオリアというハードプロブレムに挑めと言います。
しかし、クオリアそのものを言葉で説明することは出来ません。
言葉で説明できないものを言葉で説明することは原理的に不可能です。
クオリアに関して説明できることは、せいぜい感覚野のどの部分を刺激するとどんなクオリア(例えば、”赤い”とか“痛い”)が生じるかということを被験者が報告するだけです。
このときの報告は、言葉によるものでありクオリアそのものの報告ではありません。
言葉に関して最も熟達している哲学者達がこれらのことに言及しないことは実に奇妙です。
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