古典物理学における測定は、単位物理量と測定対象の物理量との比を求めるものです。
このときの測定は量を対象としたものであり、測定結果を実数世界に写像します。
古典物理学は、量的世界を記述する実数的体系なのです。
このときの測定は量を対象としたものであり、測定結果を実数世界に写像します。
古典物理学は、量的世界を記述する実数的体系なのです。
一方、量子現象の測定の場合、
(1)スピンや偏光の向きの測定あるいは粒子の検出のように質を対象とするのが特徴であり、
(2)測定と言うより分類と言うべきものです。
このときの測定結果は、実数世界ではなく論理世界に写像されます。
その意味で、量子力学は質的世界を記述する論理的体系なのです。
その意味で、量子力学は質的世界を記述する論理的体系なのです。
ベルの不等式を検証する実験結果の分析は論理的なものです。
図式的には次のようになるでしょう:
【古典物理学における測定】 モノあるいは物理量の測定
↓(量から質への転化) ↑(質から量への転化)
【量子力学における測定】 コトあるいは量子現象の分類
量子力学は物質世界を説明する理論ではなく、物質(モノ)と情報(コト)とが
もつれあう奇妙な世界を説明する理論なのです。
詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!
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