偶然という概念は、物理学において不可欠なものです。
原子内の電子飛躍、放射性元素の崩壊、対称性の破れなどを説明するときに偶然という概念は不可欠です。
確かにその通りなのですが、これは物理学者の説明責任?を放棄しています。
決定論は、偶然性の介入によって非決定論に変化します。
自然現象も偶然性の介入によって非自然現象に変化します。
その端的な証拠が生命の誕生です。
宇宙の歴史は量子論によって解明されつつありますが、生命の誕生という話は出て来ません。
生命が偶然に発生したので量子論では説明できないからです。
生命の進化も偶然の重なりの結果なので更に説明不可能です。
しかも、生命の進化は不可逆過程なのです。
不可逆過程は、物理学では説明できません。
量子力学に観測問題がありますが、観測過程そのものが不可逆過程なのでこの問題を解決することは不可能です。
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