心と脳という異質なもの同士が何故影響し合えるのかを問う心身問題は、未だに哲学、心理学、脳科学などで議論され続けています。
脳の神経回路網には膨大な情報が行き来していることは脳科学で実証されています。
それらの情報は、クオリアや意識の創発に影響していることは疑いありません。
しかし、それらの情報が脳でどのように定義され、どのように表現されているかについては殆ど解明されていません。
それにも拘わらず、物理主義者、哲学者、心理学者、脳科学者らは神経回路網に流れる情報の部分を無視して神経回路網という物質と心という非物質とを直接結びつけて議論しています。
このような態度は、極めて非科学的なものです。
神経回路網における現象の説明に情報概念が不可欠なことは前述の学者も知っています。
しかし、情報概念は物理学にはありません。
このサイトの一連のブログでは、物質と情報という異質なもの同士が何故影響し合えるのかという情報物質問題について様々な角度から分析してきました。
脳内部でも当然この情報物質問題がある筈です。
脳科学者らは、心身問題について空しい議論を続けるよりも先ず情報物質問題を解決すべきなのです。
詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!
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