おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

1Q84

2011-02-26 22:32:32 | 本など々
読みたいと思う本はたくさんあるのだけど、文庫本は字が小さくて読む気がしないし、
もとより、じっくり腰を据えて本を読む時間もない・・・

安静に寝ていた間することもないから、こう言うときでないとできないと
久々に本を読むことに・・・

義姉から夏に借りたまま読む暇がなかった本があった。

発行前から話題を呼び、予約時点で完売になったと言う『1Q84』
著者のほかの作品を読んだこともないし、もちろん『1Q84』がどんな内容なのかも知らない・・・
義姉にどんなだったか聞いたら「まあまあだったよ」と、、、。

1冊目を読んでてまず感じたことは、出てくる宗教団体が実在しているものに似ている・・・
病気や怪我をしても医者にかからないし薬も使用しないって、
最近どこかの熱心な宗教信者の子どもが病気なのに病院にかからずに亡くなったって
テレビで報道してたけど、それとよく似た感じだった。

もうひとつの山梨に総本部がある教祖様のいる宗教団体は、
かつて地下鉄○リン事件で有名になったあの宗教団体に似ている・・・

それがまず頭に入ってしまったものだから、読んでいてあんまりいい気がしなく、
1冊目を読み終わるのに2日半かかった、、、。

2冊目、3冊目は割りと早く進んだが、やっぱり最初の印象がぬぐいきれなかった、、、。
骨まで焼き尽くしてしまう焼却炉って・・・あの事件を思い出しただけでも怖い、、、。

そして必殺仕置人を思い出させる悪人の制裁方法・・・

なんだか、あっちからこっちから色んな物を寄せ集めて作った感じで、
3冊一気に読んだものの、『指輪物語』や『ハリー・ポッター』みたいに
「早く続きが読みたい!」「このあとどうなるんだろう?」と言うような
ワクワク・ドキドキ感を少しも感じることがなかった、、、。

感じ方は人それぞれだろうけど、どこが話題作だったんだろう~・・・?
そして、どんなとこが面白かったんだろう~・・・?

告白

2010-07-07 22:16:30 | 本など々
職場の友達に借りたので、早く返さねばと一気に読んでしまいました。

映画と本とどちらを先に見るか聞かれ、
本を先に読んだ場合、映画を観た時に物足りなさを感じるので先に映画を観る方を選び、
それから本を借りて読んだのですが、今作品に関しては、先に本を読んだ方がよかったかも・・・

映画の予告編でも一番印象的だったシーン
「どっか~ん!」
が本にはなかった、、、。
文字にして表現すると、迫力が足りなかっただろうか・・・?
と言うか、本が原作で映画は脚本されているのだから、
この部分に関しては脚本家の脚色勝ちとでも言うべきだろうか・・・?

この部分だけでなくとも、今作品に関しては脚本の方が勝っているように感じた。
出演者である生徒達の演技力がそれに加わっていたからかもしれない

一気に読み終えた感想はと言うと、私に本が回って来るまでに読んだ人達が言うほど
“面白い”とも感じなかったし、“内容が重い”とも感じることができなかった。
題材としては確かに重いものを取り上げてはあるのだろうが、
それぞれの“告白”が、中学生と言う年齢的な視点もあるのだろうが、
あまりにも稚拙で自分本位
それが作者の狙いだったのだろうか・・・?

3人の母親が描かれていたが、どの母親像も(~ヘ~;)ウーン・・・・・
母親の日記としての“告白”も、あれは日記のはずなのにまるで作文?
教師も(~ヘ~;)ウーン・・・・・

映画では省略されていた姉の“告白”部分があったのならば、
なんちゃって熱血教師の“告白”や父親の“告白”部分が入ってても面白かったかも・・・?
特に父親の“鬱状態になりました告白”を聞いて(読んで)みたいものだ。

頑張って感想を書こうと思っても、映画でもそうだったけど、
心に残るほどのこともなく、感銘を受けるほどでもなく、
かと言ってずっしりと心が重くなるほどのこともなく、
ただ淡々と終わってしまったと言う感じだった。
だから何なの?と言うような中途半端な消化不良のような感覚が残っただけだった。

読めなかった・・・

2008-05-08 23:11:14 | 本など々
これって、もしかしたら、殺人ではなくて、
殺人に見せかけた本人によるものかもしれないなんて思っちゃうほどでした。

ポアロが亡くなった館の主の性格を考えるととしきりと言っていたのが気になり、
その性格を考えるとますます混乱し、結局犯人はいなかったのでは・・・?
と言う風に推測されていたのですが、まさか、まさか・・・
『アクロイド殺し』と同じように、よもやこの人がと言う人が犯人だったのは
大どんでん返しでした、、、。

『アクロイド殺し』のように、怪しいと思えるところもなかったし・・・
いやいや、後から考えてみると確かにおかしいと思える箇所はあったのだが、
体調不良の中で読んだので、集中してのめりこんでなかったのかも知れない・・・

またまた一気読み~!

2008-05-04 13:03:19 | 本など々
昨日の午前中読み始めたときは睡魔に襲われたりして中々進まず、
夕飯の時間には258ペ-ジのうち90ページまでしか読んでなかったのに
夕飯の後片付けを終えてから布団に入って読み始めたら、
途中で睡魔に襲われたものの、抵抗しながら読んでいるうちに
その後止まらずとうとう最後まで読んでしまった、、、。

今回読んだ『そして誰もいなくなった』はかなり有名な作品だと思うが、
読んでなかったようで、途中まで読んでも犯人が分からず、
おしまい近くになり、やっと怪しいと思える人物に辿り着いたのだが、
その人もあっさりと死んでしまい、推理のやり直し・・・・
もしかしたら死んだと思われている人が実は死んだ振りだったのかも?
と思いながら読んでいるうちに結末を迎えてしまった、、、。

GWの4連休で読み終えることができるか不安だったので
2冊しか借りてこなかったけど、もっと借りればよかったかな・・・?

さて、これから2冊目に取り掛かろう~♪

一気読み

2008-03-30 23:00:13 | 本など々
父の影響で推理小説が好きです。
中でもアガサ・クリスティは父が好きだったせいもあり、若い頃は割りと読んでました。
結婚してから家事や育児に追われ、本を読むことから遠ざかっていたのですが、
子ども達も手を離れたので、たまに読書をするようになりました。
とは言うものの、寝る前のわずかな時間しか読まないのですぐにつぶれてしまい
なかなか進まないのですが・・・(苦笑)

先日、映画の記事にクリスティの『アクロイド殺し』に似てると言うコメントがあり、
久々にクリスティが読みたくなり、この作品は読んだことがなかったので図書館に行って借りてきました。
2週間と言う貸し出し期限があるので、寝る前にチマチマ読んでるとはかどらないので
昨日の休みを利用して朝から読み始めました。

久々に読んだクリスティは面白く、のめりこんでしまいました。
この作品の中ではポアロはもう探偵を引退しており、そんな中での登場の仕方が中々愉快だった。
イギリスのとある田舎で起きた殺人事件に関わることになるのだけど、
イギリスではポアロと言う名前のスペルの読み方が正しく読めないらしく、
ポロットと呼ばれていたのだけど、きっとこれがポアロのことなんだろうなと思わされ、
そう思いながら読んでると楽しかった。

数人いる登場人物の中に殺人の犯人がいるのだけど、一体誰が犯人なのだろうかと
推理しながら読んでいたのだけど、出てくる人それぞれが怪しく、
その中での登場人物の人間相関図みたいなものは大体想像がつき、
予想は殆ど当たっていたのだけど、犯人は最後まで分からなかった、、、。

だけど、最後に犯人が分かってもそれは全然意外でもなく、
分からなかったのに「この人だったんだ~!」と驚きもしなかった。
なぜなら、読んでいて一番怪しいな変だなと思っていた人で、
でも、その人が犯人なわけがないと言う先入観念を抱かせる人物だったから、
おかしいと思いながらも、容疑者からはずしていた人物だったのだ、、、。

あまりにも面白くのめりこんでしまったので、いつもなら数日に渡って読むところを
久々に1日で一気読みしてしまった!
今週末もまた何か借りてこようかな・・・?

やっと読み終わりました

2007-11-24 21:36:14 | 本など々
 なかなかゆっくりと読書をする時間もなく、先日読んでから2ヶ月が経過してしまってました、、、。

昨日は本当は映画に行こうと思っていたのですが、昨日から公開される作品がいくつかあり、
休日で混んでるだろうし、疲れも溜まっていたので、予定変更して家でおとなしく読書をすることにしました。

朝から読み始め、夕方娘が「お腹空いた」と部屋から出てくるまで読みふけってました。
魔法省神秘部に入りいよいよクライマックスに差し掛かったところだったので、
続きが気になるところでしたが、夕飯の支度をしなくてはならず、
早々と夕飯を済ませ、続きを読んでいたのですが、とうとう睡魔に負け最後まで読めず
今日起きてから続きを一気に読み終えました。

友達に借りてから4ヶ月、実際に読んだ延べ日数はわずかだったと思うのですが、
集中して読む時間が取れないのが悲しいところです、、、。

映画では「もしかしたらシリウスは復活するかもしれない・・・」と微かな期待をしていたのですが、
原作を読んで、それが哀しい期待でしかないのが分かり、映画で分かっていた事とは言えショックでした、、、。
そして、映画で「今ここに真実が明かされる」とあったのですが、映画を観ても
「一体何が真実なんだろう・・・?」とよく理解できなかったのですが、
それもちゃんと何のことを意味しているのかと言うことが分かりました。
映画では短時間の中で要約しなくてはならない分説明不足だったと思います。

映画では描かれていなかった細かい部分が色々とあり、面白かったり、悲しかったり、
悔しかったりと色々だったのですが、映画では原作をちょっといじってあったりした部分もあり、
アンブリッジが失脚するシーンは映画の方がより一層「ざまぁみろ!」と思えた分、
原作にはそれがなくてちょっと肩透かしを食らったようだった、、、。

重い十字架を背負ったハリー・ポッターの運命は一体どうなるのだろうか・・・?
あと2作で簡潔を迎えます。
次の原作はもう出てるし、友達も読み終わったと言うことなのでまた借りようと思います。

ダ・ヴィンチ・コード ( ダン・ブラウン 著 ) 角川書店発行

2007-02-11 23:54:59 | 本など々




 『 ダ・ヴィンチ・コード 』読み終わりました!
上・中・下巻を2週間以内で読み終えることができるなんて・・・
しかも、中間の残り3分の1から下巻の終わり僅かのところまで
約1冊分を1日で読み終えてしまうなんて・・・
日頃本を読む暇がない私としてみればすっごい快挙です!

延長なしの2週間と言う期限を切られ、次に借りるためには
また予約をして何ヶ月も待たなければならないと言う状況下では
ただひたすら頑張って読むしかなかったから、
眠い目をこすりつつ何度もつぶれながらも寝る前に読み、
ちょっとでも時間があれば出勤時間前に読み、
仕事から帰ってきてからも夕飯の支度の時間まで読み・・・と
必死で頑張った成果でしょう~・・・
映画を先に観てたと言うこともかなり影響したと思う。

しかし、映画を先に観てたせいか、色んなシーンが頭に浮かびながら読み進んだ。
映画では理解できなかったことが本を読むことによって理解できた。
先に読んでから映画を観ればもっと分かりやすかったのかも知れない・・・
どんどんと謎を解いていくところなんか映画よりも面白かった!
映画でのパスワードはすっかり忘れてしまっていたけど、
一緒に考えながら謎解きするのは楽しかった♪

ラスト近くは映画とはちょっと違っていたように感じたのだけど・・・
ロスリンで“聖杯”に辿り着いたんじゃなかったっけ・・・?
ラストシーンでラングドンがルーブル美術館の正面で屈みこんでる姿は、
あれが結局の原作通りの結末だったってことなんでしょうか・・・?
もう一度レンタルして観直してみたいと思います。

あなたに逢えてよかった ( 新堂 冬樹 著 ) 角川書店発行

2006-12-19 23:44:08 | 本など々
 『私の頭の中の消しゴム』と言う映画がありましたが、今回読んだ『あなたに逢えてよかった』はその逆バージョンみたいなお話でした。

衝撃のラスト12ページにあなたは号泣せずにいられるだろうか?と帯に書いてありましたが、ラストどころか途中からずっとウルウルし通しでした。

『消しゴム』は若年性アルツハイマーを題材にしたお話でしたが、これはMCI(Mild Cognitive Impairment)と言って記憶障害や認知症のお話。
アルツハイマーの初期段階と言う説もあるらしいけど、アルツハイマーの場合は脳がだんだん萎縮していき最終的には死に至る病気だが、記憶障害や認知症の場合は死に至る病気ではない。

記憶障害になる男性はMCIの患者さんのリハビリに携わる作業療法士をやっているので、その病気に対する知識は十分に兼ね備えているため自分がその病気になったときに人一倍病気に対する恐怖心も大きくなり苦悩する。

恋人は彼の病気を知りどうしたら彼のためになるかまた苦悩する。
いつの日か、記憶の中から自分が消え去ってしまう恐怖心とともに・・・

『明日の記憶』も若年性アルツハイマーを取り上げた作品だった。
もっとも、これの場合は若年性と言ってももう中年になってからの話だったが・・・

最近はこう言う題材を取り扱った作品が多くなったように感じられる。

「たとえ今の記憶が無くなったとしても、僕は何度生まれ変ってもきっとあなたに恋をする」と言った彼
物語の中のセリフとは言え、好きな人にこんなことを言われたら嬉しいだろうね♪

そして彼女は、自分が彼の記憶の中から消えてしまったことを分かっていながらラストに彼に対して言おうとする言葉がこの本のタイトルでもある「あなたに逢えてよかった」
記憶から消えていようがいまいがこう言う言葉を言えるなんて、こう言うことを言える相手がいるなんて素敵だな~と思った。

やっと読み終わった・・・

2006-12-14 22:28:45 | 本など々
 『オリヴァー・ツイスト』の文庫本上下巻をやっと読み終わりました。

毎日読むというわけに行かず、寝る前に読もうと思っても数行読んではつぶれてしまうのでなかなか読み進まず、上巻は貸し出し期限を延長して4週間かかり、下巻に至っては延長しても読み終わらず、一旦返却したあと数日おいて改めて借りたと言う始末・・・

映画を観たあとに原作を読んでみようと思いつつ、他の本を先に読んだりしていたのでやっとのことでって感じでした。

読みながら映画のシーンを思い浮かべていたのですが、やっぱり原作とはちょっと違ってるいるようでした。

原作はかなり古い訳本だったので仮名遣いや言い回しも古典的で映画は現代風にかなり判りやすく作ってあったんだなぁ~っとあらためて思いました。

後半は映画とかなり違っていて、こう言う結末だったんだと、人と人の繋がりの面白さを感じました。

次は記憶が新しいうちに『椿山課長』を借りようかな・・・?

イニシエーション・ラブ ( 乾 くるみ 著 ) 原書房発行

2006-10-23 18:45:41 | 本など々
「面白いよ。難しくないから、サラッと読めるよ」と言って友達が進めてくれた2冊の本。
一冊は『葉桜の季節に君を想うということ』 そして、もう一冊が今回借りた『イニシエーション・ラブ』
どちらを先に読んでもよかったのだが、職場の前にある図書館には前者の方しか置いてなかったので、『イニシエーション・ラブ』は取り寄せてもらうように予約をしていたのだが、届いたとの連絡があったので借りてきた。

これも、『葉桜の季節に君を想うということ』同様、タイトルだけ見るとラブストーリーのような感じがするのだが、薦めてくれた友達は天変地異が起きてもラブストーリーを読むような輩ではない、、、。
(気に障ったらすまん!(爆))

友達が言う通り、サラッと2日間で読み終わってしまった。

が・・・
SIDE-A、SIDE-Bと二部構成になっているこの本、どうひねって読んでもラブストーリーにしか読めないのだ、、、。

おかしいなぁ~・・・、
こんなくさいラブストーリーなんか読むはずないしなぁ~・・・
それに、普通のラブストーリーだから、特別に面白いと言うほどでもないしなぁ~・・・
変だなぁ~・・・
と思いながら読み進み、とうとう最後のページまで来てしまった・・・

・・・?














・・・・・ん?






















あれぇ~!?


誰ですか!? それ!?



思わず前の方までページを遡り、確認してしまいましたよ。



おかしいなと思いつつ、とりあえず読み終えたことを連絡するついでに、「何でこんなのを選んだのか、およそ似つかわしくない選択だけど?」と友達にメールしたら、
「新聞の新刊コーナーで紹介されてて、ミステリーのジャンルに分類されており、かなり評価されていたので読んでみたが、自分はしっかり騙された!」と返ってきた。

ミステリー? ミステリーなら読むのは頷けるけど、騙された~? 何のことだろう?と思いつつ、「最後の数行が意味不明で・・・」と送ると、
「そこ! 何でか? よ~く考えよう!」との返事、、、。

んん~~~~~・・・
何でだ・・・?
どうしてだ・・・?
と考えていたら(-_☆)キラーンと閃いた!!!

そっか~!
そうだったのか!!!


うぬぬぅぅぅ・・・
すっかり騙されてしまった。。。
(-"-;)


しかし、途中、ところどころでこれって何か変!とか、これは怪しいぞ!?とか思いながら読んでたし、思い返してみると私がこれは?・・・と思ったところは全部何かしらの伏線だった。
そして、薦めてくれた友達よりは早く気付いたぞ!
           と 威張ってどーする!(爆)

いや、しかし、甘ったるい青春物のラブストーリーと思いながら読んでいたから、思いもかけない作者のトリックにはまってしまった。。。
面白かった!
次回からは、薦められるものは全てミステリーと考えて読むようにしよう・・・(笑)

どなたか騙されてみませんか?(笑)(*´艸`)

葉桜の季節に君を想うということ ( 歌野 晶午著 )

2006-09-23 01:44:32 | 本など々
 友達に薦められた「葉桜の季節に君を想うということ ( 歌野 晶午著 )」と言う本を「ダヴィンチの罠」と一緒に図書館で借りていたのだが、DVDを観る方が忙しくて、なかなか読書をする暇がなく、そうこうする内に2週間後の返却日になってしまい、1ページも読んでなかったので貸し出し期間を延長してもらい、貸し出し期限最終日の今日やっと読み終わった!
しかも、昨日の内に読み終えることができなかったので、仕事が終わったあと図書館に行き、そこで残りを読んで返却したのだ!
職場の向かいに図書館があると言うのはなんと素晴らしいことだろう~♪

しかし、この本にはタイトルにすっかり騙されてしまった!
葉桜の季節に君を想うということと言うから、ラブストーリーなのかな?と思いきや・・・

いきなり、「射精したあとは動きたくない」と言う書き出しに思わずドン引きしてしまい、エロ本!?
「おいおい!一体どんな本を薦めたんだよ~!

まさか、変な本を薦めるわけもなし・・・
ラブストーリーを読むようなキャラでもないし・・・と思いながら読み始めたのだが、話があちこち飛ぶからややこしくなる。
その飛び方も同じ次元でのあっちの話こっちの話ならまだ理解も出来るけど、過去に遡ったり現在に戻ったりと忙しい。
しかも、ある日付の話をするのに、この日の話をするためにはまずこの話からしておかなくてはならないと言った感じで状況説明的な文章が入ってくるのが煩わしい。
そんな書き方をしなくても順序だててある日付の話に持っていけばいいのにと思いながら読み進めて行く内に、その書き方や話の飛び方にも次第に慣れて行った。

ジャンルとしてはミステリーの部類に入るのだろうか・・・?
(今、カスタマーレビューを見たら、ミステリー大賞になった作品だったらしい
主人公である将虎が蓬莱倶楽部たる悪徳商法の被害に遭った友達のために一肌脱いで真相を追究していくというストーリー展開。
その中で過去に飛んだり現在に戻ったり、Aさんの話になったりBさんの話になったりと場面展開が飛びすぎる。

高校に通っていて大学受験を目指してる後輩キヨシ、キヨシの憧れのマドンナ愛ちゃんは最近おじいさんと死に別れた。
この愛ちゃんの「おじいさん」と言うところが曲者!

終盤に名探偵コナンよろしく謎解きが始まるのだが・・・
謎解きまで達する前に、途中で「ん?何か変」と感じるところがあり、私なりにある程度の予想は立てていたのだが、主人公には騙されました!
って言うか、主人公に関しても途中で「え?何で!?」と思うところがあったのに、何でそこで気付かなかったのか・・・!?
で、騙されたと気付いて途中の部分を遡って読み直してみると「あぁ、そうか~」
そして、その「あぁ、そうか~」が明確になった時に再びドン引きしてしまった。

ミステリーねぇ~・・・
まぁ、ミステリーっちゃ~ミステリーなんだろうけど・・・

ちょっと消化不良になった感じだったので、ミステリーの女王アガサ・クリスティーを借りて帰って来た。(苦笑)

ダ・ヴィンチ繋がりで・・・

2006-09-19 23:54:18 | 本など々


 先日、図書館に行った時に、『ダ・ヴィンチ・コード』を借りようと思ったのだけど、予約がいっぱいだったので、順番待ちリストに登録して、さて何を借りようかとウロウロしていたら、この『ダ・ヴィンチの罠( ロバート・カレン著 / 玉木 了[訳] )』と言うタイトルが目に付いた。

ダ・ヴィンチの絵にまつわる、ミステリーサスペンスのようだったので面白いかな~?と思い借りてみた。

24シリーズを観てたから仕方ないんだけど、読む暇がない!
暇があっても読み始めると眠くなる・・・

何でか考えてみたら、ロシアが舞台だったために、ロシア人の名前がややこしいせいだったみたい・・・
まず長ったらしい、そして読みづらい、おまけに登場人物が多い!
え?この人って前に出てきたっけ?と前に遡って何度も見直したことか・・・!?

文庫本にしては厚めで結構ページ数があり、ずっと進まなくて半分以上残っていたんだけど、土日で一気に読み終えてしまった。

映画と違い本は文章だけなので、想像力を駆使してその情景を思い浮かべながら読むのだけど、サスペンス物は想像すると痛いことが多いですね?

ラストのクライマックスに至ってはハラハラドキドキしながら、痛いとか熱いとか、大変でした。

でも、ダ・ヴィンチの絵を書くときの技法や使った絵の具のことなど、かなりリサーチして書かれたんだろうな?と感心しながら読みました。
タイトルに興味を引かれ借りたのですがなかなか面白かったです。

DEATH NOTE12巻

2006-07-05 21:43:37 | 本など々
とうとう終わっちゃいました。。。

息子から話を聞いて、早くから流れは知っていたのですが・・・

実際に読んでみると、何とも言えない終わり方でした。

あぁするより仕方ないんだろうと思いますが、
なんだかなぁ~・・・・・

リュークの気持ちがよく分かります。
読みながら中村獅童の声が頭の中で響いていた(笑)

ドラマ化決定~!

2006-05-08 22:54:35 | 本など々
 聞くところによると、常に売上ランクのベスト1になっている期間が長く、凄いベストセラーになった、今や国民的名作と言われている『東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン』(リリー・フランキー著)がドラマ化されることが決定しました♪


これは、去年の秋、友達に進められて読み始め、最初の数ページはいつもの読書ペースでなかなか進まなかったのですが、暇だった土・日の2日間で一気に読み終えてしまうほどのめり込んでしまい、そのあとあちこちで薦めまくった本です。

この本は、著者であるリリー・フランキー氏の自叙伝的な物語です。
母と子の愛情溢れる話が涙なくしては読めません。
後半は、ティッシュの箱を側に置き、嗚咽しまくりながら、ほとんど呼吸困難に近い状態になりながら読みました。

何を隠そう、この物語の中盤(著者の4歳から中学卒業するまで)の舞台が、私の育った地元なのです。
本文の中では、地名こそ出てきませんが、読んでいくうちに「あれ?」「ここって・・・?」って感じで、いたるところの描写が懐かしく目に浮かんでくるのです。
「もしかしたら、私が住んでいた田舎かも・・・?」と思いながらも半信半疑でいたところ・・・弟の同級生がご近所だったと言うことで、地元だと言うことが判明!
当時のお住まいも私の住んでた家から歩いて数分で行ける距離だったみたいです。

まだ読んでない方、是非是非お薦めな1冊です♪
                    
        決して回し者ではありませんので、あしからず。。。

私の住んでいた田舎を本の中で垣間見てください。(笑)