おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

ミス・ポター ( 試写会 )

2007-09-12 23:03:31 | 外国映画
『 ミス・ポター ( 試写会 ) 』
[監]クリス・ヌーナン
[総][出]レニー・ゼルウィガー
[歌]ケイティ・メルア
[出]ユアン・マクレガー エミリー・ワトソン バーバラ・フリン ビル・パターソン

 1902年、ロンドン。
裕福な弁護士の娘であるビアトリクスは、32歳で独身ながら、絵本作家になる夢を抱いていた。
彼女が描いたウサギが主人公の物語は、編集者ノーマンの心をつかみ、出版後、彼らの仲も急接近していく。

≫≫ 公式サイト

07/09/11 【 ◎・☆ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 ピーターラビット発祥の地であるヒルトップ・ファームの広大な農園風景と
イングランドの湖水地方の美しい景色と今にも喋りだすのではないかと思われる
ピーターラビットとその仲間たちの画とCGによる動画での可愛らしい表情に
思わず微笑んでしまう場面が何度もあり、癒されました。

1世紀前の封建的な女性蔑視(女性軽視)がまだまだ健在な時代の中で
適齢期を大幅に過ぎた女性が仕事を持ち自立して生きていくと言うのは
どんなに大変だったことだろうと思われる。
そんな厳しい時代背景の中で、自分のやりたいと思う道を見つけ
それに向かって進んで行く姿はとても輝かしく素晴らしいものに見えた。

周囲が反対しようとも、信じてあげるべき親の理解の無さが歯がゆかった。
もうしっかりと成人してしまっている娘が自立しようとしているのに、
娘は家柄のいい金持ちのところへと告ぐことこそが幸せへの道で、
老後の面倒を見てもらうために子供はいると言う自分勝手な欲望と
世間に対する見栄と偏見で凝り固まっていて、
娘の夢や希望を理解しようとしない母親は、まるで私の母親を見ているようでムカついた。

「もっとお前の話を聞いてあげるべきだった。すまない」と自分の非を認め
娘を理解しようと勤めた父親は立派だと思ったし、
「娘が有名な作家だと言うことを知らないのはお前だけだよ」
と妻に対して言った時には胸がスカッとした。
母親が出るシーンだけはムカついたけど、あとはほんとに素晴らしかったです。

ピーターラビットのふるさとの農園も素晴らしい光景だったし、
家具や調度品も当時を思わせるようなレトロな物が使ってあったし、
食器もウェジウッドが次から次に出てくるし、すっごい目の保養になりました。
そして、久々にきれいなキングズイングリッシュを聴いたような気がしました。

ピーターラビットのふるさとに行ってみたくなりました。。。

07-116 シネプレックス

今日の夕焼け

2007-09-12 22:17:36 | 日記


 朝起きた時にはバケツをひっくり返したような土砂降りで、
出かけるのを止めようかと思いながらも、観たい映画のためならえんやこらで
駅までの約15分の道のりを膝から下ビッショリになりながら行ったのですが、
映画が終わって帰る頃には朝の土砂降りがウソのようにすっかり晴れ上がり
夕方にはきれいな夕焼け空が見られました。